「次は、後輩の引っ越し先を探しに行くぞ!」

「先輩、これからは真面目に家事もしますから一緒に生活しましょう!」

「私の寝室にまで、後輩の私物とゴミを持ち込んで、さすがに限界だ!」

そして、先生の家に生徒会長が到着した。

「ごきげんよう先生。何か楽しいことが始まったとえびえび姉妹からお聞きしましたが?」

「生徒会長の実力で、この後輩の引っ越し先を探してほしい」

「先生の足にしがみついて、瞳をウルウルさせて、私悪くないと表情で訴えている副担任の引っ越し先をですか?」

「その通り!」

「先生。理由をお聞かせ願っても良いですか?」

先生、饒舌に生徒会長に説明。

副担任、熱弁で生徒会長に言い訳。

「わかりました。それでしたら、先生も引越ししませんか?」

「後輩だけでなくて?」

「先輩も引越しですか?」

「はい。素晴らしいアイデアがあります」

生徒会長の表情は、それはそれは素晴らしい営業用の笑顔でした。

まだ続く!

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