第37話 星落ちて、花の雫

星の海 瞬く時の眞金なり 少年を連れる光の剣



アーモンドこんな心も甘くする 少女の昼寝に小鳥も休む



水晶の孤独と咽ぶ少年の夜の日記はそこかしこ、青い



孤独感 万年筆のインク似て夏の夜にさ迷う小鳥



星菫の永遠に忍べよ、星落ちて 花の雫に風鈴鳴らす

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