#27 願い叶えるもの


 こんなに哀しいのに、感覚はとても鮮明でした。

 あれほどに私を悩ませた深い闇や人の恐怖を見ることもなく、今私は確かに目を開き、朝霧に包まれたまだ暗い森が見えていました。今、この目はとても鮮明です。

 不思議なことに、ナッツが私をアルビナと呼んだとき、全てが再び色を持ち始めました。……その名前が私のものではない事も分かっていたのに、ナッツと一緒に過ごした八年が確かに私の世界の全てでした。

 ラティエの白い巫女。リュシケとは姉妹のように、時には母子のように。そして、ナッツとは想い出を無くしてなお寄り添い合う、少し不格好な恋人同士……村の中での“アルビナ”であった頃の記憶、自分がアルビナである事を少しも疑わなかった幸せな時間。それすら当たり前で、幸せである事にすら気付かなかった時間……

 今なら分かります。

 アルビナという名前こそが、偽りである自分の存在をこの世に繋ぎ留めていたのでしょう。

 そして今もう一度、私はここにいられる意味を見つけることができました。偽りでも、過去の“アルビナ”とは別の女として、ナッツといられる筈でした。

 なのに、どうしてこんなむごい別れ方をしなければいけなかったのでしょう。暗闇の中、ずっと私の手を握っていてくれた人は、明るくなった時にはもう、私の側には居ません。

「心を強く持つことだ」

 隣に座っているシーザーさんが、自分の腕の矢傷を止血しながら言いました。とはいっても、浅かったのか流れるほどの血も出ていません。

 あの後、シーザーさんは私を抱えたまましばらく走り続けました。水場を見つけた後、まだ何処かに人間の兵士達が潜んでいるかもしれないからと、そこからさらに下流に下ってから、ようやく一休みすることになりました。

 彼は火を起こし、野宿の準備をしました。朝にその準備をするのは不自然でしたが、夜の間中動き回ったせいもあって、私達には……とりわけ私を抱えたまま走り続けたシーザーさんには休息が必要でした。

 あちこちに潜む人間達からの一斉射が飛び交う中、彼が受けたのはたったの一本だけ。それは神懸かりとも言えるような幸運でしたが……私には、この旅人ならばそんな事ができても不思議ではないような気がしていました。

「どうしてナッツを助けてくれなかったのですか」

「……………」

「あなたならできたでしょう? それが駄目でも、あのグランドールという人をなんとかするのだってできた筈……」

 あの人こそが、ナッツをあんなにも苦しめていた張本人。そしてラティエを滅ぼす悪い人間。

 あの人さえいなければ、全てが平穏無事に過ごせた筈なのです。あの人さえ、死んでしまえば……

 その考えが、ナッツを失って冷えきった心を再び熱くしました。目が冴え渡り、身体が火照り、胸が苦しくなるほどの、ある意味心地よいとも言えるような痛みが、全身に満たされていきました。

「出来たなら、どうだというのだ。お前は、この間会ったばかりの俺に人を殺せと、そうするのが当然だと言うつもりか? 一人を助ける為に、それ以外の多くを殺せと?」

「―――――――」

 川の流れる音と火の弾ける音。そして真っ白い霧。気が付けば、シーザーさんが射通すような目で私を見ていました。普段感情を見せないのに、……きっとその時向けられていたそれが殺意というものなのだと思い、私はその時初めて彼が恐ろしい人なのだと……人ひとりくらい簡単に殺せる人間なのだというのを思い知りました。

 そして、その殺意という恐ろしく醜い感情を、寸前まで私も抱えていたことを。

「そう期待することは、いけないことですか?」

 私はもはや、それを否定しません。この手が剣を取れたら、この声に力があれば、私は直ぐにでもあの人間達を消し去る為に戻ったことでしょう。

「あの人達は悪い人達です。この森を荒らして、ラティエを焼こうとしているのです。そんな人達に、どうして……」

「ルフェ達の女神が街を滅ぼした」

「――――――」

「そんな種族をどうして助けられる」

 突き放すような、彼の台詞。それは私に、優しい心を持ちながらルフェ達を怨むバーバスさんの言葉を思い出させました。責められているような気がして、私は途端に言葉を失いました。

 シーザーさんは、そんな私に興味を失ったかのように、焚いた火に小枝をくべながら、呟きました。

「これが平和の為にしてきたことだというならあまりにも愚かしい。それこそ、人と呼ばれる種族全てが滅びるまで、人の言う平和が訪れる事はない」

 吐き捨てるようなその言葉には、旅人という生き方以上の説得力がありました。

「……では、どうすればいいというのですか……」

 沈黙。彼が起こした火が小さく燃え続ける音だけが聞こえていました。彼がそんな樹を選んでいるのかどうか、その薪からは煙が上がることは殆ど無く、ただ私達の身体を温めてくれる為だけにか細く燃え続けていました。

 その火を見て考えていた旅人が、やがて口を開きました。

「森を侵す侵略者、そこに暮らすルフェ達に危害を加える者相手に容赦しないのがお前の性質か。お前はもう少し冷静になった方がいい。特にお前の場合は、本来人と交わるべきではない」

「え……?」

 目を逸らしたままでしたが、彼ははっきりとそう言いました。

「あなたは、私が何者なのかを知っているのですか?」

「お前は自分が人だと、……ルフェだと思っていたのか?」

 それに答えることそれ自体馬鹿馬鹿しいとばかりに、彼は質問を返してきました。

「……ずっとそのつもりでいました。でも、違うのですね?」

 もはや、それを知ることに恐れはありません。逆に、前々から感じた違和感はシーザーさんから突きつけられることで決定的なものとなり、もはやそこに戸惑いが生まれる余地はありませんでした。

「聞かせて下さい。アルビナではないなら、私は誰なのですか?」

「まず座るんだ」

 十分に火のついた焚き火から手を引いて、彼は私の方を見上げました。……とは言っても、背の高いシーザーさんと私では、例え座っていても目線の高さはほとんど変わりません。そう見えたのは、きっと彼が私を焚き火に当たるように誘っていたからでしょう。

 私はおとなしく……彼が言うように心を落ち着けて、小さな焚き火の前に腰を下ろしました。

「それから約束してくれ。この先、お前は絶対に絶望するな。この世界にお前一人が残される時まで、絶対に自分を否定してはいけない」

 それを約束に頷く事はできませんでしたが、彼はそれだけ話すと、村から出たときに貰ったと干した果物を私にくれながら、……やはり淡々と語り始めました。

 真っ白い霧と夜の残り香に覆われた辺りは、今もまだ暗いままでした。

「―――確信は無い。だが恐らく、お前は人の心が生み出した奇跡その物だろう。本来、肉体を以て人と言葉を交わすべき存在ではない」

 食べていたからか、それとも座って落ち着いたからか、あるいは予感していたからなのか、その言葉に私が落ち込むことはありませんでした。



 “アルビナ”にとっての境目は、十年前の儀式の時でした。

 “神降ろし”と呼ばれることもあるその儀式は、月の森に初めてルフェ達がやって来た時に起きた奇跡の、その模倣でした。ルフェ達を先導してきた巫女が自らの命を犠牲にして奇跡を起こし、それまで信仰の無かったルフェ達に女神の存在を示したのだと言われています。

 ところが、この話にはもう一つの伝説がありました。最初に月の森へルフェ達を導いた巫女は、苦難の生活を送り続けるルフェ達を勇気づける為に嘘を付いた……つまり、女神など初めから存在していなくて、巫女は自らの命を代償にその嘘を“叶え”て、女神をこの森に迎えたのだと。その巫女が嘘を認めないまま命を落としたために、その真偽は結局分からずじまいですが、……いつしかそのお話は、巫女の犠牲を強いる暗い儀式に、不思議な伝説を残しました。


   儀式の夜に“嘘”を願えば、それが叶う。


 勿論、それはただの迷信に過ぎません。リュシケに聞いてみた事もありましたが、「信じちゃ駄目よ、そんな話」なんて、笑われただけでした。

「大体巫女が死のうとしているのに平然と願い事を叶えるだなんて、アーネアス様が許すはずが無いじゃない」

 リュシケは最後にはそう言い捨てました。もっともな話だと思います。何より、最後の儀式の時に犠牲になる筈だったのは私だったのですから、あまり気分のいい迷信ではありません。それでも、予言という奇跡を賜るその儀式の裏側に、そんな習慣があったのは事実でした。

 ……シーザーさんは、十年前の儀式のそんな習慣について大まかに確認してから、こう切り出しました。

「アルビナという命はその時に死ぬ筈だった。奇跡が必然であった以上、代償もまた必然となる」

「………」

「だがそうして起きた奇跡は、一つの嘘をも同時に叶えることになった。“アルビナは儀式の後も生き続ける”“アルビナは死なない”……そんな内容の願いだった筈だ」

 それは、ナッツに違いありません。真っ先にそう感じた時、私は心が跳ね上がるのを感じました。

「でも……嘘が叶うだなんて話は迷信だった筈です。流れ星に願うようなもので、取り敢えずで願ってみた人だって大勢いた筈です。どうしてその願いだけが叶ったのですか? ……いえ、そもそもどうしてそんな儀式で願いが叶うのですか?」

「“願いが叶う”のではない。“願いを叶える存在”を人が生み出しているんだ」

 耳を疑いました。シーザーさんは、感情も見せずに平然と信じられない事を説明していきます。

「だがその力は本来それ程強いものではない。本来起こりにくかった事象を、ほんの僅かに起こる方へと傾けるだけ……しかし言い換えれば、願い、祈る事でそれはほんの僅かであっても確かに成就へと傾く。さらに年月を重ね、沢山の命が同じ事を願えば、それは奇跡をも起こす力となる」

 歴史とも呼べるほどの連綿と続く時の流れの中、十重二十重に折り重なっていく人の祈りを、私は想像しました。その祈りの糸一本に至るまでにほんの僅かでも事象を叶える力があるのだとしたら……

 シーザーさんは続けます。

「儀式の時、誰もが彼女の犠牲を覚悟し、願いを叶えようとしていた。だから彼女の死は本来必然だった。長い年月の間、そのように事象が決められていた」

「はい……」

 もたらされる奇跡は予言の形となって現れます。最初にルフェ達を森へ導いた巫女が、己の命に代えることで彼らの記憶に鮮烈に刻み込んだのです。森とルフェ達を救い、あるいは守るための奇跡と代償は、同じ祈りを束ねるのに十分な芯となったことでしょう。そしてそれは長い年月もの間折り重なってきたのです。

「……それを覆すほどの願いだ。アルビナを助けようと言う想いがよほど強かったのだろう。文字通り、命がけで遂げようとした想いだったのかもしれない」

 そんな話を確かに聞いた事がありました。儀式の時、ナッツがアルビナの為に起こした大変な騒動。……ナッツは教えてくれませんでしたが、リュシケはそれを思い出すたびに、私とナッツの関係を冷やかしたり、逆に励ましたりしていました。

「ナッツ……」

 その名前を呟いても、声になりませんでした。そうまでしてアルビナを助けようとした彼は、今私の側には居ません。それが悲しくて、涙が零れました。その気持ちを、シーザーさんが汲んでくれたようでした。

「あの青年が起こした奇跡か」

「はい。……そうに違いありません。ナッツが、アルビナを助けたのですね」

 彼はこくりと頷きました。

「だがそれは、前提条件である犠牲に根本から矛盾する」

「どう……なるのですか?」

「真っ向からぶつかるなら、想いの強い方が勝る。普通ならそうなるが、この時の矛盾はぶつかる事はなかった。つまり両方が叶えられたのだ。アルビナは犠牲として失われ、もう一人のアルビナが誕生し、生きていくこととなった。

 ……いや、違うな。それではお前という自我が生まれるとは思えない。恐らく、お前はそうして生まれてきた願いを叶える存在そのものだ」

 信じられない話ばかりを、シーザーさんは淡々と語ります。私は、その話についていくのがやっとで、とても受け入れる事はできませんでした。そんな私を余所に、彼は続けていきます。

「器を得たお前は彼の願う通りに生き、彼の願う生活を送るため、その姿に生まれてきた。そうしてお前は願いを叶えてきた。彼の望む平穏を、八年間叶え続けてきた。

 ――――いいか? そうして祈りより生まれ、願いを叶える存在を、人は太古より“神”と呼んできた」

 それが、彼の結論でした。私はつまり……

「神……? アーネアス様と、同じ……?」

 彼は、ただ黙って頷きました。

「そんなわけ……」

「確証がある。もしそうならば、お前があの黒い影の存在を見る事ができたのも頷ける。ヤツもまたそういったモノの類だ。もっとも、ヤツの方はもっとろくでもないものだが」

「ちょっと待って下さい! おかしいです……! この月の森にはアーネアス様がいらっしゃる筈でしょう?! 私はあの黒い影以外にそういったものを見たことなんかありません」

 考える間も無く声に出した疑問。……答えなど、少し考えれば思いつくことでした。

 彼もまた、気付いていました。微細な変化すらも表情に出さず、じっと私の反応を窺っていました。

「―――――私が、アーネアス様だというのですか……?」

「本来、人格と呼べる程の自我を形成するのに数年を必要とする。神に匹敵するだけの力なら、数百年だ。それができるとすれば、下地となった人格が既に存在していたとしか考えられない」

「でも、私は何の力もありません!」

「本当にそう思っているのか?」

 その時に私の嘆きを遮った彼の声は、何故だか怒りに満ちていたように聞こえました。……無感情な彼がそんな怒りを滲ませるのを、私は初めて見ました。

「どういう……ことですか?」

「お前は俺の目の前で、少なくとも一人殺している」

 何のことだか、私には分かりませんでした。しかし、私がシーザーさんと一緒にいた時間は限られています。ましてや彼と私が一緒に居て、そして人が死んだという場面など、たった一つしか……

 木偶人形のように叩き付けられ、黒こげになって死んでいったあの人間の姿が、私の脳裏を横切っていきました。

「あれは……! あの悪魔が!」

 私は、その言い訳をもう一度繰り返しました。でも、結局バーバスさんは信じてはくれませんでした。それは、きっと私が殺したようにしか見えなかったから。

「エジリアは命乞いをする者を殺すことはできない。死に抗う生への執着こそが奴の基盤だからだ。だが、お前がこの森の女神ならば、奴を殺す理由があるということ。森に害を為す者を排除するという理由がな。……それは、ナッツというあの男にとっても当てはまるようだ」

 え……?

 グランドールという人間がナッツや私と対峙した時、シーザーさんが乱入してきたのは、ほんの一瞬でした。

 何か大きなものが生まれる感覚と、そして巻き起こったつむじ風……人間の兵隊達が一斉に吹き飛ばされる様と、そしてナッツと私の間に突き立てられたシーザーさんの大きな剣……

「女神にはあの青年を殺す理由があるのだろう」

 それも、思い当たる事がありました。集落に人間達が攻め入った時、村の防衛よりも私の身柄確保を優先し、私を森の外へ連れ出そうとしていました。そのせいで、アーネアスにとっての彼が守るべき対象から外れ、ただ外の人間を引き入れた存在になってしまっていたのだとしたら……

 私は、あの時……ナッツを殺してしまうところだった……?

 ……いえ、違います……奇跡というものが、事象の可能性を動かすというなら、あの時人間と出くわしてしまったことこそ、私が引き寄せてしまった事象であり……「逃げられない」と思ってしまった私の罪。

 ……ナッツをあの絶望的な状況に追い込んでしまったのは私ということ。

「絶望するな」

 シーザーさんは静かに同じ言葉を繰り返しました。

「でも……私……!」

「お前の絶望が破滅を呼ぶ。自分を否定すれば、今度はこの森ごと吹き飛ばしてしまうかもしれない。

 ―――――いいか? お前にとってそれは本能と同じものだ。意識のしないところで、お前は人々の願いを叶えてきた。お前は叶える存在で、その力を願う者も確かにいた。ならば奇跡は自動的なものであって罪など存在しない。もっとも無垢なる力だ。

 人を救う存在ならば、それは神と呼ばれ平穏をもたらす。だが逆に、不安や恐怖、憎しみや悪意から生まれたものなら、恐れていた通りの破滅をもたらそうとする。それは邪神と呼ばれ、人々の不安や恐怖、絶望を食らって無限に大きくなり続ける。だからお前は、絶望してはいけない。人を憎んでもいけない。決して邪神となるな」

 気が付けば、取り乱しそうになった私の肩を、シーザーさんは支えるように掴んでくれていました。無感情の表情の裏側に見えた、滅びを真剣に憂うその目は、……思い描いていた“シーザー”という名の示す英雄のそれでした。

 いえ……彼はまさしく、そういったものと戦ってきた、本物の“神殺し”。そして、その彼は今私の目の前にいて……

 私はようやく、人を超越した彼が私の前にやって来た理由を理解しました。

「あなたは……私を殺しに来たのですね」

「―――――――」

「邪神となれば世界を滅ぼすかもしれない。だから、私が邪神へと変わるその前に」

 私が静かに告げると、彼はそれを肯定するように黙りこんでしまいました。

 肩から手を離すと、ゆっくりと首を振り、そして頭を抱えて蹲りました。その様子に、計り知れない苦悩を垣間見る事ができました。

「お前には八年がある。人として暮らしてきた八年がな」

「……」

「理性もある。冷静でいられるなら、まだ人に戻れる。人と同じ死に方はできないが、人と同じ生き方を選ぶ事はできる筈だ」

 シーザーさんの目は、私に強く問いを投げかけていました。

 どちらを選ぶのか。

 それで、“神殺し”……彼自身の行為の全てが決まると言うように。

「できないというなら俺がお前を殺さなければならない。……だが、それを出来るかどうかは分からない。人ならば俺は殺せない。お前の心が人であるうちは、お前という邪神を斬ることはできない。分かってくれ」

「―――――」

「……いずれにしても、剣は取り返しに行かなければならないだろうな。お前はその時まで心を整理するといい」

 彼はそう言って目を閉じました。

 程なくして焚き火も消え、森が動き出す前の朝の静寂が辺りを支配すると、シーザーさんもまたその中に落ちていきました。そこに命の気配を感じる事はできず、その様子は彫像か何かのようでした。

 体を横にした私はその静けさが嫌で、彼に何か声をかけようとしましたが、知りたいと思う事も既になく、言葉すら出ませんでした。

 そして、私の意識もまたその静寂の中に落ちていきました。

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