創作活動の心得(自己流)

WEB小説の読みやすさの工夫

 WEB小説を読むようになったのは自分が一次創作を始めてからです。

 それまで紙書籍派で、同人誌も必ず紙本で発行していましたし、一般書籍は紙本を買って読んでいました。

 カクヨムに投稿するようになって、他サイトにも登録して気になるタイトルがあったり、お気に入り作家の作品が更新されたりすると読みに行きます。


 この間、久しぶりに紙本で小説を読んだのですが、やはり紙は読みやすい。それなりのページ数があっても読める。

 比較して、WEB小説だと長い物語をちゃんと理解して読むのは結構難しいと思いました。


 あくまで個人的な意見ですが、WEB小説だと一話2,000文字~3000文字くらいが読みやすいという感覚があります。1000文字だと少ないけど、2000文字くらいだとホッとするという気持ちです。というのも、iPhoneで隙間時間に読もうと思うとき、スクロールバーが短いとやはり「ウッ・・・!」と身構えてしまいます。

 いくら名作でも一話一万文字あると紙書籍化したときに読もうか・・・と思ってしまいます。

 私は横書きのまま読むのですが、きっと頭が紙本と違うものとして読んでいるのでしょう、一話あたりの集中力も紙書籍と比べるとやはりもたない。


 改行スタイルも、WEBならではの読みやすさがあります。紙本でセンテンスごとにいちいち改行されると煩わしいけど、WEBだとそれなりに改行があった方が読みやすいです。改行の心地良さは人それぞれと思います。

 20行ほど改行なく字下げも無いWEB小説は読んでもらう気があるのだろうか、と思うことがあります。


 WEB小説では文章の上手い下手以前に、読みやすい体裁が必要だなと思っています。私も自分の作品にはリズムがあります。それが読者にとって読みやすいかどうかは謎ですが、読みやすいようにという心がけを忘れないように書いています。

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