「行く」
形のない声で今を描いていた。
君の虚げな瞳がなんとなく脳裏から離れない。
夜が来ない正しさを探しに行けば、どこかで君が笑ってくれるだろうか。
ふと、“何か”が僕を急かし追い立てる。
その“何か”は分からないままだが、早く行かないとって。
明かりを消して、藍色の世界へ。
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