#22 宴の夜


 森の獣を狩り仕留めた日の夜は、決まってこの村の広場での賑やかな晩餐が催されます。そしてその日こそが、ラティエで数日に一度の“火を使える夜”なのでした。ここに暮らすルフェならば誰もが、この日を心待ちにし、前日から機嫌良くしています。……とは言っても、森に消えたと言う妖精の後を追う事を一応の理想にしているルフェ達ですから、滅多に食べられない肉料理が目当てという人は多くはありません。……どちらかというと賑やかに騒ぎたいだけなのです。

 一際赤く透き通った空の下、男達は獲ってきた獲物をさばき、女達は鍋に野草を煮込んで、日が沈んでからの大騒ぎの準備をしていました。私はテーブルと皿の準備。本当に、日が沈むまでは忙しい筈なのですが……

 私は途中、何度もナッツの家に気を取られていました。

 あれから、ナッツはシーザーさんに詳しく聞くことがあるからと、私を家から追い出しました。外の手伝いもしなきゃならないからと、それを理由にされたら、立ち会う事なんて出来るはずがないのですが、……あの部屋ではまだ今も尋問のようなやり取りがされている筈です。

 シーザーさんを心配しているわけではありません。ただ彼の話す事が心に引っかかるのです。勿論、私に忘れろと言ったくらいですから、彼自身が森での出来事をナッツに話す筈もないのですが……

 どういう事を話したにせよ、彼は所詮旅人で、明日になればこの村を去っていくのです。それからはまたいつもの生活が始まって、私も絵本の表紙に彼の名前を見つけて、たまに思い出すだけになるのでしょう。彼との出会いは、ルフェが過ごす長い人生の中の、ほんの一瞬の少し珍しい出来事でしかありません。それを少しだけ寂しいとも思いますが。

「アルビナー、こっち運んでちょうだい!」

「あ、はーい!」

 私の手を必要とする誰かに名前を呼ばれ、私は駆け出しました。

 抱えていた不安も、いつの間にかこの喧噪に飲まれ、私の中からは無くなっていました。



 この夕餉は、大人達の中に酒が回り始めた頃から変わり始めます。そうして、晩餐という建前の宴会が始まるのでした。

 いつもならこの頃に手伝いも終わるのですが、この日の酔っぱらい達はなかなかそれを許してはくれませんでした。忙しくなるのはお酒を飲めない人たちばかり。「あれを持ってきてくれないか」「さっきの皿と同じのを向こうに囲みに」……と、続けざまに出される注文に、私はずっとかけずり回っていたのです。解放されたのは宴もだいぶ落ち着いた頃。見ればとっくに月は登り、あれだけ作った料理も半分以上が無くなってしまっていました。忙しいですが、村のあちこちで誰もが楽しそうにしているのを見るのは、なんだか心が満たされるような気持になります。

 いつの間にか戻ってきたシーザーさんが、周りに人だかりを作っていました。外の面白い出来事を語り聞かせているようで、時々息を合わせたかのような歓声や笑い声が聞こえてきます。その中心にいるのがいつも無表情なシーザーさんというのだけが想像できませんが……

「……信用はされたみたいですね」

 そのことに、少しだけ安心できました。

 私は二枚の皿と二つのジョッキに多めの食べ物を用意すると、それを持ってナッツの姿を探しました。そして宴会の席の中に居ない事を直ぐに確信しました。……彼は時々そういう事をします。村の人達が勝手に楽しむべき時には、大体決まってそれをすっぽかすのです。まるで、村に馴染む事への最後の一線を守るように。今まで、何度もそれを見てきました。だから、彼が何処にいるのかも見当は付きます。私は、彼が自分の家に戻ったのではないのを確かめると、“その場所”へ向かいました。


 それは外れの泉の方……空から森に降り注ぐ月光が泉の水面に映って、夜の内は最も明るくなる、そんな泉のほとりです。しかし今は篝火の焚かれた広場の方が断然明るく、また近づくにつれ楽しそうな喧噪は遠く、……少し寂しく感じられました。彼は、そこにたった一人で座っていました。……その場所が、彼のお気に入りの場所なのだというのはなんとなく分かっていました。彼は暇があるときには、たった一人でこの場所から村の様子を眺めていました。

「やっぱり、ここでしたね」

「ん……」

 今日も例に漏れず、彼はそこにいました。突然現れた私に、気のない返事だけを返して、また何処か遠くに目を戻すのでした。

 ……彼はいつもここに居ます。それは村を少し離れた所から見るためなのだと思っていましたが、それは違うようです。彼は、水面とそこに映る月を見ていました。

「料理、持ってきてあげました。早く取ってください」

「頼んでないんだが……」

「早くしないと、落としちゃうかもしれません」

 そう言って皿とジョッキを突きつけると、彼はしぶしぶそれを受け取り草の上に置きました。私もまた彼がそうしているように皿を置いて、隣に座りました。彼はその間に、香菜の一つを摘んで口に運んでいました。私は彼のそんな美味しそうな表情を見て、なんだか嬉しくなりました。

「それ、私も少し手伝ったんですよ」

「へぇ。―――お、ちゃんと切れてるじゃないか」

 ……包丁で刻んだのは私ではありません。

「ん。塩加減もちゃんとしてるな」

 味付けしたのも違う人です。

「火の通り具合も丁度良い」

 いえ……その部分でもなくて……

「うん、なかなかうまいんじゃないか? あとは苦芽がしっかり取れてれば完璧だったぞ」

 そこです! その箇所を一番誉めて欲しかったのですけど……っ!

 ……………………………

「……ナッツ、知ってて言ってましたね……?」

「芽を取ったくらいで威張ってるんじゃない」

「でも! すっごく量が多くて!」

「だから取った筈の芽が混じったのか。……少し苦いのがお前の手伝った所だな」

「ううぅ………」

 食べてみると、確かに微かな苦みが口の中に残りました。酒を飲んでる人達だと気付かないかもしれませんが、純粋に食べ物を楽しみにしていた人はがっかりするでしょう。

 どうして……本当にどうしてこんな肝心な時に失敗するのでしょう私は……! 半ば八つ当たりのような自問自答。勿論答えを出そうだなんて思ってはいなかったのですが、もしその答えを求めるなら……

 ……思い当たる事なんか、一つしか無いのです。

 越えられない。そんな想いは弱音となって、不意に自分の口を突いて零れていました。

「“アルビナ”は、もっと料理が上手だったんでしょうね」

「さぁ。わかんね」

 ナッツが、まるで話題を突き放すようにそう返してきました。

「アルビナが料理を作れただなんて話、聞いたことない」

「あ、……そう、ですよね……」

 私はその時になって気が付きました。記憶を無くしたのが十年前。つまり、今よりも十年も子供なわけですから……

「記憶があった頃は、私はあんまり小さすぎますよね。ナッツならともかく……」

「―――――――」

「ひょっとして、ナッツはその頃から私に作ってくれていたのですか?」

 ナッツは、なんだか曖昧に笑うだけで、そのことに返事を返してはくれませんでした。代わりに、こう答えるだけ。

「お前は変んねぇな」

 その料理というのが、何かナッツの記憶に引っかかったようでした。どうも記憶を失う前、それも随分小さい頃から、私はとんでもない失敗をしてはナッツを困らせていたようでした。

 いつもの彼の意地悪。優しい思い出話を期待していた私は、悔しさも重なって腹立たしかったのですが、

 ……その時にナッツの見せた表情が、いつもの意地悪を言う時と違って、―――――とても優しくて、悲しそうな表情をしていた事に、戸惑いました。私にはその理由が分かりませんでした。

 やがて、ナッツが静かに話し始めました。

「……俺、ほとんどこの場所でしかアルビナと会った事がないんだよ」

「……

 ……え?」

 不意に聞こえたナッツの言葉の意味を理解した時、あの本棚ばかりの狭い部屋が思い出されました。

「朝の眠くて忙しい時も、夕方の落ち着いた活気も、それにこの日の喧噪の中にだって、アルビナがみんなの中に居たことは殆ど無いんだ。日が沈んで、月が昇って、みんなが寝静まって……誰も居ない、誰も知らない、そんな時間になってから、アルビナは村のみんなに見つからないようにここにやって来てたんだ。

 だから、俺もずっと待ってた。みんなが大騒ぎしてる時も、ここでずっと一人で居た。……アルビナも何処かできっとそうしていた筈だから」

「―――――“アルビナ”は、そんな事して欲しくなかったと思います」

 気が付いたときには、私はそれを口にしていました。別に、ナッツに意地悪を返そうとしたわけではありません。ただ、教えてあげなきゃいけないって、そう思っただけ……

 ナッツは、少しだけ笑って言いました。

「分かってるよ。リュシケにも似たような事を言われた覚えがある」

「じゃあ……」

「月を見たり、星を探したり。俺がなかなか馴染めなかったせいで、アルビナは随分傷ついていた筈なんだ。……時々自分が許せなくなる」

「“アルビナ”もそうして待っていたんですか?」

「うん。雨が降ってた日だってあったのにな」

 どうして、なんて考えるまでもありません。ここでしか会えなかったなら、理由なんか決まっていました。

 “アルビナ”は、ナッツに会う為に、ここに来ていたのです。けど、そこまでは、言えませんでした。呑み込んだ台詞が、胸の奥の方につっかえていました。なんだか、随分嫌な人になった気分でした。

 代わりに、私はこう答えました。

「今はもう、そんな事はしません。いつだって、ナッツに会えますから」

「……ああ。そうだな」

「だから、ナッツだってここに居なくてもいい筈です。こんな寂しい場所じゃなくても、あの中にきっと入って行ける筈です。それでも、ナッツは今もここに来るのですね」

「ここにいれば、アルビナが戻ってくる気がして、さ」

 ちょっとふざけた笑みを浮かべながら、ナッツは振り向いてそう言いました。冗談やおふざけと言うには過ぎていると思いました。

「……すごく酷い事、言ってます」

「かもしれない。けど、アルビナは来てくれたじゃないか」

 ナッツは誤魔化しましたけど、きっとそういう意味ではなかった筈です。

 ナッツがここで見てきた想い出が私にはありません。ここで彼とどんな話をしていたのかすら、私は知らないのです。

 ねぇ、ナッツ。あなたの隣にいる人は、一体誰なのですか?

 私じゃあ、駄目なのですか?

「私は、ナッツが好きです。きっと、想い出を無くして初めて目を醒ました時から」

「―――――ん……ありがとう…な」

 ……あまりに的はずれな返事。頭を撫でてくれる手は優しかったのですが、それでも私は寂しさが込み上げてくるのを抑えられませんでした。


 ――――――好きな人の事になると真剣で、それに自虐的で。隣から見ていて辛いくらい。


 今なら……

 今なら、リュシケの言っていた事の意味が、分かるような気がしました。

 あの人もきっと、彼を好きになり、この場所に踏み込んでしまって……そして、水面を見つめる彼の横顔を見てきたのでしょう。“アルビナ”の話を、何度も聞いたのでしょう。普段からは想像できないくらいに素直で弱々しい、偽らない彼を感じていたのでしょう。

 そうですよね……もしあなたの隣に居るのが本当のアルビナなら、あなたはそんなに遠くを見たりはしませんよね。もっと強がって、格好良く見せようって、思う筈ですよね……

 でも、あなたはきっと気付いていません。

 あなたが“アルビナ”と口にする時、その言葉は決して私には向いていないことに。

 あなたはきっと気付いています。

 あなたの隣にいる私が、あなたの想う“アルビナ”ではないということに。

 あなたが本当に“アルビナ”を愛していたからこそ、それに気付いているのです。

 なのに、気付いているということを、ずっと誤魔化し続けているのですね……

 あなたの声と温もりで、私は目を醒ましました。だから、ずっとあなたの側に居たい。

 あなたがあの喧噪が嫌いなら、ずっと自分を責め続けるなら、私もここへ通います。

 けどここは、あなたのアルビナの想い出が強すぎて、あなたがその名前を口にするたびに苦しくなって……私を向いて“アルビナ”と微笑みかけるのが辛くて……

 言いたいことが沢山あります。私が“アルビナ”ではないということ。“アルビナ”に嫉妬していること。“アルビナ”の書いた少女と狼の物語。シーザーさんが戦っていた黒い靄のこと。そして、シーザーさんに言われたこと。

 そんな事も全て忘れてしまえれば、きっとシーザーさんが言うように普通に暮らせるのかもしれません。けど、きっと何処かに消す事のない真実が痕となって残りそうで、……その痕がいつかはヒビとなり、今ある全てを足元から壊してしまいそうな気がして、……私はそれが恐ろしくて、震えているのです……

「俺もアルビナを守るよ。アルビナと約束したから」

 ……それも、きっと私ではありません。




「―――!」

 その時、泉の向こう……泉の向こうから弦のかき鳴らす音が聞こえてきました。同時、一斉に歓声が上がり、こちらから見て分かるほどに向こうの岸が賑やかに動き出しました。手を叩く者もあれば、指笛を鳴らす者もいます。やがて、弦だけではなく、太鼓や笛、その他いくつもの楽器の音が鳴り響きました。それはまるで、そこに集まる全ての人達を、これから始まる何か楽しい事に誘っているかのようでした。

「始まったな。まったく……お客がいるからって浮かれやがって……」

 言いながら、ナッツもほんのり笑みを浮かべていました。

「そういえば、彼の疑いは晴れたんですね」

「ん? ――――ああ、少なくとも帝国の人間ではないことは分かってた」

「じゃあ、どうしてあんなこと言ったのですか?」

「示しがつかないだろう。人間の側にこの森が安全だなんて思われても駄目なんだ。聞きたい事があったのも事実だし、何より怪しかった。アイツは何か隠してやがったからな。結局聞き出せやしなかったけど……」

 私は感心してしまいました。まさかあの短い時間にそんな事まで考えていただなんて、思いもしませんでしたから。

「まったく、大した奴だよ。人間のくせにあの森を迷わずに抜けてきたんだ。しかもこっちの仕掛けには一つも引っからずにな」

 加えてこの世のものとは思えないくらい強くて、貰った薬草を簡単に調合してしまって、そして何か得体の知れない存在と戦っていて……私は内心でそう付け足しました。それから……

 先程の光景を思い浮かべて、私は思わず笑ってしまいました。

「無表情で、なのに何故か語り上手なんですよね。さっき向こうで人だかりを作ってました」

「へぇー、そりゃまた……」

 ラティエの村人が奏でるこの音楽は、彼へのお返しなのかもしれません。

 ここは閉ざされた村。でも、森の外にもっと広い世界がある事もまたルフェ達は知っています。本当なら、シーザーさんのような外からの旅人は、温かく迎えられるべきなのでしょう。

 前奏を待たずして始まった曲調はとても賑やかでした。見れば、それに合わせて踊り出す者もいました。数人がそれに続き、そしてある若い男女が手を取り合ってその輪の中に入って来た事で、曲と声が一斉に沸き上がりました。手拍子が鳴り、踵をぶつけ合う靴音が響き、笛と弦が唄っていました。みんながみんな楽しそうに、このいつまでも続くかのような明るい夜を謳歌していました。

 燃え上がる火を囲んで踊る恋人達を、私はただ羨ましそうに見ている事しかできませんでした。

 その時、不意に私の手をナッツが捕まえました。

「踊ろうか、俺達も」

「えっ…でも私……」

「手を離さなきゃ平気だ」

 言おうとした台詞は、彼の言葉にかき消され、それっきり浮かんではきませんでした。

 私は彼の手が引くままに立ち上がり……、座っている時には分からなかった身長差に気が付いてしまいました。

 私の頭は彼の肩にも届いていません。

『………』

「やっぱり、私じゃ……」

「……くくく……あははは……」

 沈黙が続き、私が恥ずかしい思いで一杯の時、彼はよりによって笑っていました。

「わ……笑う事無いじゃないですか…っ!」

「お前は本っ当に変わんねぇな」

 聞き覚えのある台詞。

「そ……そういう意味だったんですか?!」

「昔はお前の方が背、高かったんだぞ」

「う、嘘っ! ナッツは大嘘つきです!」

「あはははは……っ!」

 彼はその後もしばらくは、そのあり得ない冗談に笑い続けていました。一体何が面白いのか、さっぱり分かりません。

「もう……っ!」

「いいじゃないか。背ぐらいなんだっていうんだよ。もっと違っていたって俺はお前と行きたい」

 彼はやがてぴたりと笑いを止み、ちょっと不機嫌になっていた私を強引に抱え上げ、自分の足だけで遠くに見える村へと駆け出していきました。

「お……降ろして下さいっ! 私、自分の足で……」

「降ろしてもいいけど、手は離すなよ」

 彼は結局そのまま辿り着くまで私を降ろしてはくれませんでした。何故だか上機嫌のまま、人々の輪の中に入っていきます。そんな私達を見つけ、ラティエの人達は再び歓喜の声を上げました。

「白い巫女様の飛び入りか!」

「いいぞナッツ!」

「お似合いじゃないか! お二人さん!」

 踊りの相手を抱えての突然の飛び込みに、誰もが皆歓迎してくれました。鳴り響く指笛とさらに浮かれる弦の音。私は高揚するのと気恥ずかしいので、直ぐに身体中が火照ってくるのを感じていました。

「……堂々としてればいい。俺達は今、村中に冷やかされるただの恋人同士だ」

 私を降ろすとき、ナッツが耳元に口を寄せてそう囁きました。

 音楽と喝采に飲まれ、返事はきっと聞こえません。返事の代わりに、私はただ、彼の左手をぎゅっと強く握りしめるのでした。



 互いの表情を見つめながら、音を聞き、呼吸を聞く。そうして踊る内に、今私を取り巻くこの世界、それに私自身の存在を強く確信していました。

 確かに私はアルビナではないのかもしれません。しかしこの村でナッツと暮らし、今はこうして彼と一緒になって踊っているのは、他でもない私なのだと、……それを強く実感していました。

 アルビナが築いてきた想い出は私には無いのかもしれません。しかし、私には私の八年があって、その時間をこの村で、こうして皆に祝福されながら送ってこられました。

 私は、絶対に“アルビナ”には負けていません。それを強く感じることができました。

 シーザーさんが私達を見ていました。いつの間にか出来上がった客席に腰を下ろし、あの無感情な表情には僅かに笑みを浮かべているように見えました。目にはあの悪魔と対峙した時の険しさは感じられず、それでいいのだと、言ってくれているようでした。


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