■七.



 武芸競技会は午後の部になっていた。アフロディテは天幕の中で仮眠をとっていた。眠りにつくのを見届けたタキトゥスは近衛隊の集っている七軍の休憩所に向かった。ディテちゃんの衝撃がまだ尾を引いていた。近衛隊は競技を終えた者から仮設の幕に集まり、今日の武芸大会についての感想を語ったり、適当に集まって雑談をしていた。

 あれは誰だと近衛将校を掴まえて訊いた。

「ああ、あの方」

「アフロディテさまの夫だ」

 全く男っけがないとばかり思いこんでいた女に男がいると何故こんなにも衝撃を受けるのだろう。愕いているのはタキトゥスだけで、近衛隊の面々はそれが何かという顔つきだった。

「アイストスさまと云われるのだ。夫といっても一年で離婚されている。だから元夫だ」

「先帝の命で無理やり結婚して無理やり離婚させられたのだが、アイストスさまとアフロディテさまの夫婦仲はよろしかったのだ。双方十三歳での初婚だった。夫婦というよりお友達のようなものだな。夫というより元彼のほうが適当か」

「処女喪失がお早い」

「下品なことを云うな。皇族の結婚は神聖なものだぞ」

 近衛兵が次々と口を出してきた。

「王族ならどこでも結婚はそんなものだぞ。十歳で四十歳の男に嫁ぐこともあれば、その逆もある。アフロディテさまがご結婚されたことがあっても何ら不思議はない」

「うん、そうなのだ。十三歳だからね。お互い侍従や侍女に教えてもらっていたがいざとなると頭の中は疑問でいっぱいで、アフロディテと一緒にこうかな、ああかなと試しながら結合したのだ」

 実に爽やかに爽やかではないことを語って、姫さまの元夫のアイストスは「楽しかった」と懐かしそうに微笑みを浮かべた。

「初顔合わせの時から、わたしはあの子が気に入っていた。アフロディテは堅い顔をしていたが、悪い子ではないとすぐに分かった」

 軍人でもないのにアイストスは朝から武芸大会に参加していたという。

「参加資格など。そんなもの、わたしの家名で全て説明がつくことだ」

 片腕を真っ直ぐ前に伸ばして目測をつけると、若君の投げた槍は見かけからは意外なほどの強い力ではるか遠くに飛んで地面に突き刺さっていた。タキトゥスに場所を譲った若君は「鈍ってる」と手首を振った。

 アフロディテの最初の夫アイストスは、美しい顔をしていた。貴人という言葉がぴったりだった。明るい眼をした育ちのよさそうな男で、現在の皇位継承争いにはまったく係わらないながらも、帝国創成期から何人もの皇帝を出してきた名家の出ということだった。

 タキトゥスが槍を投げた。その軌跡を追って落下点がすぐに分かるものか、若君は「まずまずだ」とすぐに云った。

「アフロディテを妻にしている時は本当に楽しかった。今なら新婚生活ももっと巧く出来るししてやるのだが、あれはあれで面白かったのだ。わたしもアフロディテも小さい頃から大人に囲まれていたから、同年の異性の友達が出来たのが新鮮でね。狩りをしたり賽を振ったり遠乗りに出かけたり、毎日いろんなことをして遊んだのだ。

 入浴も寝るのもいつも一緒だった。アフロディテが細剣に持ち替えたのもわたしの剣術指南教師の勧めだ。ちょうど男と女に力の差が出てくる頃だった。

 先帝の命で離婚させられて、他の貴族の女人と結婚してからもずっと忘れずに、いつもアフロディテのことは気にかけていた」

「離婚されなければよろしかったのだ」

 タキトゥスが投げた槍は若君の一投目に並んだ。この男と結婚したままならアフロディテは皇帝から嫌がらせを受けることもなく、軍隊に居ることもなかったはずだ。結婚させて一年後に無理やり仲を裂いて離婚させた先帝は何を考えていたのだ。

 その疑問にはアイストスから答えた。

「よくあることだ。ご夫君を亡くされて寂しく暮らされている貴族の若い女人がいたのだ。アイストスはそちらと結婚するがよかろうと先帝が申されたのだ。その話が降りてきた時にディテと二人で話し合って、お互いこれからも何人かと結婚して離婚するだろうが、歳をとってからもう一度結婚しようねと約束して円満に別れたのだよ」

 もう理解が追い付かない。

 若君の眼が優しげな微笑みを残したまま、タキトゥスに注がれた。

「お前かな、剣闘士あがりの護衛とは」

 タキトゥスは頷いた。

「闘技場での評判はきいていた。騎馬民族の王族の末裔だったか」

「それは剣闘士の売り文句の看板で、偽りです」

「どうせ皇帝に何か命じられて来たのだろう」

 若君の眼は笑っていたが、その口調は鋭かった。

「アフロディテのことで、皇帝から何か云われているのだろう」

 タキトゥスは何となく背筋を伸ばした。穏やかな若君には何かそうさせるものがあった。古くは皇帝を輩出してきたという先祖の血がそうさせるものか、アイストスは頭上に冠を戴き、皇帝にしか許されぬ色の衣をまとってそこにいるようにみえた。

 タキトゥスはアイストスが次に何か云うより先に云った。

「俺は、皇帝陛下から直々に姫さまの護衛を命じられただけです」

 喉元に若君の手にした槍の先があった。タキトゥスは愕いた。風を切る音がしたのは後から分かった。かわせなかった。

「アフロディテを殺せと云われているのだろう、皇帝から」

 槍先をタキトゥスの喉に突き付けた若君の眼は笑ってはいなかった。これと同じ笑みをタキトゥスはアフロディテの口許にも見たことがあった。初陣の夜に焚火の傍でみかけた。

「皇帝はお前に命じたはずだ。アフロディテを殺せと」

 アフロディテがタキトゥスに名を変えさせたわけが分かった。火の神ファイストスとアイストス。この男がアイストスという名だからだ。呼ぶたびに想い出すというわけだ。

「ディテの元夫としては、お前を此処で殺しておくべきかな」

 アイストスは男にしておくには惜しい美貌だったが、やはりそれは男の顔だった。整ったアイストスの顔を見つめながらタキトゥスは突っ立っていた。姫さまの元彼。

 アイストスは笑い声を洩らした。艶めかしい眼差しというものを男のうちにタキトゥスは初めて見た。何かを秘めた、愚かな人間を慈しんで見ているような眼だった。あまりにも恵まれている男にのみ可能な眼つきだった。

 まあいい、とアイストスは小さく息をついた。

「さほどに従妹姫が脅威とみえる。正確にはアフロディテが誰と結婚するのかが問題なのだが。あの皇帝にも困ったものだ」

 何かを考える顔をして若君は、「わたしからも少し動いてみるか」と独り言をいった。

「タキトゥス」

「は」

「アフロディテに助けが必要な時にはわたしに声を掛けるように」

 今しがた「皇帝からアフロディテを殺せと命じられているのだろう」と訊いたばかりの男によくもそんなことが云えたものだが、アイイストスの眸に曇りはなかった。 

「お前の顔は覚えた」

 槍を手許に収める素早い動きに見覚えがった。若君の所作にはアフロディテと似たところがあった。夫婦であった頃、同じ剣術教師に就いていたからなのだろう。

 アフロディテの元夫が砂糖菓子のような軟弱な男でないことにタキトゥスは歓び、そして少し面白くなかった。夫婦であったといっても十三歳の少年少女のことなのだから何も過去に嫉妬することはないのだが、落ち着かないものがある。姫さまのことは今でも女には見えないが、少しずつ興味を抱いて惹かれているところが確かにある。

「ぱきぱきのぱさぱさ?」

 若君が揶揄うようにタキトゥスの内心を代弁した。

「わたしにはそうは想えなかったが」

 槍を構えて、若君は後ろ脚を引いた。

「まあそこは秘密だ」

 美しい顔立ちをしてるくせに喰えない男だった。タキトゥスは若君の矢が空を切ってさきほどより遠くに突き刺さるのを見ていた。



 槍投げ競技は第五軍の強者が優勝し、タキトゥスとアイストスは入賞のあたりで落ち着いた。遊びだというのに若君は心底、悔しそうだった。何事にも真剣に取り組む男のようだった。

「今回は優勝が二つしかない」

 若君が云ったのでタキトゥスはびっくりした。本気の趣味人は怖い。

「騎馬民族出身だったよな」

 第七軍の顔見知りに呼ばれた。飛び込みで馬術競技に出ろという。誰の馬かも分からない馬を適当に掴まえて障害物を軽く跳んで一周して戻ってくると、タキトゥスは準優勝していた。

 観ていたアイストスは「事前準備もしていないのにいい成績だ。よかったぞ」と育ちの良さ全開の清々しい笑顔でにこやかに褒めてくれた。

「剣闘士の看板は偽りだと云ったが、騎馬民族であるのは本当なのだな」

 アイストスはタキトゥスの見せた鮮やかな馬術にひどく感心していたが、馬と暮らしていた日々ははるか遠くだった。騎馬民族と云われても「そういえばそうだった」程度の認識だ。

 歩くよりも早く馬に乗ると云われるような民だった。馬と過ごすのが当たり前で、馬が巧いという意識すらない。裸馬にも易々と乗れた。信頼して馬に任せておけば馬が勝手に人間を運んでくれるのだ。これは大昔から馬と暮らしてきた騎馬民族だけが持つ特殊な才だった。

 父母の顔も分からない。集団生活を送っていた。誰もが子どもたちの父であり母だった。幼い頃の記憶は僅かしかない。いつも大勢の大家族で草原を移動していた。大人の男たちが狩りをしている。女たちが赤子に乳を呑ませて料理を作っている。

 眼を閉じると帝国では通じない異国の言葉の幾つかが想い出されてくる。憶えているのだが、いざ口に出そうとすると云えなかった。

 朱く濡れた色に空を染めて原野の向こうに大きな太陽が落ちていく。その後には光がぎっしり詰まった乳白色の星の河が群青色の夜空に流れた。もの寂しい笛の音色と、老人たちの呑んでいた酒の匂い。

 同じ年頃の子どもたちと仔馬を連れていつも駈け回っていた。遊び疲れた子どもたちを大人たちが抱き上げて、樹々の間に吊るした網の寝床におさめていく。

 夜空を眺めながら寝た。眠れない夜があれば月の舟が行き過ぎる星の海を見ていた。幾つかの遊び、幾つかの唄、幾つかの季節が確かにあった。

 小国の軍勢に襲われて奴隷にされた。さらに小国が帝国に吸収されて帝国の奴隷となった。あれほど大勢いた大家族はばらばらになってしまい、あの日以来一度も逢っていない。おそらく逢っても分からないだろう。

 回想に浸る気質ではなかった。大きな樹の葉ずれの下、網の寝床に吊るされて眠っていた沢山の幼子たち。乳の甘い白さと三日月の夜。

 騎馬民族かと訊かれればそうだと応えるが、今となっては、あれは前世の日々だったのだとしか想えなかった。



 武芸大会が終わると、また出陣だった。今度は帝都の中を横切って御前行軍するという。

 皇帝直属の禁衛軍である一軍と皇都防衛の任にあたる二軍を除いた残りの軍が居並び、皇帝の許を順番に行進していくということだった。

 その様は、整然として美しいのひとことだった。

「気分が上がるよな」

 ストラボとマイウリが囁いてきた。圧巻だった。銀色の柱のように剣を掲げて一軍ずつ皇帝の前を行軍していくのだが、世界最強の帝国軍はその呼び声を裏切らぬ偉容で、世界中の軍隊を帝都に集結させたかのようにみえた。

 ものすごい数の将兵だった。帝国の人口を軽く超えている気がしたが、都の民が見物に押し寄せてくると、やはりこちらが少ないのだとようやく知れた。

「お仕度は終わりましたか」

 待機の場に充てられた無蓋劇場の二階の小部屋にタキトゥスが様子を見に行くと、姫さまはエトナの手を借りて既に支度を終えていた。いつもの将の軍装だったが、軍套だけが違い、緋色の軍套が今日は白色の儀礼用のものに変わっている。

「そなたは我の後ろにいるように」

 姫さまはタキトゥスに命じた。

「皇帝みずから任じた護衛だ。ちゃんと我の傍にいるということを、陛下にお見せしておくのだ」

 エトナが身振り手振りでタキトゥスにやることを教えてくれた。整列して路を行軍していって皇帝陛下に挨拶をするだけです。こんな感じで、こうです。

「儀仗兵たちが並んでいますので、そこから示される合図を見逃さず周囲に合わせておけば、だいたい分かると想いますよ」

 アフロディテはすでに馬に騎乗していた。軍規に背いた傭兵を処刑した時もそうだが、いつも突然何かの大役を押し付けられている気がする。

「始まりました」

 はるか遠くの先頭のあたりをエトナが指し示した。

 晴れた空の下、巾の広い巨大な階段が設えられていた。皇帝と皇族のための観覧席だ。頂きの王座に座る皇帝は空から降りてきた神のようだった。

 馬の轡を並べて整列した第七軍にアフロディテが号令をかけた。

「進軍」

 待機場の劇場を後にして、第七軍が帝都の大街道を進んでいった。凱旋街道は軍隊が通るために作られた幹線道路なだけあって横巾がおそろしく広い。 

 警護の任にあたっている一軍と二軍を飛ばし、老将軍率いる三軍から御前行軍は始まった。

「老将軍の三軍だ、そしてその次が髭将軍の四軍だぞ」

 帝都の民にとって馴染みの深い老将軍、髭将軍と慕われる第四軍が続き、その後には戦場に奥方を伴っていることで有名な五軍の伊達将軍が帝都の女たちの眼を奪った。

「ご覧よ、第五軍の将だよ。いつ見ても姿が良い男だねえ」

 その次が第六軍だった。

「来たぞ」

 民衆はかすかな含み笑いをして第六軍を待ち構えた。剣をふるえぬ情けない将軍を一目見ようと大勢の人が第六軍の将ユリウスの通過を楽しみに待っていた。

「あれだ、ユリウスだ」

 馬上の将ユリウスは流石に緊張感を保っていた。しかし剣を手から落とすようなことこそなかったものの、片手で手綱を握り、片手で剣を持って恰好をつけている蛙を引き延ばしたようなユリウスの姿は人々の失笑を誘った。堪えきれぬ笑い声が沿道に密かに広がっていった。

「見ろよ、蛙面が馬と剣の両方に気を取られてやがら」

 馬の上にいる引き延ばされた蛙は、なんとも頼りなく、不格好で、大真面目な顔をしているだけに、どうしようもなく噴き出す者が後に続いた。喇叭と太鼓の音がそれに被さることで、ようやく不謹慎な嘲笑がかき消えるというありさまだった。

 奴隷たちが各軍が通過する合間に路をすばやく掃除して掃き清めていく。

 第七軍の番になった。

 いつもの緋色の軍套を白に変えた儀装姿のアフロディテは先頭に立って男たちを率い、人々の前に現れた。

「姫さまだ」

「アフロディテ姫将軍さまだ」

 皇族を示す金線の入った軍旗が青い空にひるがえった。姫さまは兜あげて顔をみせており、姫さまの馬も煌びやかな特装で飾られていた。それまでの将とは打って変わって、小さなお人形が軍隊を率いてやって来たような、どこかお伽話めいた雰囲気に見物の民衆は熱狂した。

「姫将軍さまだよ。なんて可愛らしい」

「姫さま、アフロディテさま」

 帝都の人々は用意していた花びらを籠から空に撒いて第七軍を祝福した。紅一点の若い女将軍は帝都の人々から人気が高かった。子どもたちは花束を握りしめて、行軍していく姫を歩道を走って追いかけた。

「姫さま、姫さま」

 石畳の道が花びらで埋め尽くされるほどの歓迎ぶりだった。戦場にいると分からなかったが、青年皇族の中で女はアフロディテだけということもあって、男に混じって戦っている姫さまは民衆から大人気なのだった。

 ふと緊迫する空気があった。それまで座していた皇帝が、皇族の従妹を見送るために玉座から立ち上がっていた。

「捧げよ」

 一度顔の前に剣を立てると、アフロディテは剣をはるか高みにいる皇帝に向けてて傾けた。第七軍の将兵もそれに揃えた。姫の後ろにいるタキトゥスもそうした。斜めに並んだ銀光の剣が水晶の列のように行き過ぎていく。

 剣を掲げて階段の上の皇帝を見上げるアフロディテは姿勢を微動だに崩さず、皇帝もまた微動だにしなかった。宮殿にいる時と違い、屋外に設けられた王座にいる皇帝は巨大な階段の上にとまった大きな鉄の鳥のようだった。皇帝の頭上にあるその冠は世界を制する太陽の光そのものだった。

 従妹を見送る皇帝の眼には呪いのような強いものが篭っていた。

 アフロディテは皇帝から眼を離さなかった。媚びも怯えもしておらず力を抜いていたが、その小さく整った表情のない横顔には逆に何かの塞がった感情が皇帝に対してあるようにも見えた。壇上の皇帝と皇帝の従妹は上と下からひたと見つめ合っており、そこにはタキトゥスの入り込めぬ積年の何かが緊張した糸のように張りつめていた。

 皇帝の姿が後ろになるとアフロディテはまた剣を顔の前に立てて、一度斜め下に振り下ろしてから剣を引いて鞘に納めた。第七軍の全体がそれに揃えた。

 皇帝の隣りに立つ第二皇子が皇帝には見えない角度から小さく手を振ってアフロディテを送り出していた。



 道の先が左右になる別れ際、アフロディテは若君の名を呼んだ。戦場に向かう軍隊と道を違えて所領地に戻っていく若君は片手を挙げて明るい眸でそれに応えた。 途中までアイストスは第七軍と共に馬を進めてアフロディテと愉しそうに何か喋っていた。気を利かせて御付きたちは距離を空けていた。

 姫と若君は二人きりで馬を並べて前方にいた。彼らが何を話していたかは誰にも分からなかった。

 時々、アイストスは手を伸ばしてアフロディテの手を求めた。アイストスが云ったとおり、結婚と離婚を繰り返した後でまた一緒になる約束をあらためて交わしてでもいるのだろうか。馬に乗る二人の後ろ姿は穏やかで、庭園か野原を散歩しているようにみえた。

「アイストス」

「またねアフロディテ。大好きだ」

 タキトゥスには口が裂けてもいえないようなことを云って、アフロディテの元夫は従者を連れて去っていった。



》続く

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