第20話 誕生日おめでとう

 足湯のあと、それぞれ大浴場に入った。


 もちろん、男湯と女湯で別々に。


「ふぅ……」


 満喫したあとは、そのままロビーで蛍ちゃんを待った。


「お待たせしました」


 そう言って、蛍ちゃんが女湯から出てくる。


 服は長袖長ズボンの服に変わっていた。


「気持ちよかったね、ここのお風呂」


「はい、正直ずっと浸かりたかったです」


「気に入ってもらってよかったよ」


「はい、とっても気に入りました」


 二人で横に並んで椅子に座る。


「食事するかい? お金出すよ」


「いいんですか?」


「もちろん」


「じゃ、じゃあ遠慮なく……」


 蛍ちゃんは麻婆豆腐定食を注文する。


「おぉ、辛いの好きなんだ」


「はい、特に麻婆豆腐が好きなんです」


「なるほどね」


 俺も同じように麻婆豆腐定食を注文する。


 そして一緒に麻婆豆腐を食べる。


「結構辛いなぁ……」


「想像以上に本格的ですね……あぁ、美味しい!」


 めっちゃ笑顔だった。


 天使のように可愛い。


「蛍ちゃん」


「はい?」


「誕生日おめでとう」


「……はい! ありがとうございます!」


 今日で14歳の誕生日を祝うのだった。


「育滝さん」


「なんだい」


「これからも、ずっと、恋人でいてほしいです」


「――ああ。もちろんだ」


 俺は、蛍ちゃんの肩をそっと抱き寄せた。


 周囲の目を気にすることなくイチャイチャし続けるのだった。


―――――

(ある意味)謝罪があります。

元々蛍ちゃんを13歳の中学1年生のつもりでずっと書いてきましたが、俺のバカが、何も考えずに誕生日回を作っちゃったので、年齢と学年が合わなくなってしまいました。

ので今後は、元13歳・今14歳の中学2年生として、書きます。

悲しみが深いですが、あまり学年にこだわっても仕方ないので、そうしていきます。

中学1年生が好きな人には、大変申し訳無いです。

以上謝罪でした。


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