第103話 約束

 一日の授業が終わり、海衣かいはアパートまで帰ってくる。


 トラブルを避けるためのアパート生活だったので、しばらくすればまた寮生活だ。

 来年の全国大会に向けて練習も本格的にはじまるので、完全に以前の日常が戻ってくる。

 今日は学園に帰ってきた亜土と一緒に、買い物でも行こうとしたのだが。


 亜土が住んでいる部屋の扉から、人の気配がする。

 気になった海衣が聞き耳を立てると、中から女の子の声が聞こえてきた。


『あ❤ 亜土先生の……気持ちいい……』『あはー❤ 亜土せんせーはりきりすぎー❤』『亜土さん、いくらなんでも小学生に手加減なさすぎです』『あ❤ ん❤ やんっ❤』


 海衣の顔が真っ赤になった。

 まさか、兄が、みもりたちと、すごくえっちなことを?

 海衣は、怒鳴りにいこうとドアノブに手をかけたが、すぐに冷静になる。


(いやいやこれって、アレだろう? 扉をあけたらゲームで遊んでいたパターンだな)


 だって、みもりたちは小学5年生。11歳だ。

 わけがないのだ。

 ありえない。だって犯罪だもの。ぜーーーったいに、ありえないったらありえない。


(……ま、今日はあいつらの好きにさせてやるか。ずっと心配してたもんな)


 海衣はみもりたちの気持ちを汲んで、今日は巾木姉妹と買い物に行こうと、アパートを去っていた。


 冷静な判断だ。

 だって小学生とするわけがない。当然だ。

 みもりたちは11歳の女の子なのだから。


 だから、これは、ただ大太刀を小さな鞘に出し入れしているだけの遊びなのだ。

 ただのゲームなのだ。


 〇


 みもりたちの服が脱ぎ捨てられた、亜土の自室。

 亜土は、みもりをベッドに組み伏していた。


「あん❤ 亜土先生っ……❤ わ、わたし、気持ちよすぎてトんじゃいそうです❤」

「み、みもり……!」

「やっ❤ あ、亜土先生をいっぱいお腹で感じられて、わたし幸せです❤」 


 ギシギシとベッドが軋み、桃色髪の可愛い女の子の身体が小刻みにゆれている。


 いつもはポカポカと温かい子供体温が、今はカッカッと熱い。真っ白い綺麗な肌は肩まで赤くなっていて、汗が少女の生肌を艶めかしく輝かせていた。


「あ、亜土せんせー❤ ちゅー、ちゅーが欲しいですっ❤」


 みもりは両手を繋げたままキスするのが大好きだ。

 亜土は大太刀で突きながら唇を重ねると、少女は喜んで何度もキスをしてくる。


「ちゅ❤ ちゅる❤ せんせっ、せんせっ❤ ちゅ、ちゅー❤」


 みもりの柔らかい唇をつまみ、その小さな鞘に大太刀を納めたまま腰を動かす。

 みもりはびくんっと身体を跳ねさせた。


「んんっ❤」


 みもりの小さな鞘は、ふわふわのトロトロだ。


 本人の性格をあらわしたように、亜土の大太刀を優しく包みこんでくる。

 ガチガチになった大太刀がアイスのように溶けたかと思うほど、小さな鞘の内部はふんわりじゅぷじゅぷと蠢いていた。


「んーーー❤ お、大きすぎましゅう❤」


 自分はたしかに、未成熟な身体の小さな鞘を、何度も何度も突いている。

 そのはずなのに、下半身がなくなったかと錯覚してしまうほどのトロトロっぷりだった。


「ごめんなさい❤ 亜土先生ごめんなさい❤」


 発情しきったみもりが謝ってくる。


「ど、どうしたの……みもり?」


 亜土は少女が謝っていても、小さな鞘を突くのはやめなかった。

 気持ちよすぎて止められるはずがなかった。


「わ、わたし、小学生なのに……❤ こんなに気持ちよくなってごめんなさい❤ はしたない女の子でごめんなさい……っ❤」


 みもりは快感をこらえきれないといった顔で、そう告白してきた。

 亜土の理性がガンガンに揺さぶられ、さらに腰の動きが加速する。


「やんっ❤ さっきより激しっ❤」


 大太刀と、小さな鞘の結合部が、じゅぷじゅぷと泡立つ。


 亜土はみもりの名前を呼びながらガンガンに突きまくり、何度も何度もベロチューして、二人の熱を高めあう。

 そして、亜土の大太刀がふくらんだ。


「んっ……❤ このまま中でだしてぇ❤ 中でいーっぱい出していいでしゅから❤ わたしも一緒に……っ❤」


 みもりが唇を甘く噛んだ。少女は同時にハてる気だった。

 亜土はその前に大太刀を引き抜こうとするが、みもりが足をからめてくる。


「みも――」

「イっちゃいますーーー❤❤❤」


 びゅくびゅくーっと、小さな鞘にはいりきれない熱が吐きだされる。

 すぐに大太刀を抜きたくても、本能がドクンドクンと奥の奥まで熱を送り届けてしまう。

 亜土は我に返るまで、みもりの小さな鞘に大太刀を納めていた。


「ふー……❤」


 放心して力尽きたみもりから、亜土は腰をゆっくりと動かして、大太刀をじゅぼんと引き抜いた。

 みもりはお股を凝視したあと、自分のお腹を愛おしそうに撫でる。


「えへへ……亜土せんせのがいっぱいだぁ……❤」

「っ~~~~」


 大股びらきのみもりに、亜土はムラムラしてくるが。

 リリカナが、柔らかい胸を亜土の背中に押しつけてきた。


「次はリリカナちゃんの番だよー?」


 〇


 リリカナは、亜土のお腹にまたがるように騎乗していた。


「せんせっ❤ せんせっ❤ どーう気持ちいい?」


 ベッドがギシギシと軋むたび、少女の胸がぷるんぷるんと上下にふるえる。

 銀髪のツイテールが汗ばんだ身体にひっついていて、犯罪クラスの視覚効果は、亜土を興奮させるには十分すぎるものだった。


「あ、ああ……」


 リリカナの小さな鞘は、ザラザラと吸いつくような鞘だ。


 鞘内部の一つ一つの装飾が、大太刀を研ぐように吸いついてくる。おかげで大太刀はハてたばかりというのに硬度がギンギンに復活していた。


「んー? ちっちゃなお声で聞こえないよー?」

「き、気持ちいい……」


 リリカナが腰をグラインドする。


「聞こえなーい❤」

「き、気持ちいいいよ! リリカナの中!」 

「あはーっ❤」


 リリカナが舌なめずりしながら、お尻ごとパンパンッと腰を落としてくる。

 ザラザラした鞘の内部が、大太刀にズロロロッと吸いつくので、亜土の瞳に火花が散るような快感がおしよせた。


「っ~~~~~~‼」

「やーん❤ 亜土せんせーのとっても気持ちいいよー?」


 と言いつつ、リリカナはまだどこか余裕がある。

 亜土はそれなら反撃してやると気概が湧いてきて、リリカナの胸をぽよんっと揉んだ。


「んっ❤ 亜土せんせーにおっぱいもまれちゃったー❤」

「い、言わなくても……!」

「えへー❤ リリカナちゃん小学5年生はー、おっぱいをもまれながら年上の男性のうえでイヤラしく腰をふっていーます❤ ガンガンつかれてー、イケないことなのにぃー、すっごく気持ちよくなってますぅ❤」


 リリカナは恍惚の表情で、実況中継をしてきた。

 しかも鞘の内部で、大太刀をぎゅうぎゅうと絞ってくる。亜土の熱を芯からしぼりとってやるという卑猥な蠢きだった。


「くっ……!」

「いいよ❤ このままいーっぱいリリカナちゃんの中にだしてねー❤」


 このままやられっぱなしはいかんっと、亜土は上半身を起こす。

 幼い少女の鞘に大太刀はつなげたまま、座ったままの体位で腰を動かした。


「きゃんっ⁉」


 リリカナが嬌声をあげた。

 さっきよりも甘く、感じきったものだ。


「リリカナ?」

「えへへー……。気持ちよすぎて、すごい声を出しちゃった。この姿勢がいいのかもー……」


 リリカナは恥ずかしそうにしている。

 姿勢を変えたことで、鞘内部の気持ちいいところに大太刀がひっかかったのだ。


 いいようにやられていた亜土は反撃する。


「⁉ やんっ❤ 急に激しく❤ あっ、あっ、あっ❤」


 リリカナの呼吸が荒い。

 亜土はここかここかと、鞘内部の奥側、姿勢を変えたことでよく密着するようになった箇所を大太刀のカリでなぞるように突きあげた。


「やーーーーーんっ❤」


 リリカナが小さくふるえた。軽くイッたのだ。

 少女はハァハァと息を荒げながら亜土にぎゅっと抱きついてきて、腰を動かしてくる。


「亜土せんせ、もっともっとだよぅ❤」


 リリカナの小さな鞘は、ジュプジュプのドロドロで大洪水。


「やっ、ダメ❤ これバカになっちゃうやつ❤ 頭おかしくなるやつ❤」


 リリカナの悲鳴を聞いて、亜土はペースを下げようとしたが。

 少女は、それは違うと鞘内部のしめつけを強くした。


「いいの❤ このままでいいから❤ 悪戯大好きなリリカナちゃんをー、亜土せんせーの大太刀でわからせて欲しいのーーー❤」


 リリカナの鞘がきゅっきゅっと収縮する。

 亜土の大太刀もふくらんでいた。


 お互いに限界だと察した亜土は大太刀を引き抜こうとしたが、このままではすぐに抜けないことに、さんざん励みすぎたあとで気づいてしまう。


「えへー……❤」


 リリカナがキスをして、耳元で囁いてくる。


「びゅびゅびゅっびゅーって、このままリリカナちゃんの奥でダしたら絶対に気持ちいいよ? ねっ、一緒に気持ちよくなろ?」

「~~~~~~っ⁉」


 耳元から本能をかきたてられた亜土は、返答代わりに強く突きいれる。


「あーーーーーん❤」


 びゅびゅびゅびゅうーと、リリカナの鞘が亜土の熱で満たされていく。

 ハきだしたあとも少女は腰を動かしていて、亜土の熱を愛おしそうに受けとめていた。


 そのまましばらく、密着状態でいたのだが。


「あっ……。マキドちゃんが寂しがっているから交代するねー?」


 亜土のすぐ隣で、耳まで真っ赤なマキドがしかめっ面でいた。


「べ、べつに私は寂しがってなんかいません……!」


 〇


「バカ! 変態! ロリコン! 犯罪者! やっ❤」


 ベッドがふたたびギイギイと軋む。

 四つん這いになっていたマキドは、亜土に背後からパンパンパンッと突かれていた。


「こ、こんな犬みたいな恰好……! あっ❤」


 マキドは長い黒髪を乱れさせながら唇を噛む。

 言葉はキツいが、少女の肌は赤いし、興奮しきっているのがわかる。

 そのギャップに、亜土はついつい腰を激しく動かした。


「マキド……! マキド……!」

「名前を呼びながら突かないでください! やっぱり貴方は最初から私たちを手籠めにする気で……! んん~~~❤」


 マキドの小さな鞘は、イれるときは固くて入りにくい。亜土のモノを拒んでいるようだ。

 だけど一度でも中に入ると、鞘内部がきゅうきゅうと吸いついて離さない。

 今だって鞘の奥にある口が、大太刀の先端にちゅっちゅっとキスをしていた。


「やっ❤ バカバカ❤ こんなこと……❤」


 マキドはよがっている。

 いつもつっけんどっけんなマキドの可愛い顔が見たいのだが、マキドはどうしてだか真正面から向き合ってくれなかった。


「あのねー、亜土せんせー。マキドちゃん、お胸がちっちゃいの気にしてるのー」

「ちょ⁉ リリカナ⁉ ち、ちがいますからね! 亜土さん!」


 マキドは背後から突かれながら、ぷるぷると頭をふった。


 たしかにマキドは二人に比べたら、いささか、少々、未成熟すぎるところがある。だからこそ小学生感がマシマシで、余計に犯罪臭する身体なわけだが。


 と、みもりが言葉を付け足した。


「ショートテレポのとき、亜土先生が手を離したことが忘れらないみたいで……。まだマトモに顔が見れないそうなんです」

「ち、ちがいます……! やっ❤」


 マキドは背後からパンパンッと突かれながら、また頭をふった。

 魔王城から脱出したあと亜土はマキドに叱られて、それで済んだと思っていたのだが、少女にはまだ心のしこりになっているらしい。 


(……そう、だよな。何度もシたいって約束したもんな)


 亜土は背後からパンパンッ、パンパンッと突くのをやめて、大太刀をじゅぼんと抜いた。

 そして、マキドを仰向けにしてベッドに押し倒す。


「きゃっ⁉」


 マキドの顔は真っ赤だが。行為中だったからじゃないのだろう。

 少女は不機嫌そうにぷいと顔をそらす。


「……無理やり顔を合わせようとするなんて、やっぱり亜土さんは鬼畜ですね。11歳の女の子に手をだしてくる、超弩級の犯罪者です」

「可愛いよ。マキド。綺麗だ」

「なっ!」


 マキドの顔がさらに赤くなった。


「マキドがすっごく可愛いから、オレはギンギンになっている。もっと君が欲しい。もっとマキドとシたい」

「なっ……なっ……! そ、そんな犯罪告白……!」


 亜土は、マキドの小さな鞘に、大太刀をじゅぷんとイれた。


「やんっ❤」


 今度はすんなりと入った。

 準備バッチリ、はやく突いてくださいと訴えてくる小さな鞘に、亜土は何度も大太刀を突きいれる。


「バカ! バカ! これで機嫌がなおるなんて……んちゅ❤ んんーっ❤」


 亜土がキスをすると、マキドが夢中でキスを重ねてきた。

 幼い少女は未成熟な身体で、愛しい人の熱をずっと待っていたかのように、上の口でも下の口でも受けいれる。


「ちゅ❤ んー❤ んっ❤ んっ❤」


 それからずっと、キスしながら何度も何度も突きいれた。


 お互いに息苦しいはずなのに、二人は唇を離さなかった。


 ぴくんと少女の鞘が痙攣しはじめる。

 亜土の大太刀もふくらんできた。


「あ、亜土さん……ん❤ 中はダメですよ……? わ、私、マダですけど、ダメったらダメですからね……? あっ❤」

「マキド、一緒にイこう」

「えっ……? やっ❤ 中はダメ、ダメったらだめなのーーーー❤❤❤」


 亜土はマキドの腰をつかみ、奥の奥に、大太刀の先端を突きいれる。


 子供体温が発熱する。火傷するかのように熱いマキドの奥に、亜土の意思で吐きだした。

 ぶわっと大量の熱が吐きだされる。亜土の腰がブルッとふるえ、マキドの腰がビクンと跳ねた。


 マキドは嫌がりも抵抗もせずに、ドクンドクンと吐き出される熱を受け容れている。未成熟な身体に、長い黒髪がぴったりとはりついていた。

 幼い少女はそうやってしばらく放心していたが、愛おしそうにキスをしてくる。


「バカ……小学生のナカにだすなんて……ちゅ……最低男……ちゅ……」


 下の口でもキスするように、鞘内部が大太刀にちゅっちゅっと吸いついてくる。

 男を欲しがる小さな鞘の蠢きに、亜土の大太刀がまたまた元気をとりもどす。


「……なんでまた固くなっているんですか。さっきより、大きくありません……?」

「……ご、ごめん」

「あのですね、謝ったところで――やんっ❤」


 マキドの身体がびーんとのけぞった。 


「わ、私イッたばかりで感じやすくなっていて……バカァ、ロリコン、変態❤」


 マキドの罵倒はもう亜土にとって心地のよい嬌声にしか聞こえず、さらに突きいれる。

 二週目はこのままマキドではじめようと、すぐに腰の動きを再開した。


「バカーーーー❤ あっ❤ やっ❤ もーっ、亜土さんなんて……好き……! 好きです! 大好きです……大好き❤❤❤ 私をもっと可愛がってください❤❤❤」


 〇


 二週目が終わる。

 亜土はベッドで仰向けになって、少し休もうとしたのだが。


「ちゅ❤」「ぺろー❤」「じゅぼ❤」


 三人娘が、お口ご奉仕してきた。

 連続六回戦のあと、さすがに休憩を挟みたいと、亜土はお願いしたのだが。


『またショートテレポのときのように、離れられては困りますので』とマキド。

『わたしもすっごく心配したんですからね……?』とみもり。

『あはーっ❤ リリカナちゃんたちから、ぜーーーったいに離られなくするからねー❤』とリリカナが言ってきた。


 もう二度とあんなことさせまいとする三人の気持ちに、亜土は断れるはずもなく。

 このまま満足するまで少女たちを受けいれる。

 そう決めたのだが。


「じゅぼ❤ じゅるるるるるる❤」

「っ‼‼‼」



 リリカナの激しい口奉仕に、今日、自分は命尽きるかもしれないと覚悟した。

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