孤独をかき集めバッグに詰め込み、遥か海へ捨てに行く。


心の痛み、体の痛みみんな詰め込み遥か海へ。


夢はいつか天使が舞い降り連れ去るだろう。


空っぽになった肉体は朽ち果て死屍と化す。


いつしかそこに、八百万の神が宿り一本の木が芽吹くだろう。


夢の忘れ物眼を開ける。


育つ木々己の力強さふと気づく。


ゆっくりとゆっくりと、しかし逞しく命は生きる。


夢舞い落ちる。


生命の源よ、溢れかえれ。


生命の詩を奏でよう。


楽しく儚く美しく、そして嬉しさを抱きしめて。


優しさは、己が強さの裏返し。


切なさは、己の優しさの裏返し。


鳥たちよ、舞い飛び喜びを分かち祝福を。


ハレルヤ

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