第24話 サーシャの直談判(後編)
ラウルの姿を見付けたカトリーナは、サーシャからの依頼をかいつまんで話した。
「それはまた、とんでもなく難しい依頼だね。その運命の彼を無事に探し出すだけでも大変なのに、彼とサーシャ姫との婚約まで十日以内に? 暗殺組織に属していたなんて、姫の相手として認められる可能性はほとんどなさそうだけど……」
困惑気味に眉を寄せたラウルだったけれど、強い瞳をしているカトリーナを見つめて、諦めたように微笑んだ。
「カトリーナがやるって言うなら、もちろん僕も協力するよ」
「ありがとう、ラウル。助かるわ」
「これは、アイザックさんにも早々に連絡した方がよさそうだねえ……」
彼にとって、カトリーナを巡るライバルのように感じられるアイザックには、あまり彼女の案件に直接関わって欲しくないというのが正直なところだった。けれど、これほど深刻な案件ではさすがに話が別だった。
「そうね。騎士団もちょうど追い掛けている話だし、これからすぐに彼に連絡するわ」
「僕は、どうしたらいい?」
「サーシャ様の婚約者であるテレンス様に、一度神殿に来ていただけるようお願いするつもりなの。その時、あなたにも同席してもらえないかしら?」
「もちろん、お安い御用だよ」
「けれど、これはちょっとした賭けでもあるの。危険がないとは言えないし、あなたを巻き込んでよいものか、まだ迷っているところもあるのだけれど……」
表情を翳らせたカトリーナに、ラウルは明るく笑い掛けた。
「そういう時こそ、僕を頼って欲しいと思っているから」
真っ直ぐなラウルの瞳を見つめて、カトリーナは微笑んだ。
「あなたが側にいてくれたら、心強いわ」
カトリーナはラウルの両手をぎゅっと握った。彼女からの確かな信頼が嬉しくて、ラウルの頬がほんのりと染まる。
「ところで、ラウル。あなたが神官になるよりも前の、随分昔の話なのだけれど、リッチモンド侯爵家の事件を耳にしたことはある?」
ラウルは顔にやや緊張の色を浮かべると、こくりと頷いた。
「うん。神官になる時に、この王国の歴史や、数世代前くらいまで遡った政治情勢は勉強したからね。名門リッチモンド侯爵家の、まだ幼い一人息子が誘拐された事件でしょう? 未だに、その息子も犯人も見付かってはいない、有名な未解決事件の一つだよね」
「ええ、その通りよ。さすがよく知っているわね、ラウル。……リッチモンド侯爵家には、その後息子は生まれず、当主は嘆き悲しんでいたと聞いているわ」
「それと、今回の事件にどんな関係が?」
「リッチモンド侯爵家に息子が産まれて程なくして、サーシャ姫が生まれたの。二人がまだ幼い頃に、彼らを将来婚約させようという話が持ち上がっていたのですって。結局、その後の誘拐事件で立ち消えになったけれどね。リッチモンド侯爵家とライバル関係にあったダルトン侯爵家の関与を疑う声もあったのだけれど、確たる証拠が見付からず、結局お咎めはなかったそうよ」
「そうだったんだ、それは知らなかったな……」
眉を下げたラウルを見つめて、カトリーナは続けた。
「近年勢いを増したダルトン侯爵家は、さらに政治にも介入しようとしているという噂があるわ。サーシャ様との婚約だって、そのための地位作りの一環とも囁かれているのよ」
「カトリーナの話だと、テレンス様は相当サーシャ姫に嫌われているようだけどね」
「ええ、その通りなのよね……」
カトリーナは、テレンスのことを話す苦々しい顔つきとは対照的に、想い人に瞳を輝かせるサーシャの姿を思い浮かべながら、静かに頭を巡らせていた。
***
その三日後、カトリーナに招かれて、夕暮れ時に神殿を訪れたテレンスは、数人の護衛を引き連れて、カトリーナとラウルが待つ部屋へと入っていった。彼は、二人を見て鷹揚に笑った。
「貴女が、大神官の一人娘というカトリーナ様ですか。隣にいらっしゃる神官様は?」
「彼はラウルです。彼は非常に霊力の高い、私が最も信頼している神官の一人です」
ラウルはテレンスを見つめてから、静かに頭を下げた。テレンスの顔は整ってはいたものの、自信に満ちたその顔付きには、どことなく高慢さが感じられる。
「ほう、そうでしたか」
彼は納得したように頷いたけれど、目の下には黒い隈がはっきりと浮かび、疲労と苛立ちが滲んでいた。彼は続けて口を開いた。
「実は、ちょうど私も神殿に来ようかと考えていたところだったのです。私からもご相談させていただいても?」
「ええ、もちろんです」
カトリーナの口元がふっと綻ぶ。テレンスはゆっくりと口を開いた。
「このところ、突然叫び声が聞こえたり、何もいないはずのところに黒い影が見えたりといったことがありましてね。もしかしたら、何かに憑かれでもしているのではないかと、そう思いまして」
「つまり、除霊したいということですか?」
「まあ、そういうことになりますかな。実は、私はもうすぐサーシャ姫との婚約も控えておりまして、おかしなものが側にいるようではまずいのでね。早速お願いできますか?」
「はい。ですが、まずはどのような霊が貴方様の背後にいるのかを確認いたしますね」
カトリーナの言葉に、彼は怪訝な表情を浮かべた。
「確認など結構です。こちらは悩まされているのですから、すぐにでも除霊をお願いしたい」
「まあ、そう焦らずに。あら……」
彼女はぶつぶつと人の名前を呟き始めた。その名前を聞いていた彼は、次第にそわそわと落ち着かない様子で身体を揺すり始め、その顔も少しずつ青ざめていった。
カトリーナが順番に口にしていたのは、暗殺組織のせいで天に召された者たちの名前だったのだ。
途中で我慢できなくなった彼は、カトリーナの言葉を遮った。
「貴女が仰っている名前は、いったい何なんです?」
「貴方様の背後にいらっしゃる方々のお名前ですよ」
「……っ!?」
さらにざあっとテレンスの顔から血の気が引いた。カトリーナは、彼の表情の変化をじっくりと確かめていた。彼は一段低い声でカトリーナに尋ねた。
「私に何が言いたいのですか?」
「いえ、ただ貴方様の後ろの方々にお名前を伺っているだけで……。なぜ彼らがそこにいらっしゃるのか、思い当たる節はありますか?」
「いや、そんな奴らは知らない」
そう即答したテレンスだったけれど、彼の額には玉のような脂汗が浮かんでいた。
「ただ、私のような金も地位もある者は、恨みと言わずとも妬みや嫉みを買うことは頻繁にありますからね。さあ、そこに悪霊がいるとわかったのなら、もう除霊に移ってください」
「いえ、すぐにという訳にもいかないのです。まだこの場に彼らがいるということは、この世に未練があるということでもありますし、何か貴方様に言いたいこともあるようですので……」
テレンスは顔を歪めてわなわなと震え出すと、急に席を立った。
「くだらない。私はもう失礼する」
テレンスは忌々しそうにカトリーナを睨み付けると、視線で後ろにいた護衛たちに合図を送った。彼らはそっと剣の柄に手を当てると、主人を庇うように囲んだ。
彼らが部屋から出ようとした、その時だった。部屋を照らしていた灯りが、ふっと消えた。
「いったい、何だ!?」
彼は、部屋の温度が急に冷えるのを感じた。薄闇の中、窓から僅かに差し込んで来る微かな光だけが部屋の中を浮かび上がらせている。目を凝らしたテレンスの前に、幾人もの人々の姿が朧げに映った。ゆらゆらとしたその輪郭を見て、テレンスも護衛たちも呆然としていた。
少しずつ近付いてくる彼らの人影を見て、テレンスは護衛たちに向かって悲鳴を上げた。
「早く、そこの亡霊を斬るんだ」
人影に向かって振るわれる剣は、空を斬るばかりだった。テレンスも混乱しながら、腰から抜いた剣を目の前に浮かぶ人影に向かって投げつけた。
その人影をすり抜けた剣が、カトリーナの正面に向かって飛んで来た。ラウルは慌てて彼女を庇うと、被さるように押し倒した。剣の切先が彼を掠め、微かにその白い頬に血が滲む。
「ラウル!」
「僕は大丈夫だよ、カトリーナ。それよりもほら、彼を見て……」
テレンスは震えながら絶叫していた。
「お前たちに直接手を下したのは、私じゃないだろう! なのに、どうして私のところに……」
カトリーナはラウルと目を見交わした。その直後に、部屋の扉の外側に控えていた騎士団の者たちが、いっせいに部屋の中へとなだれ込んで来た。
はっとした様子のテレンスだったけれど、時既に遅しだった。彼はもう、組織の黒幕である罪を自白したも同然だった。
彼が騎士からお縄を頂戴し、その護衛の者たちも騎士たちに連行される中、カトリーナとラウルは、まだその場に残る魂に向かって浄化の呪文を唱えていた。志半ばで倒れ、黒い靄のように地上に揺蕩っていた怨念が、すうっと透き通った光の粒へと変わり、天へと昇っていく。
彼らが無事に天の国へと辿り着くことを祈りながら、カトリーナはまた同時に、アイザックが無事にサーシャの探し人を見付けられるようにと願っていた。
***
銀髪を揺らし、息を切らして走る一人の青年の姿が、ひなびた小さな街の路地裏にあった。薄汚れた服を身に着けてはいたけれど、その顔立ちは美しい。追っ手を撒くことができたようだと、彼が壁に背中をつけながらずるずると腰を下ろした時、彼の頭上から声が響いた。
「君に、話があるのだが」
はっとして声の主を見上げると、金髪碧眼の威厳のある青年が自分を見下ろしている姿があった。彼がこの国の騎士団長だということは、青年にもすぐにわかった。
彼は身体をびくりと竦め、走り出そうかと左右に首を向けたけれど、もう体力も尽き掛けていた。彼が虚ろな目を周囲に向けると、騎士団長の背後に数人いる騎士たちのほか、一人の可憐な女性の姿が目に入った。
瞳に涙を浮かべるサーシャの姿を見て、青年の目が大きく瞠られる。
「また、お会いできましたね」
駆け寄って来た彼女が自分の手を取るのを、青年は信じられない思いで見つめていた。彼はしばらく口を噤んでから、力なく笑った。
「僕には、貴女にこのように親切にしていただく資格はありません。僕は、貴女の命を奪おうとしていたのですから」
「でも、私は今、こうして生きているわ」
アイザックが、静かに横から口を開いた。
「君がなぜ彼女を殺そうとしていたのか、教えてもらえるかい?」
「……彼女がこの国の姫だと――貧しい者から搾取している存在だと、そう組織の上層部に聞いていたからです。僕は物心ついた時にはこの組織の一員として育てられていて、親の顔も覚えてはいません。ただ、苦しく貧しい生活の中で、このような辛い生活を強いられているのは、王族や貴族が甘い汁を吸っているからだと、彼らは憎むべき存在だと、そう教えられて育ちました」
彼は視線をサーシャに移した。
「貴女様が、まさかこの国の姫だとは想像もしていませんでしたが、貴女様が貧しい人々に対して施しをする姿は、幾度かお見掛けしていました。弱い立場の人々に目線を合わせ、優しく微笑む貴女様に、僕は心密かに憧れていたのです」
「……!!」
サーシャの頬がたちまち熱を帯びる。彼はぽつりぽつりと続けた。
「貴女様の暗殺が、僕の初仕事になるはずでした。でも、その後ろ姿を見て、どこか胸騒ぎがしました。振り返った貴女様と目が合った時、驚きと共に、手にしていた刃を振るう前でよかったと、そう神に感謝していました」
彼はサーシャを見つめて微笑んだ。
「あと一目、貴女様のお姿を見られたらと思い、まだ死に切れずにいましたが……こうして貴女様が無事に生きていらっしゃるお姿を見ることができて、これでもう思い残すことはありません」
彼は素早く横に飛び退くと、自分の喉に刃を当てた。
「さあ、もう行ってください。また追っ手が来る可能性がありますから、どうかお気を付けて。姫様のご幸運を願っております」
「待って!!」
悲痛な声を上げたサーシャの横から、アイザックは冷静に彼に話し掛けた。
「彼女につり合うだけの出自を、君は持っている。君は、この国の名門であるリッチモンド侯爵家の一人息子だ。君は幼い頃に組織に誘拐されて、そのまま組織に放り込まれたんだよ」
カトリーナから聞いていた通り、誘拐されたリッチモンド侯爵家の息子の特徴と同じ、珍しい銀髪と青紫色の瞳を、アイザックは目の前の彼に確認していた。
「嘘だ。……まさか、そんな話があるはずがない」
呆然とした様子で、表情を失った彼が呟いた。アイザックが彼に続けた。
「君の本当の名はケヴィン。聞き覚えはないかい?」
彼の瞳がはっと揺れた。遠い記憶の彼方に、そう自分を呼ぶ優しい声を聞いたことがあるような気がしたからだ。
「もし、万が一そうであったとしても……もう手遅れです」
彼は辛そうに顔を歪めた。
「初仕事に失敗して、まだ人を殺めていないとはいえ、組織に所属していた僕のような者が家に戻ったら、一族の面汚しになります。僕の存在など、消えた方がましでしょう」
「そんなことはないわ!」
サーシャは瞳に涙をいっぱいに溜めながら、必死に彼を見つめた。
「貴方と目が合った時、私、思ったの。『私の運命の人は、貴方しかいない』って。貴方がくれたあの手紙に書いてあったように、私の一生を貴方にあげるから。だから、貴方もずっと私の側にいて?」
彼女は、そのまま躊躇いなくケヴィンに抱き着いた。目を見開いた彼の手から、カラン、と鋭い短剣が滑り落ちる。
泣きじゃくる彼女の背中に、躊躇いがちにそっと手を回すケヴィンの姿を、アイザックは静かに見守っていた。
***
カトリーナは、ラウルの頬の傷を覆っていたガーゼをそっとめくると、消毒薬に浸した脱脂綿で傷を撫でてから、新しく清潔なガーゼに取り替えた。
「ごめんなさい、ラウル。貴方に、こんな傷を負わせてしまって……」
悲しげに呟いたカトリーナに、彼は明るく笑った。
「気にしないで、カトリーナ。こんなの掠り傷だから、すぐ治るよ。それよりも、カトリーナに怪我がなくてよかった」
「あの時は、あなたのお蔭で助かったわ、ラウル。もしあなたがいなかったら、私、死んでいたかもしれない」
カトリーナは、自分を目掛けるように飛んで来た鋭い剣を見ながらも、咄嗟に動けず固まっていたことを思い出していた。残念ながら、彼女はあまり運動神経が良い方ではないのだ。
「でも、あのテレンス様にはカトリーナの作戦がぴったり嵌まったよね」
テレンスには、彼の恐怖心を煽ることで、自白を促すカトリーナの計画が功を奏した。天に昇れずにいる霊を浄化する前に、その存在自体を利用したのは初めてだったけれど、彼らも協力してくれたようにカトリーナには感じられていた。
因みに、彼らは名前を個別に告げられるほどには存在のはっきりした霊ではなかったけれど、カトリーナは事前に個別案件の情報を入手しており、もっともらしくテレンスに告げていたのだ。
テレンスがサーシャまで手にかけようとしたのは、気が強く御しにくい彼女に匙を投げ、代わりに妹を狙おうとしたためだったが、それが裏目に出た結果となった。
まだ申し訳なさそうに俯いているカトリーナに向かって、ラウルは口を開いた。
「そんな顔しないでよ、カトリーナ。僕の方こそ、いつも助けられてるんだから」
「でも、せっかく綺麗なあなたの顔が……」
「えっ?」
思い掛けない彼女の言葉に、ラウルの頬は赤く染まった。
(きっと、カトリーナのことだから、意識して言ってる訳じゃないんだろうけど……)
彼は思い切って両腕を伸ばすと、ぎゅっとカトリーナを抱き締めた。彼女の目が、みるみるうちに驚きに見開かれる。
「ラ、ラウル……!?」
「僕は、僕自身よりもカトリーナの方が大事なの。だから、これでよかったんだよ」
誰よりカトリーナのことを想うラウルの言葉に、彼女の胸には、今まで感じたことのないほど温かく、どこか甘酸っぱいような感情がじわじわと広がっていた。
「……ところで、カトリーナにはどうして、サーシャ姫があのケヴィン様と上手くいくってわかったの?」
二人は、無事にケヴィンを見付けて戻って来たアイザックから、既に事の顛末を聞いていた。
ケヴィンは、組織の黒幕だったテレンス自身が地位も金もある高位貴族だったと知って激怒し、組織に関して彼が知っていることを洗いざらい話した。
そのお陰で、騎士団による組織に関連する者たちの検挙はスムーズに進んだ。そうした騎士団への貢献と、彼の不幸な状況に鑑みた情状酌量に加え、彼が見つかり歓喜したリッチモンド侯爵家当主の根回しと、さらにサーシャ姫のたっての願いもあって、彼は結局、彼女の成人の儀の直前に、その婚約者に収まったのだ。
ラウルは、腕の中から彼女の恥ずかしそうな細い声を聞いた。
「……サーシャ姫がまだ幼い頃、国王様が彼女を連れて、婚約相手の相談にと神殿にいらしたことがあったのだけれど、その時相談に乗ったのがお父様だったの」
「大神官様が?」
「そうよ。その時、私はお父様の側でお話を聞いていたの。お父様は確か言っていたわ。『大きな壁が待ち受けてはいるけれど、サーシャ姫は、運命を感じるほどにケヴィン様と相性が良い』とね。それで、サーシャ様が仰っていた運命という言葉に、もしかしたらって思ったの」
カトリーナの瞳には、二人が貧しい人々の声を掬い上げ、誰もがより幸せに過ごせるように、国を少しずつ変えていく優しい未来が、ふんわりと浮かんで見えていた。
「さすがは大神官様と、カトリーナだね……」
感心したようにそう呟いたラウルだったけれど、温かく柔らかなカトリーナの存在をすぐ側に感じて、彼の顔は真っ赤になっていた。
ラウルの腕の中で、カトリーナも胸を大きく跳ねさせ、その耳まで赤く染めていたことまでは、彼は気付いてはいなかった。
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