ガール・ティーチ・ボーイ その1
6982:2年主席転生者
「二人とも、集まってもらって感謝を。──―随分と複雑になってしまった私たちの話も、これで終わりにしましょうか」
先輩に呼び出されてディートさんと集まりましたけど……なんでしょう、これ。
なんか見たことある様な……
6983:名無しの>1天推し
なんか凄い推理小説のクライマックスみたい
6984:名無しの>1天推し
一応犯人? は捕まったが
6985:名無しの>1天推し
或いは刑事ドラマで最後に崖の上で追い詰められてるやつ
6986:名無しの>1天推し
逆では?
6987:NOZUI
でも態々この前のレストランのプールの縁に立って、
水面の反射光で逆光作ってるあたりわざとだよ
6988:名無しの>1天推し
うーんこの抜かりない
6989:名無しの>1天推し
解答編助かる
6990:名無しの>1天推し
はい……
6991:名無しの>1天推し
今回、俺ら完全に先輩の上で掌で踊っていた……
6992:名無しの>1天推し
うむ……
6993:ステゴロお嬢様
あの先輩なら絶対知識欲で>1に殴りかかるタイプの人間だと思っていましたし……
6994:名無しの>1天推し
先輩以外の全関係者が「えっ」で一致した瞬間だった
6995:名無しの>1天推し
しかし解答編は迫真のヘファイストスハンマー使いのヘファイストス・ヘファイストスさん(笑)を追い詰めた時だったのでは?
6996:名無しの>1天推し
ヴァルカン=ヘファイストス
ウルカヌス=ヘファイストス
とかいうヘファイストスの三重使いよ
6997:名無しの>1天推し
腕は八本でしたけどね……
6998:復帰軍人人妻
あの噛ませ犬はまぁ
6999:名無しの>1天推し
やめてあげてよ!
7000:名無しの>1天推し
草
7001:復帰軍人人妻
いえ、私は>1と先輩の合体技でテンション滅茶苦茶上がって最高だったんでありますが
7002:名無しの>1天推し
くさ
7003:名無しの>1天推し
発狂してたよ
7004:NOZUI
合体技はしゃーない
7005:2年主席転生者
「ふっ……トリウィア嬢。その話だが」
あ、ディートさん。
7006:名無しの>1天推し
何も知らなかったディートハリスさん!
7007:名無しの>1天推し
ほぼずっと痺れてただけのディートハリスくん!
7008:名無しの>1天推し
王都に来てマジで>1と観光楽しんでただけのディートハリスさん!!
7009:ステゴロお嬢様
ほんとにただの気の良い従兄っぽいディートハリスさんですわ~~~
7010:名無しの>1天推し
既にオールバックなのに無駄にキメて髪をかき上げるディートハリス様!!
7011:NOZUI
くそっ……
7012:NOZUI
>1の世界のおもしれー担当は俺だったはずなのに……!
7013:1年主席天才
何を張り合ってるんだよ
7014:名無しの>1天推し
草
7015:名無しの>1天推し
うける
7016:ステゴロお嬢様
おハーブですわ
7017:名無しの>1天推し
うーんこの
7018:名無しの>1天推し
ジャンルが違うんだよな
7019:NOZUI
それはそうと天才ちゃんは何の話か聞いてるん?
7020:1年主席天才
聞いてる。
なので今は色々裏でサポートしてた生徒会面子でお茶してる
アレスも一緒に
トリウィアが迷惑かけたお礼にって帝国産の最高級ジャムくれた
7021:名無しの>1天推し
草ァ!
7022:名無しの>1天推し
アレス君さぁ
7023:NOZUI
少年……欲望に弱いのでは……?
7024:名無しの>1天推し
おもしれー男しかいないのか?
7025:2年主席転生者
「それは──―ヘファイストス・ヴァルカンの扱い、そして魔族信仰派に関することだろう?」
「いえ、違いますけど」
「……」
おぉう……
7026:名無しの>1天推し
wwwwww
7027:名無しの>1天推し
ずるいって
7028:名無しの>1天推し
草覆い茂るわw
7029:NOZUI
おのれディートハリス……!
7030:名無しの>1天推し
何やってもおもしろいなこいつ
7031:2年主席転生者
「……………………ふっ」
!?
7032:2年主席転生者
凄い、この人笑い一つで誤魔化すつもりですよ!?
7033:名無しの>1天推し
ほんとさぁw
7034:ステゴロお嬢様
最早あっぱれですわね
7035:名無しの>1天推し
かっこよく笑っとけばなんとかなるって思ってる?
7036:名無しの>1天推し
おそらく……
7037:2年主席転生者
「ヘファイストス・ヴァルカンに関しては一先ず王国預かりで、今後の尋問や処遇は現在相談中でしょう。倒して引き渡したのが昨日ですし。その時点で私の手から離れています。事情聴取はありますけど」
「そっか……」
7038:名無しの>1天推し
そっかじゃないんだよ
7039:名無しの>1天推し
ちょっと可愛いのなんなの
7040:2年主席転生者
「私とディートハリスさん、貴方の結婚のことです」
7041:復帰軍人人妻
!!!!!!
7042:復帰軍人人妻
再起不能ですか!?
7043:名無しの>1天推し
こら
7044:名無しの>1天推し
公務員ネキさぁ
7045:ステゴロお嬢様
ちょっとマイルドになってて草ですわね
7046:復帰軍人人妻
静粛に! 静かに聞きましょう!!
7047:名無しの>1天推し
無敵か?
7048:1年主席天才
無法なんだよな
僕が言うのもなんだけど、やりたい放題だぞ
7049:2年主席転生者
「結論から言えば。ディートハリスさん、貴方と婚約は出来ません。どうぞ帝国にお帰りください」
7050:復帰軍人人妻
!!!!!!!!!!!!!!!
7051:名無しの>1天推し
落ち着け
7052:名無しの>1天推し
でも帝国とかお家的に拙いんじゃないっけ?
7053:ステゴロお嬢様
ですわね。
ですが、先輩殿がそう言ったということは……
7054:2年主席転生者
「……………………ふむ。驚いたな、トリウィア嬢。だが君のことだ、何もかも理解した上での選択であろう。訪れた春も必ず終わりが来る。ならば、次に来る冬に向けて蔵は満たしているかね?」
「勿論」
7055:名無しの>1天推し
うん?
7056:名無しの>1天推し
とりみ……ださない……!
7057:ステゴロお嬢様
えぇと……どうなるか結果が見えているものに対して、対策なり代替案はあるのか? ということでしょうか
7058:1年主席天才
正解だ。やるね
7059:名無しの>1天推し
お見事
7060:名無しの>1天推し
はえぇ~
7061:NOZUI
さらっとそういうの出てくる当たり、大した教養よな
7062:2年主席転生者
「フロネシス家との繋がりが必要なら私の妹と結婚すればいい。母様曰く、貴方のファンだそうで。流石社交界の花ですね。まだ幼い故に家同士の関係もピンと来ないそうで。私とあなたの婚約話に頬を膨らせたそうですよ」
「……失礼。君の妹は確か……」
「今年で5歳ですね」
「…………」
何ともいえない顔してますね……
7063:名無しの>1天推し
15歳差かぁ
7064:名無しの>1天推し
ろ、ロリコ……
7065:ステゴロお嬢様
まぁ貴族同士の婚姻ではある話ですわね
7066:2年主席転生者
「……こほん。いやしかし、君の妹御を貶すわけではないが。君との婚約に、俺は意義を見出している。トリウィア・フロネシス。掛け値なしに、君は歴史に名を残す偉人だ。その君を、新たな当主の妻として迎えることが肝要だ。──―違うかね?」
「確かに。私の価値というものは実に大きい。全く、自分で言って笑えますね。ですから」
「ほう?」
「────ふぅぅ」
「……」
7067:名無しの>1天推し
煙草でもったいぶるやん
7068:名無しの>1天推し
なんか次に凄いこと言う溜めでは?
7069:2年主席転生者
「婚約をしなくても、アンドレイア家への個人的に援助はしましょう。ちょっと前に後輩がそういうやり方で上手いことやってたのでそれを学びとさせていただきました」
「……解らないな、どういうことだ」
「簡単な話です」
7070:2年主席転生者
「フロネシス家のトリウィアを嫁にするよりも──―私という個人からの援助の方が恩恵が大きいということです」
7071:名無しの>1天推し
ん?
7072:名無しの>1天推し
はい?
7073:復帰軍人人妻
なんて?
7074:名無しの>1天推し
て、天才ちゃん? ステゴロネキ?
どういうこと?
7075:NOZUI
おいおいおい、マジかよ先輩
ディートハリスくんも絶句してるじゃん
7076:ステゴロお嬢様
………………こ、この女!
とんでもないこと言いますわね!?
7077:1年主席天才
ね? 無法な上にやりたい放題だろ?
7078:NOZUI
おもしれ―女すぎるだろ
7079:2年主席転生者
「…………つまり、君はあれか? フロネシス家と婚姻による縁を持つよりも、君個人の援助をした方が利益が大きいと?」
「えぇ。そう思いませんか?」
た、確かに……
7080:名無しの>1天推し
>1!!! 納得していいんか!?
7081:復帰軍人人妻
いいですとも!!!
7082:2年主席転生者
「正体はどうあれ、ゼウィス・オリンフォスはその武勲を以てアクシオス王国学園を設立しました。それは認めざるを得ない。それまで分断されていた国々が、大戦を通し、個人が世界の形を変えた一例ですね」
「先人に倣うと?」
「学ぶとはそういうことです。そして、私ならそれと同等のことができますし、するつもりです」
7083:名無しの>1天推し
凄いこと言うな
7084:名無しの>1天推し
まぁ……でも先輩だしな……
7085:ステゴロお嬢様
有能っぷり、散々見せつけられましたし……
7086:名無しの>1天推し
>1と戦った時強過ぎたよ……
7087:NOZUI
天才ちゃんもアースゼロならノーベル賞もんとか言ってたなぁ
7088:1年主席天才
アカシックライトの幻術すぐに覚えるしもう滅茶苦茶。
ネクサスに残ってて今回の一件見たら絶対勧誘してたよ。
というか、アース111用に制限した状態なら、僕より強いんじゃない?
7089:名無しの>1天推し
やばすぎんだろ
7090:2年主席転生者
「…………ふむ」
おや?
7091:名無しの>1天推し
なんか>1と目あったな
7092:名無しの>1天推し
おっ?
7093:2年主席転生者
「なるほど。トリウィア嬢の価値に関しては異論はない。だが、足りんな」
「ほう?」
「例えば。そう、例えばの話だが。トリウィア嬢をフロネシス家と別けたとしても、今後君の夫となる者が別の家の血を引き! 帝国の権謀術数渦巻く黒き森の暗黒よりも暗い貴族世界に乗り込んできたと! それが俺の立場を追いやると考えると……やれやれこれでは夜も眠れないな」
「………………」
「どうだろう、トリウィア・フロネシス。それに対しての考えはあるか? 君の影響力は今君が言った通りだが」
「…………ふぅう。えぇ、ありますよ」
……
7094:名無しの>1天推し
ディートハリスくん……?
7095:名無しの>1天推し
これは……
7096:名無しの>1天推し
おいおいこの男……まさか……
7097:2年主席転生者
「これは勿論、相手の同意次第という前提ですが。……私の夫となる者は帝国においてあらゆる権力、継承・相続権を放棄する、という誓約を取るというのはどうでしょう」
「ふむ………………あらゆる相続権、は言いすぎではないか? その誰かに、もしかしたらお節介焼きの年老いた親戚が別荘や財産の一つを用意するかもしれんぞ? 或いは従兄弟あたりが歌劇の升席を権力によって招待するかもしれん」
「……………………」
ディートさん……?
7098:名無しの>1天推し
先輩呆れ顔で草だな
7099:NOZUI
良い奴か?
7100:2年主席転生者
「…………ではまぁ、権力とか。そこらへんで」
「なるほど、そこらへんな感じで」
7101:名無しの>1天推し
ふわっふわで草
7102:名無しの>1天推し
あのさぁ
7103:名無しの>1天推し
ディートハリス兄さん!!!!!!!
7104:ステゴロお嬢様
相手と場合によってはこれ面倒なことになる言い方とかもうそんなのどうでもよくなりますね~~~~!!
7105:復帰軍人人妻
自分はこんな良い人を殺そうとしていた……?
7106:1年主席天才
正気取り戻してて草
7107:2年主席転生者
「──────フッ!!! では、仕方あるまいな、俺は俺の立場が安泰ならばトリウィア嬢と無理に結婚しなくてもいいだろう! 妹君の話は!」
「はい」
「………………10年は先の話なので、帰国してご両親と相談でも?」
「えぇ。お任せします」
「うむ。…………10年か…………ふっ! まぁいい!!」
いいんだ……
7108:名無しの>1天推し
おもしれー男(n回目
7109:NOZUI
くっ……!
7110:1年主席天才
うけるwwwwwwwwwwwwwwwwww
7111:名無しの>1天推し
草生やし過ぎて草
7112:名無しの>1天推し
うーんこの
7113:2年主席転生者
「それでは、俺への話は終わっただろうし下がらせてもらおう。そちらで積もる話もあるだろうしな。目的も終えたし、帝国に帰るとしよう」
えっ!?
「ははは! それでは、だ。トリウィア嬢、ウィル! あ、来年の春頃には王国しかやらない歌劇を見に来るからその時にな! さらば、我が従兄弟!!」
7114:名無しの>1天推し
ディートハリス様~~~~~!!!
7115:名無しの>1天推し
爆速で帰るじゃん
7116:名無しの>1天推し
最後にちょっと>1とハグして背中バンバン叩くのずるいよ
7117:ステゴロお嬢様
圧倒的な察しの良さ……
7118:名無しの>1天推し
戻って来て~~~
7119:名無しの>1天推し
来年春……半年くらいか……
7120:名無しの>1天推し
ディートハリス様……トゥンク
7121:NOZUI
おかしい、ただの間男だったはずなのに……!
どうしてこんな反応に……!
7122:1年主席天才
脳髄の時代も終わりってことだねwwwwwwwww
7123:NOZUI
こら!!!!
7124:1年主席天才
誰がパパだ!!!!
7125:NOZUI
ん?
7126:名無しの>1天推し
ん?
7127:名無しの>1天推し
ん?
7128:ステゴロお嬢様
ん?
7129:名無しの>1天推し
ん?
7130:復帰軍人人妻
ん?
7131:1年主席天才
ん?
7132:2年主席転生者
「────後輩君」
「はい」
すみません、視界同期切ります
7133:名無しの>1天推し
あーい
7134:名無しの>1天推し
ま、そうなるわね
7135:復帰軍人人妻
うおおおおお
7136:1年主席天才
行っておいで
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