第321話 えびえびしすたーず「冷たいものに冷たいものを」
「お姉ちゃん。コンビニで何個アイスを買ってきたの?」
「1、2、3、……おそらく十個以上!」
「お姉ちゃん……。いつもスマートフォンで決済しているからって、たくさん買いすぎだよ」
「我が妹よ。お姉ちゃんは、家計管理は上手なんだぞ!」
「もう、その話は何回も聞いたから」
「それより我が妹よ。アイスを早く冷凍庫に収納しないと溶けてしまう!」
「お姉ちゃん。冷凍庫の中身がいっぱいだから、すぐには収納できないよ」
「しかたない……。我が妹よ、二人で食べよう」
「お姉ちゃん。こんなに一気には食べられないよ」
「……こうなったら最後の手段を使うしかない!」
「お姉ちゃん……。何か大きくて重そうな容器を持ってきてどうするの?」
「この液体窒素をたっぷり入れてある特殊な保管容器の中にアイスを入れておけば、アイスが溶ける心配はなし!」
「お姉ちゃん……。どうして液体窒素を自宅に保管しているの?」
「だって、人工知能の計算をさせるときにコンピューターを冷やすのに使いたいから」
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