第325話 えびえびしすたーず「先輩と後輩(修正版)」

「先輩。夏休みの学校って、何か独特ですね」

「部活とかで登校している生徒は多いけど、それでも夏休みは夏休みの明るさと言うか雰囲気がでるからね」

「先輩。今年は学校のプールがよくわからない生物が繁茂して使えなくなって残念でしたね」

「体育の授業は私たちの担当ではないから、プールが授業で使えなくなっても本来は関係ないのだけどね」

「しかし先輩。あの繁茂した生物って正体わかったのですか?」

「それが後輩。正体調べる前に、みんなオゾンと紫外線と薬剤で清掃しちゃって、研究機関にまわす資料が残って無いのよ」

「それは残念でしたね。面白い資料になったのに」

「後輩。異世界召喚されるたびに、いろいろなサンプルを回収して懐かしき母校に送って調べてもらっているけど、いつも地球のものと言われているから期待するだけ無駄よ」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る