第18話

「じゃぁ 俺はもう行くからな あとはジェシカのとこに行って 冒険者試験を受けてくれ。期待している!」


「はぁい ありがとうございましたー。」




タマの鑑定はもう終わっているので ヤバイ結果が出ないように 人がいないとこに移動する




『タマの強さはどんなものかねぇ。』


「聖獣だから ヤバイことしか書いてないと思うよ・・・」


『タマ やばい?やばい?』




「えーっと タマはー」




名前 タマモ 年齢3123歳


レベル 1492


種族 聖獣(神獣) 九尾の狐


HP825000 MP125900 幼体制限HP 5200 MP1200


力 A


魔法 S


体力 B


俊敏 S


運 B


器用さ B




スキル 人体変化 


    威圧


    聖獣の癒し


    聖獣砲


    主人転移 


    聖獣の輝き


    神獣化(幼体制限)




魔法 火魔法


   水魔法


   闇魔法


   聖魔法 制限中


   雷魔法


   氷魔法


   時空魔法 制限中




状態 健康(幼体制限)




称号 空孤


   アサミとばあちゃんの家族


   異世界の大妖怪


   勇者の相棒




加護 神獣の加護(取得経験値5倍 状態異常無効 中級攻撃無効) 






(なんかヤバイの見た気がする。


やっぱりタマは地球のあの妖怪だった。しかも本人っぽい?異世界の大妖怪って書いてるし


でも この性格の幼さはなんなんだろう。 この幼体制限が関係ありそうだけど


元々 神獣だったのが弱体化して聖獣に格下げされた?まだわからないな。


空孤は納得 3000歳でなるってウィキでみた。てか HPMPレベルやばいって。何この子 すごすぎ


幼体制限があるから弱化してるけど通常なら私なんか ピチュンって死んじゃうよ!


時空魔法ってのも異世界から飛んできたっていうのでなんとなくわかるね。


でも この加護 状態異常無効を突破しての幼体制限だからなぁ。封印みたいなものなのかな?)




(ねぇ タマ この幼体制限ってなぁに?)


『うー?わかんない ずっと昔はもっとつよかったけど わすれちゃった。』


(ん- この幼体制限がタマの記憶を呼びもどすカギになるかもしれないね。)


『でもいいのかぃ?タマの神獣化は確実にすごい旅になりそうだけど 


このままの方がタマには幸せかもしれないよ?』


『タマ ふたりといれるならなんでもいいよっ』


(タマが昔 どんな子だったか知らないけど 何か理由があってこうなったならちゃんと調べるよ。)


『そうだねぇ 少し様子を見よう どんなになってもタマは私らの家族だよ』


(うん まだまだタマのわからないことが多いけど タマは大事な家族だよ。てか弱体化してても普通の人よりつよいんだよなぁ・・・。)


『タマ つよい?つよい?』


(つよいよー えらい子だぁー さすが私の妹っ)


『えへへー』


(で タマ この人体変化ってできるの?)


『アサちゃん ここでは目立つよ。宿に帰ったらにしときなっ。』


『うん。できるよぉー。でも 今変身より 前はもっとおっぱい大きかったきがするー。』


(うん 歴史がほんとにあってたら そうなんだろうね・・)


『やっぱり 神獣なんだねぇ』


(じゃぁ ギルマスにはタマは珍しいけど 危険なモンスターではないって報告するね)


『今のこの子には 悪意がないからねぇ 勇者の従魔ならなおさらだよ』


『タマいい子だもん!』


『ただ この子は強すぎる。アサちゃんの完全隠蔽で見られても問題ないように修正しときな。


 あんまりウソつかせたくないんだけどねぇ。それがこの子のためだよ。


霊獣ってばれたら世界中から狙われそうだしね』


(うん タマは私たちで守る!) 


『じゃぁ アサちゃんあとでステータス変更頼んだよ。』


(タマ お願いがあるの いい?)


『なぁにぃー?』


(今  この世界にはタマよりつよいモンスターや人がなかなかいないの。手加減できる?)


『てかげん?弱くなれってこと?』


(ううん 力を隠すってことだよ!かっこよくない!?フ 私はまだ10%の力も出していない!みたいに!)


『アサちゃん 中二病っぽいよぉ』


『かっこいいかもぉー れでぃだしね。』


(そうだね。レディだね!じゃぁ タマは本気を出さないこと!約束ね!)


『んじゃぁ 二人とも ジェシカの嬢ちゃんのとこにいこうか』


(あー これから試験だっけ?戦うのかなあ?)


『行けばわかるさ!さぁ行こう!』




と ジェシカの所に戻るのであった。

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