作品と作者
皆さんは作品と作者の人格を切り離して考えますか?
私は心酔するほど好きな作品なら作者のことが気になります。
私はいろんなものに手を出せない方なので、ひとつひとつの作品を大切にします。
小説や漫画は作家買いが多いし、作家さんがどんな人なのかとても気になります。作家さんの人柄が見える作品の後書きを読むのが好きです。
映画だとメイキングを観るのが好きで、監督の思いや俳優がキャラクターをどういう気持ちで演じているのか、知りたいと思います。
音楽でも好きなバンドのメンバーのインタビューを読むのが好きでした。学生の頃は特に熱心で音楽雑誌BURRNを毎月楽しみに読んでいました。古本屋に行って過去のインタビュー記事を漁ることもしました。
そういうわけで、私は作品と作者を繋げて考えている方だと思います。
まず惚れ込むのは作品からですが、作者の考え方、哲学、精神性を知りたくなります。作者が差別発言をするとか、他人を見下すとか、人格的に尊敬できないと思うと、素直に作品を楽しめなくなるでしょう。
作品が面白ければいいじゃないか、作者も人間だから完璧ではないという意見もあります。切り離して楽しめるならそれはそれで良いと思います。
私は書いている作品が好きだし、誇りを持っています。もし、作品を好きになってくれた方が作者の言動を見て幻滅してしまうのは残念なことです。自分を必要以上に飾る必要はないと思いますが、作品に恥じない言動を心がけたいと思っています。
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