えびえびしすたーず「電波が頭に降ってきた」

4.6

第360話 えびえびしすたーず「過激な人」

「ヨーロッパのお友達がどんな人かって言うと、簡単に言うなら順法精神が無くて人脈を広げるのがとてもすごくて、楽しい事が大好きで、何故か私と後輩が巻き込まれて大変な目にあったりする……」

「仲間を絶対に裏切らなくて、自分で敵陣に突っ込んで無傷で帰ってくるタイプですよね。危険の方が逃げ出しちゃうような」

「信頼しているし頼りになる人よ。なんだかんだと私と後輩とヨーロッパのお友達で大学生活を乗り切った仲だからね」

「先輩。犠牲は大きかったですけど、峠の運転技術は向上したじゃないですか」

「本当にね……。って、私は車の運転は好きだけど走り屋じゃ無いって言うの!」

「えー、あの運転技術って山の上にある大学の観測所に通うために、毎日峠を攻めていたから身に着けた運転技術だと思っていましたよ」

「私は、安全運転で順法精神高く運転していたわよ!」

「先輩。大学の私道だからと、物理学と工学の実践だと言って車何台も廃車にしていたじゃないですか!」