第20話 天河石少年
少年は心の箍を踏み外し、恋知り鳥と天泣する夜
天河石 このまま、同じ地に還る誓えぬ少年、ナイフを持って
夜みたい、と詠みたい詩に凍える夜 少年非情な休み明けに
この傷もつけては悼む星の声 孤立するのはいつも、少年
首筋の傷を辿れば、星影も少年明るく努めるスクール
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