4.2
第320話 えびえびしすたーず「会計はゲームであれする」
会計は、夏休み前半ゲームをたくさんしていた。
「会計、まだゲームするの?」
「この新しい体感型対戦ゲームで次は勝つのよ!」
会計は、ゲームで遊ぶのが好きだか特別上手ではない。
「会計、ショッピングモールにわざわざ来たのにゲームばかりしているのは良くないと思うよ?」
「書記も心配性よ。夏休みは楽しまないと♪」
書記は、会計を心配する。
「……あ、お金無くなった」
「会計、今日は銀行の口座から何回お金をおろしたのよ?」
会計は、すでに何回も財布を空っぽにしていた。
「銀行じゃなくて、証券会社の口座よ。配当金が入ってたからお小遣いには余裕あるのよ」
「会計、そういうお金は再投資しないと」
お嬢様学校の生徒には、資産運用はたしなみである。
「大丈夫よ。ほとんど再投資に回して端数をゲーム代金に使っているだけだから。それより書記は山のように買い物して、そのお金こそどうしたのよ?」
「会計と同じで、再投資に回した残りでちょっと欲しいもの買っちゃって」
会計と書記は仲が良いのである。
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