第12回『ユミの細胞たち2』2022年韓流ドラマ感想

 初回の『ユミの細胞たち』2021年から、早くもパート2がやってまいりました!

 このお話は、ユミを通してアラサー女子を等身大に描いており、些細なことにも揺れ動く気持ちや、もう若い頃の恋愛に対する憧れとは違う、焦りや現実的な障害に直面しながら、それでも前向きに進むキム・ユミの物語第二弾です。



 3Dアニメーションを使って、愉快な仲間たちが繰り広げるユミの心の中の激しい揺れ動きの表現は、初回と同じですが、パート2では、ユミは年齢相応に起こるだろう様々な経験を経て、本当の恋愛に向き合おうとします。


 このお話では、特にあらすじは入れないでおきます。初回のストーリーの続きであることは間違いありませんので、まずは初回をご覧になって、パート2を観られることをオススメいたします! 展開が本当に飽きさせず、最後まで一気見できる作品だと思いました。


 登場人物は、ユミと初回でお付き合いしていたク・ウン、そして、同僚のユ・バビがメインですが、もしお伝えするのなら、2人の男性について書くのが一番かな、と思いました。



 ク・ウン、30代男性、背が高くてスタイル抜群。ゲーム開発の仕事をしています。性格は、一見優柔不断に思われがちですが、恋愛に対して奥手なだけで、仕事に関しては、やり手です。

 優しい性格で、わがままな女性に振り回されがちですが、本来好きな人への優しさは、表に出すよりも裏で活躍する優しさのようです。朴訥な印象。

 見ていると、どこかお世話をしてあげたくなるような、飾りけのない素朴な子犬系(ご本人は大柄ですが)男子です。いわゆる草食系。

 相手の気持ちを読み取ることが苦手なのか、誤解されることが多く、ユミとの喧嘩はもっぱらそのせいのような気がします。




 ユ・バビ、30代男性、背は高いが、ウンほどではない。皆が憧れるイケメンで品があり、貴公子のような人と言われることも。

 仕事もできて、皆に平等に優しい性格。その優しさとスマートさは、普通の男性のお手本のようで、女性にとっては理想の男性。ユミも常に彼をパーフェクトだと褒めています。

 優しいだけでなく、意外と積極的に女性にアプローチするロールキャベツ系。その諦めない粘り強さが特徴。

 常に女性をスマートにエスコートでき、何でも出来てしまう。




 この二人とユミが、パート2においては更に深く関わってきますので、ここからは、どうぞ『ユミの細胞たち2』をお楽しみに!





 *** 追記 ***



 ここからは私の個人的な感想ですので、本編や原作とは一切関係ございませんので、どうぞご了承下さいませ。




 ユミは、本当にどこにでもいそうな30歳の女性で、作家志望の会社員です。きっと恋に悩む皆さんにはスっと感情移入出来ると思います。



 ユミは決して、二人の男性の間で迷うようなタイプではありません。

 今交際している人に集中できる真面目な女性なので、浮気もしません。

 しかし、そのせいで、視野が狭い気もしました。

 誰かを減点法でみてしまうと、たぶん100点の人などいないと思います。

 恋愛においても、時には優柔不断になったり、間違えたり、失敗や勘違いも。


 だけど、ユミのはそれを許しません。

 ユミには信念をいくつか持っているからなのですが、実は私もそういうタイプかもしれません。

 嘘や裏切りを許せないのです。



 ウンとバビ、男性のについて私の勝手な好みでお話しますと、やっぱり私は朴訥で純情なウンが好きですね。


 気持ちを上手く言葉にできない欠点も含めて、分かってあげたくなります。

 ウンは、本当に一途で、何年も一人の女性を愛せる男性。

 しかし、女性の気持ちに疎いので、ついついユミの怒りを買います。

 でも、彼は大器晩成型のやる時はやる男。精神的には幼稚な部分もありますが、幼稚と言ってもただ素直で純朴なせい。そこが彼の良さなんです。




 一方のバビは、確かに理想の男性でした! このお話になくてはならない人です。さり気ない優しさ。さり気ない気遣い。さり気ない誘導。どれをとっても非の打ち所がありません。

 なので、私個人としては苦手かも。

 でも、イケメンなんですよ! 優しいし、尽くしてくれる男性なんですよ! と非難されそうですね。

 彼は欠点がないのが欠点かもしれません。誰からもモテることがまた不安材料にもなりますしね。

 ですので、どこか、なんでもない所で、すっ転んだり、子供のようなドジをして服が破けたり、そんなことでもしてくれれば、きっと好きになったと思います!



 さて、皆さまはどちらの男性がお好きでしょうか?

 などとお友達と話しながら観られるドラマだと思います。ぜひオススメです❣️





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韓流ドラマ、日本のドラマ回想記 星の‪りの @lino-hoshi

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