2.4
第140話 えびえびしすたーず「引っ越し」
「あの先輩。引っ越しってどこに引っ越しするのですか?」
「後輩の引っ越し先を探して、後輩を引っ越し先にぶち込むのよ!」
「先輩酷い!」
「お姉ちゃん。この茶番に何時まで付き合うの?」
「我が妹よ。私もわからん」
「そうですよ先輩、どうしてえびえび姉妹がここに居るのですか!?」
「後輩が自分のノートパソコンを持っていないから、ガジェットに詳しいえびえび姉妹にご意見番として来てもらったのよ!」
「お姉ちゃんが詳しいのよね」
「いやいや。素人と変わらないよ」
「えびえび姉、この後輩でも使えるノートパソコンを用意しなさい!」
「先生。そのノートパソコンのお金って誰が払うのですか?」
「後輩の給料を差し押さえしても、必ず払わせる」
「先輩、酷すぎます!」
「このまま後輩がごみの海に沈むのを防ぐための必要な措置だ!」
「お姉ちゃん。用意できそう?」
「BTOでカスタマイズして軽くて頑丈なのを注文するよ。アフターサービス料も上乗せして」
「先輩、私のお金が無くなっちゃいますよ!」
「今まで散々食費も光熱費も家賃も払ってこなかったのだから、お金あるのは知っているぞ!」
続く!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます