第37話

もー また諦めるのか 嫌だな こんな自分あー もーどーすれば・・・


タマのことはまぁさっきのレベル上げのおかげでいっぱい上がった でごまかせるか 




今のうちに私のステも隠蔽しなおそう


名前 アサミ 年齢15 職業テイマー(勇者)


種族 ヒューマン 属性 八属性


レベル85


HP228200 MP398220 SP 0


力 B


魔法 S


体力 C


知能 B


俊敏 B


運 S


器用さ C


スキル 無限インベントリー 


    テイムS 


    鑑定S     


    異世界買い物 


    完全隠蔽 (隠蔽中 非表示)


    ステータスブースト


    スキル変換


   


    スキル大量に付 保留中 


魔法 空間魔法 【転移】 【影縛り】


   火 水 風 土 氷 雷 聖(All new)


状態 健康


称号 地球からの来訪者


   勇者


   聖獣の巫女(隠蔽中 非表示)


加護 ミューの加護(女神スキル【神との通話】1日に1回ミューと会話出来る。女神スキルをレベル毎に習得 取得経験値5倍 レアドロップ率UP )(隠蔽中 内容のみ非表示)






なんか色々スキル増えてるなぁ 魔法とかほとんど覚えてるし


スキル変換がさっき教えてもらったやつか


ステータスブーストってなに!これのおかげでHPMPえげつないことになってるの!?


もう隠蔽もしなくていいかっ!逆にこいつにはかなわないとかびびってくれるかも!?


信じてくれないならもうここにはいられないわけだし!


はぁ ほんと怖い あのみんながバケモンってみてる目 耐えられないや


なんとかしてタマが聖獣で無害だってのは隠さなきゃ 聖獣の巫女は隠した方がいいよね。


絶対隠さないとタマが奪われるかもしれない。


あとはミュー様の加護は内容だけ隠しておけばいいか。


はぁー でも 勇者召喚止めれるなら 私が勇者だっていえば終わらせれるかな?


でも ミュー様は未来が決まってるように言ってた 勇者召喚が起こります。って


私が行動してもそこだけは変えられないのかもしれない。




ギルマスの部屋には ギルマス ソフィー ダリア ジェシカさん 私 タマだ


空気が重い。


あ タマ返せって言われる前に先手必勝 お金返済だ。




「あ ギルマス タマのお金渡しますね 残り40枚です。お納めくださいませ。」


「お・・・おう・・・」


何も言わせない!


『アサちゃん 落ち着いてね』


「で 私なんで呼ばれたんですか?」


「いや 誰がどう見てもあれは異常だろう?お前何をしたんだ?あの大量のモンスターどうすんだよ」


「いや 襲われたから倒しただけですけど」


「倒しただけですけど じゃねぇよ!」


「え じゃぁ攻撃するな 黙って死ねっていうんですか! ひどいっ!」


逆ギレでうやむやにしてみようかな・・・


『アサちゃん ヤケになってないかい?』


(だいじょうぶ!私はやるんだ!)


「そうはいってないだろう?落ち着け!何も攻めてるんじゃない」


「と いうと?」


「あの異常の数はどうやって倒したか知りたい。教えてくれないか?」


「だって 頭おかしいって思いますもん。」


「いや それは聞いてみないとわからない。」


「変なこと言って警備隊に連れてかれたくないし 国に報告するとか言われても困るし」


「いや 普通そんなことしないだろう」


「それは絶対に?絶対に外部に漏れないようにできますか?そこの3人も?」


「お前ら どうだ?」


少し迷いながらも3人も頷く。


『アサちゃん 言っちゃうのかい?』


「じゃぁ いう前に みんなにウソついちゃったこと謝ります。すみませんでした。」


(せっかく仲良くなれたと思ったのになぁ もうムリだよ ウソつきたくない)


「アサミ 一体なんのことだ?」 「ウソ?なんのウソですの?」「ん??」「アサミ ウソとはなんだ?俺にはよくわからん」


「まず 私が4日前にこの町に来たのは本当です。でもあー もー なんていえばいいかわかんないよおお。」


「アサミ 落ち着いてくれ 全部じゃなくていいからゆっくりでいい」


「深呼吸ですわよ。アサミ」




(ばあちゃん ごめんね。厄介なことになるかも)


『決めたんならいいよ。ばあちゃんも付き合うさ』


『お姉ちゃん タマは二人と離れないよ。ずっとついてく。』


(ありがとうみんな)


「うん えっと 商売をしようと思ったのも本当 でも今日のことで もうムリかもって思ったからもうウソつきたくないんだ。」


「何を話そうというんですの?」


まぁ 見てくれた方が早いかな




「ステータスオープン」




4人は凝視している




アサミは下を向く。


見るのがこわい。絶対バケモノだと思われてる。あー 高校の時もそうだったな。


視線がこわい。私の事なんか言ってるように聞こえるのがこわい。期待を裏切るのがこわい。人がこわい。




「いや・・・ これは・・・」


「まさかここまでとは・・・」


「これほんとですの?」


「ええ・・・」




「これが私なんです。ウソついてごめんなさい。」




「勇者ってことか?」




「だってバケモノみたいに思われるでしょう?」




「いや 勇者はわかる 伝説のあれだろう?」




「でもなぁ たまたま勇者って称号もらっただけなんじゃないのか?」




「そう見えます?こんな異常なスキル ステータス 」


「怖くないんですか?」




「いや 勇者に会うの初めてだしんなもんわかんねぇよ。」


「たしかに勇者ってなにする職なのかもわかりませんねぇ・・」


「アサミはアサミなんですわよね?」


「アサミがこの事でアタシらにウソをつかなきゃいけなかったのはわかった。


でもそれとアサミの性格は別だろう?それとも何か騙すようなことして友達になったわけじゃないだろう?」




「まぁ 頭おかしいと思うだろうけど この称号の地球からの来訪者これ 別の世界なんです。」




「別の世界って言われてもなぁ 証拠もないだろうし称号だけじゃなんとも」


「んじゃぁー お湯 沸かしてもらえます?ご飯にしましょ!」




異世界買い物起動 


カップラーメン アイス ポテトチップス チョコ シュークリーム 


ぽちっと




空中からお菓子とアイスとラーメンが出現 




「さぁ 異世界のお菓子と簡単ご飯 おあがりよっ!」


『アサちゃん 食戟だね 誰が対戦相手だい!?』


(ばあちゃん うっさい!)

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