お昼休みの生徒会室にて。

「二年三組の文化祭の予算請求はなんなのですか!!」

「副会長。会計として、ここは二年三組の文化祭責任者のえびえび姉の話を聞くべきかと」

「副会長からえびえび姉にお聞きしますわ。この高級車が買えるほどの予算請求は何なのですか!」

「えー。ただケータリングサービスを複数社に依頼したり一流の芸能人とかに出演依頼しただけです」

「文化祭とは学生が主体です。これでは二年三組は何をするのですか!」

「えー。食って寝ておしゃべりしてSNSに映える写真や動画投稿したりとか?」

「お話になりませんわ。却下です!!」

「えー。副会長の独断で却下ですか?」

「生徒会長が不在なのだから当然でしょう!!」

「誰が不在ですか?」

「……生徒会長、帰ってきたのですか」

「生徒会長は昼休みも忙しいのです。それで、何のお話ですの?」

「会計から報告します。二年三組の文化祭の予算請求があまりにも高額のため責任者を呼び出し確認していました」

「生徒会長として確認します。見積書をください」

生徒会長は、二年三組の見積書を軽く読む。

「あら、この程度の予算で騒いでいましたの?」

「副会長から生徒会長に進言しますわ。文化祭の予算をはるかに超過していますわ!!」

続く!!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい