異世界の『坂本龍馬』我が道を行く。
「世界を今一度、修復いたし申し候」
龍が如く、種馬が如く、戦乱の異世界を駆け抜ける風雲児。
真面目すぎて苦労を背負い込む人も多いなか、
この作品の主人公は完全にストレスフリーです。
現代日本ではとてもできない事を、その場の思いつきでどんどんやってのけます。
まさに自由人。「我が生涯に一片の悔いなし!!」という生き方。
さすがシューゾウ!
おれたちにできない事を平然とやってのけるッ
そこにシビれる!あこがれるゥ!
変態に寛容な人にオススメです。
禁忌感が無ければ、シビれあこがれてしまいます。
何するか分からない男の奇行を楽しんでください。
久しぶりに肩の力を抜いて読める作品に出会いました。
形式だけはなろう系転生モノをなぞっているように見えますが、注目すべきはそこではありません。この小説の一番面白いポイントは、主人公のゲスさです。笑
敵は容赦ありませんし、ドMだし、すぐに女性キャラクターに手を出します。(もちろん直接的な表現は控えていますよ 笑)
さらに主人公がカッコつけるために吐く台詞や技名が絶妙にダサいのもポイントが高いです。
コメディではないので露骨に笑わせにきてる訳ではないのに、主人公のゲスい行動や絶妙なダサさに笑ってしまう、そんな小説です。
もちろん設定やストーリーなど細かいところを突っ込もうと思えばいくらでも突っ込むことは出来るかもしれませんが、この小説に関してはそんな行為は無粋です。
只々肩の力を抜いて、主人公の行動にツッコミを入れてあげてください。