飲み会処女のセンパイに突然モテ期がおとずれた！！

第27話 先輩の彼氏の座

　湊に直接聞けばいいだけの話なのかもしれない。

だけど……

聞くことができなかった。

夜　ひらりんから電話がきた。

「かんかんて、ラインの通知とかオフなの？

真島が、グループラインに入れてっから、かんかんも会話入れや！」

「はいよ！ってか、ひらりんはどう思う？」

「湊の件？」

「うん、そう」

「俺は～、よくわかんね～な～。

でも、ひとつ言えんのは、俺らの中で先輩の彼氏の座に１番近いのは、湊だってことだな」

「……ライン　はいるわ。　サンキュな」

先輩の彼氏の座に１番近いのは、湊　　か……

ーーここから未読ーー

真島『おつかれさん！！昨日は、無事に先輩をゲットできたわけ～？』

あ、なんも知りませんって設定なのか。

義徳『真島と同じ大学のデッカイ人が、真島の顔をたてるか！って、先輩を渡してくれたよ』

真島『そうなんだ〜（笑）大学一緒で朝陽建設って言ったら、ブッチだなー！あぁ見えていいヤツだよ（笑）

会社の連中に輪姦されてなくて良かった良かった！』

湊『山へ連れてって　まわすんじゃねーのって、ブッチさんも俺たちにそう言ったよ！

で、義徳がキレてた（笑）』

義徳『キレてねーわ！！』

ひらりん『キレてたよ！切れ長の目が、すごい　つりあがってたわ！（笑）』

義徳『ひらりん俺の顔なんて見てね～だろが。話、盛るなよ。

まぁ、たしかにカチンとは　きたけどな』

かんかん『ごめーん！出遅れた（笑）』

真島『マジで、かんかんスマホ持ってる価値なしだろ！』

かんかん『はい、いつもいつも　すみません』

真島『昨日は、みんなお疲れ様。ありがとな』

ひらりん『ありがとなって、俺の女がお世話になりました的な言い方だな（笑）そもそも、真島は、エントリーからハズレてるから』

真島『おい、おい、教育者がそうゆう風に仲間はずれを助長するのは良くないと思いますよ～（笑）』

ひらりん『仲間はずれ、とかじゃねーし』

かんかん『とにかく、ミッションクリアって感じだったよ！！』

真島『で？湊は、先輩のお家まで行ったの？』

湊『お家までってゆうか、お家の前で車から降りたからな。一応、肩かして玄関までは行ったよ』

真島『ふ～ん。肩かして、腰を抱いて、どさくさ紛れに胸もんだりしてね～のかよ？』

湊『は？（笑）胸揉むは、どさくさに紛れらんね～だろ？しかも、交番前で、強制わいせつ罪の現行犯逮捕されるわ！（笑）』

真島、何気に湊にさぐりいれてんのかな？

真島『交番前か～、マジで興奮すんな！！』

義徳『どうゆう性癖だよ？（笑）』

かんかん『真島、性犯罪は信用失くすから気をつけてよ～！』

真島『かんかん、マジレスすんなよ！！

湊、ムラムラこなかった？』

湊『どうゆう質問？真島、酔ってんの？』

真島『あぁ、家飲みしてる～！先輩とヤリたい！！』　

ひらりん『真島は　もう　寝ろ！！』

義徳『はいはい、おやすみ～。マジで、寝てろや！！』

真島『えーーーー！寂しいこと言うなよ～！

かんか～～ん！助けて～！！』

かんかん『はいはい、じゃ、も、遅いし、この辺で終わろうぜ。おやすみ～』

みんな、おやすみと言って、ラインから離れた。