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2022年9月19日 03:32
「カサイ」 教室の机で寝ていたカサイ君のうしろから、ハマグチ君が声をかける。「ん」 突っ伏したまま、顔だけ向けると、ハマグチ君は待てないかのようにカサイ君の肩を掴んだ。「あれ、聞いた?」「なにを?」「美術のイノウエだよ」 カサイ君の顔が変わる。 そこから先は聴こえなかった。ハマグチ君が周りに聴こえないように小さく話し始めたから。 カサイ君の顔がまた変わった。 わたしはそれを教室の端で見ていた。 校庭の陸上部がつまらなかったから。
作者からの返信
うううハマグチですか。
「カサイ」
教室の机で寝ていたカサイ君のうしろから、ハマグチ君が声をかける。
「ん」
突っ伏したまま、顔だけ向けると、ハマグチ君は待てないかのようにカサイ君の肩を掴んだ。
「あれ、聞いた?」
「なにを?」
「美術のイノウエだよ」
カサイ君の顔が変わる。
そこから先は聴こえなかった。ハマグチ君が周りに聴こえないように小さく話し始めたから。
カサイ君の顔がまた変わった。
わたしはそれを教室の端で見ていた。
校庭の陸上部がつまらなかったから。
作者からの返信
ううう
ハマグチですか。