第7話 長年の苦労

【なぁ、お前……そんな暗い顔してどうしたんだよ、】



【俺の心の中は、もう無理だと

警鈴を鳴らしてるのさ。】



《じゃあ、俺が見てやるよ》


《…………は?》




男は、と聞く前に、

心臓部分に、

入り込んでいた。



<え、、、?>


<でも、痛くも何ともねぇぞ。>







よいしょっと。

あーー、取れた取れた。



男は黒い物体を見せる。





【この物体が、あんちゃんの

心を蝕むものさ……。】


俺は、疑問に思う……。








ハハハ。と男は笑い……俺に応える。





【人は、俺のこと……

 っつーな?】





俺は、妙に納得して感心した。



《ハハハ。確かに……

あんたは、見た目の割に優しすぎるからな?》




どうすんだ?】



デビルマンとやらは、微笑みながらも答えた。







   俺の飯だ!】



【お前は、やっぱりデビルマンだな?】




<ハハハ。ありがとう。>



<ふふふ、どう致しまして。>

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