私の誕生日と幼馴染
以前に近況ノート
https://kakuyomu.jp/users/kuno1234/news/16817139558439446251
で書いた「幼馴染に誕生日プレゼントをしてみた件」の続編です。
私の誕生日は10/21なわけで、まあ言っちゃうのはアレですが、まゆこちゃんからお返しあるかなーみたいなことをちょっと期待してたりしました。かなもり君の誕生日にもプレゼントは渡してあるけど、こっちはたぶんないだろうなーという予測。
さて、そんな10月21の朝。誕生日を覚えてくれているだろうかと思いつつ、三人のグループにピカチュウの「おはようございます」スタンプを投下。
それが午前8:34のことで約1時間後に
ま【おはよー】
との返事。今日は仕事お休みしてもいたので
久【疲れたまったんでお休みもらったんやけど、久しぶりに良い意味でなんもしとらん気がするわー】
みたいな何気ないことを言いつつ反応を伺ってみる。
ま【大事なことよー。
いっぱい寝るべし】
ん?まあいつもの彼女らしい物言い(以前の彼女だとおつかれさんくらいで、こういう感じの物言いしなかったのがちと違和感ありますが)だけど、もしかして、私の誕生日忘れてる?
密かに少し疑いながらも
久【よねー。休息大事】
久【動き続けるのは惰性で休むのが決断って言った人おるんやけど、】
久【自分でやること勝手に増やすタイプには当てはまるんやろねーなんて布団でぼーっとしとるわ(笑)】
何気ない返事。まぎれもない本音ではあるんですが、内心では結構そわそわ。妻帯者が何そわそわしてるんだよというツッコミをしたい気分でいっぱいですが。
次にかなもり君が登場。時刻は午前10:26。
か【今日は3tトラックにて配送業】
か【天気がええわぁ】
なんとなく機嫌が良さそうなメッセージです。
こいつは誕生日のこと覚えてるだろうなと思ってるので気にせずやりとり。
久【おつー。配送業もやっとたんかー】
久【こっちも天気ええよー】
久【3tってでかいよね。こーいうの?】
久【(3tトラックの写真をぺたり)】
なんか本物をはっつけてくれるだろうと思っていたら案の定、
か【(彼の運転してる3tトラック(某医療機器メーカーのもの)の写真)】
がぺたりと。彼の反応について結構読めるのがなんだかフクザツです(笑)。
会社についてはプライベートになるので伏せるとして、
か【本日の愛機。】
なんて言ったかと思えば次の瞬間、
か【そうか、、、】
か【真一、誕生日おめでとーさん。】
付き合いが長いだけあって、すぐに気づいたかなもり君。この言い方からして、私が朝から普段と違う話を振ってくること自体が「誕生日気づいてほしいなー」な気持ちの表明なことも彼は読んでそうだなって気がします。人の心読むのがうまいんで。
ともあれ、素直に嬉しいわけで、
久【気づいてくれてありがとう(笑)】
久【てなわけで本日をもって3x歳!】
なんてちょっとテンション高めのお礼を言ってみるや否や、今度はまゆこちゃんからのメッセージ。
ま【おめでとー!】
ま【これで皆3x歳やなあ】
あ。これ、まゆこちゃんほとんど確実に忘れてる奴だ!
落胆しつつも、まあ祝ってくれてるんだからいいか。
ということで素直に流れを切り替える私。
久【ありがとー!晴れてみな3x歳やね。来年また飲みでもやろー(笑)】
久【二人は相変わらず忙しいやろけど、こっちはゆったりできる日が誕生日で良かったわー】
少し晴れやかな気持ちでそんな返事をしたのでした。で、テンション高いままに新居の部屋を二人にも公開してやろーということで、ぺたり。
久【本邦初公開(笑)普段のお仕事風景再現】
久【一日中こんなの見てるんで肩凝る目疲れる運動不足になるというわけよ】
とまあちょっと自虐気味に。
ま【散歩と接骨院必須やなあ】
いやまあそうなんですけども、と思いますが、まあほんと彼女の感想ってのはある意味でほのぼのとしていると言いましょうか。
久【いやもうほんとそれやね】
久【海遊館徒歩でいけるから散歩コースにしようかなて】
ちなみに、まゆこちゃんは大阪市天王寺区住まい。私が港区に引っ越してきたわけなんで、同じ市内です。海遊館は彼女も小学校の頃に言ったことあるし、お子さん連れてきたことあるからなんか反応ないかなと思ったのですが、反応なし。
か【画面が2個以上あるのが中2心をくすぐる。】
いや、そっちかー!と言いたい気分。かなもり君も割と理系でPC好きな方なんで、デュアルディスプレイでかつでかいモニターが二つ並んでるの見てロマン感じたのでしょうけども。
久【でも2画面やとマジで作業効率段違いよー。ブラウザを画面1に表示しながら画面2で作業できるんが一番大きいやも】
なんてこともない返事で終わってしまった10/21ですが、そこはただでは終わらない私。一対一でまゆこちゃんにボール投げて、誕生日忘れてたか遠回しに聞いてみようと思い立ったのでした。
で、一対一のLINEに移行。
久【そいえば、前に誕生日のときにスープストックのLINEギフト送ったけど、店でどーいう風に使えるかとかわからんままややったんで、ちゃんと使えたかなってのが気になってたんやけど、どう?】
聞き方が割と姑息ですね。彼女の誕生日に送ったプレゼントを出汁にすることで、連想で思い出さないだろうかという戦法です。しかも、LINEギフトが使えたかわからないという言い訳があるので、不審には思われないはず(笑)。
まあ、彼女のことなので素直に「誕生日プレゼントのお返し欲しいんやけど」と言えば応えてくれそうだけど負けた気分なわけで、探りをいれたいのです。
この時点で午後11:24。そして。日が変わった後の午前0:16。
ま【11月の末までやからまだ大事に残してるんよー】
ま【近々使わせてもらうよ(たのしみの絵文字)】
こういうこと素直に言ってくれるのが彼女らしいというかなんというか。
もちろんこっちとしても嬉しいわけですが。
で、次のが予想外でした。
ま【真一は誕生日プレゼントリクエストある?】
そう来たかーと。忘れてたのを思い出したのか、最初から後で聞こうと思ってたのか不明ですが、予想外の一手でした。
彼女は誕生日プレゼントの好みがわからないなら、相手に聞くみたいなこと前に言ってましたけど、何をと言われると困る。
色々考えあぐねた末、
久【そかそかー。実はアレ結構色々悩んだんで、なら良かったかな
寒くなって来たころに使うのもちょうどええかもしれんねー
考えてみたんやけど、足が冷え性なんよね。お値段テキトーでいいけど、
レッグウォーマーなんか嬉しいやも】
こんなリクエストを午前3:53に送ったのでした。
返事はいかに?しかし、書いてから思ったんですが、レッグウォーマーより無難にギフト券とか食べ物類の方が良かったような気もしてきました。
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