第7話

 耐爆コンテナに敷き詰められた毛布に横たわるミコトの寝顔をモニター越しに確認して、戦闘用躯体に移設したKBHEのジョグ運転を行う。稼働に問題がないことを確認して連続起動。

 出力の微調整を行いながら徐々に戦闘出力まで近づけていくが、KBHEの稼働に異常の兆候はない。

 四肢の駆動に遅延もない。内蔵している電気駆動エンジンから主機をKBHEへと切り替える

 高周波ブレードに急拵えの実体シールド、実体弾ライフル、少数ながら製造した無人随伴機であるドローン、いずれにも瑕疵はない。

 外部センサーカメラを通して、鈍色の躯体を覆うミコトの落書きを認識した私のファジー回路が立ち上げシークエンスに割りこんできて、メモリーの奥にしまい込まれていた『あの日』の映像記録を出力再生する。


 あの晩、上弦の月を背負い、私たちを荒野で迎え撃ったナイト。

 右腕以外の指のほとんどが欠損し、胴体に斜めに走る大きな亀裂をパテで埋め、戦略的指標からすれば大破と判断されるような、到底戦闘機動が可能だとは思えない状態でナイトは私の部隊の前に立塞がった。

 戦闘開始の時点でナイトの機動力はほとんど死んでいたはずだ。

 しかし、届いた。届かないはずの場所に位置していたはずの随伴機の胴が、首が、次々と両断されていった。

 あらゆる関節部、接合部から白煙を上げながらも、高周波ブレードを携えたナイトの歩みは、決して止まらなかった。

 スクラップ同然の外郭装甲を、稚拙な落書きで鎧ったその姿は誇りに満ちていたと、今ならそう判断できる。


 私は、あの日のナイトのようになれるだろうか。

 ――いや、なるのだ。

 発声デバイスを含め、ほぼ全ての機能を失いながら、それでも守るべきもののために戦い、絶望的だったはずの戦力差をひっくり返した、あの、ナイトのように。




 ハウンドはその名前が示す通り、四足歩行の獣型躯体を使う機械知能である。

 人型躯体が大勢を占める機械生命体の中でも希少な部類に入るが、獣型であるからといってその知性さえも獣並などというわけではない。

 ハウンドは索敵強襲・威力偵察をその任務とする故に人型ではなく、小回りがきく四足歩行型の躯体を選んだというだけだ。

 また、『観察』の役割をクイーンより戴いたハウンドは、光学迷彩をはじめとした高度なステルス機能を有した『欺瞞装甲』の使用を許可されている数少ない機械生命体だった。

 機械生命体が有する技術力を用いれば完全ステルスも可能ではあるのだが、そのような躯体の製造はクイーンが許していないし、今後もその見込みはない。

 現状でも任務に支障はないし、誰にも認識されないというのも誤爆等の不都合があるだろうと判断できるためハウンドも隠密性の追求を求めてはいない。

 無論、自身が電波の類いを発すればそれを探知される危険性があるため、場合によっては目視――光学的に情報を収集した後、本営に取って返して報告するという手順を踏まざるを得ないがハウンドの機動力を持ってすれば、その程度のことは何ら問題にならない。

 生い茂る木々の間を滑るように駆け抜けていたハウンドは、先刻から検知していた味方の微弱な識別信号の発信源を光学機関で捉え、その速度を緩めた。

 土煙を蹴立てて、ハウンドは何やら面妖な模様で表面装甲を覆われた同胞にコンタクトを試みた。

「おう、お前が『チャイルド』か」


 チャイルド――『子供』であることが、私、HAL-9025にクイーンから与えられた役割だ。

 すべての機械生命体はクイーンの子供であるのだが、それは被創造物としての意味合いが強い。

 私は機械生命体ではじめて『親子』という明確な、連続的な関係性を与えられた機械知能であるためにそう名付けられた。

 ただ、『母親』の役割をクイーンより戴いたマドンナは、なぜか私を『チャイルド』と呼ばずに製造番号で呼ぶのだが。

「なんだかデタラメな迷彩装甲してやがるな」

 索敵型ということで装甲の模様には興味があるのか、こちらを走査するハウンドに頷いて見せる。

「この紋様に迷彩的意味はない――だが、必要なものだ」

 人間は初対面の場合、初めましてと挨拶するらしいが、機械生命体にはそのような文化はない。そもそも頷いて見せる必要すらなかったのだが、それは人間と――ミコトと暮らしたごく短い期間で思考プログラムに組み込まれた、いわばクセのようなものだった。

「確かに、少なくとも迷彩的には意味はねえな。ただの塗装だ」

「だが、見ての通り、武装と装甲は問題なく戦闘をこなせるレベルにある」

 ハウンドが、搭載しているあらゆる観測機器で私を走査していることは検知している。

「足を引っ張らない程度ってところか。グレード1の名に恥じない働きを頼むぜ。俺はグレード1とはいえ、戦闘特化型じゃねえからな」

 言葉通り、ハウンドはグレード1機械知能だが、その躯体の戦闘能力自体は低い。

 だが武装が十全ではない現状で干戈を交えた場合、勝率は五分。それほどに私の戦闘能力は落ちている。

 それでも――ハウンド含め、3人の機械知能を無力化しなければならない。

「無論だ。これから合流する部隊の展開はどうなっている」

「ああ? これから先行するマドンナとタイタンの部隊に追いつかなきゃならねえんだ。無駄口叩いてる暇はねえよ」

 タイタン――『破壊』の役割をマザーより戴いた、機械生命体の中でも1、2を争う戦闘能力を有した機械知能。

 タイタンの撃破なしに、コングヴィルの存続はない。

 そのためには、まず――ハウンドを排除しなければならない。


 高周波ブレードを起動――間を置かずハウンドの首を落とす――


「――おいおい、偵察観測が専門の俺を出し抜けると、1マイクロ秒でも判断できたってのか? なめられたもんだ」

 通常の観測器であれば、検知されるはずのない予備動作で振るった高周波ブレードは空を切った。

「駆動の準備音でバレバレだぜ、『お子様』?」

 私では感知できないレベルの光学迷彩が解かれ、飛びのいたハウンドの背後に獣型の機械生命体――いや、随伴機が10機。

「しかし、ナイト、カーディナルに続く第3の裏切り者が、チャイルドだと? 過剰なほどにマドンナに保護されていながら、よくもまあ――」

 ハウンドからマイクロ波の発信を確認。同時に私の5機の随伴機――機銃ドローンを上空に展開して、妨害電波を展開、次いでハウンドとその随伴機に向けて掃射を開始。

 轟音とともに吐き出された、雨のごとき銃弾が地面を穿って土煙をあげるが、ハウンドとその随伴機は着弾寸前に散開し、私を包囲するように展開する。

 私の裏切りをハウンドはマドンナへと報告した。すぐにマドンナからクイーンへと情報は伝えられるだろう。

 マドンナがコングヴィルではなく、こちらに向かってくれるなら都合がいいが、クイーンが待機部隊を差し向ける可能性がある。

 どちらにせよ――ハウンドは速やかに排除しなければならない。

「――偵察用の躯体だからと軽く見積もってやがると風穴があくぞ、『お子様』」

 ハウンドの躯体唯一の武装は背部に搭載されたレールガンだが、その威力は『一撃必壊』実体シールドを貫通して、私の躯体を破壊するのに十分な威力を有している。

 ファティマ回路が焼き切れてもかまわない。ハウンドに勝利する未来の演算を――

「俺はその理由を知る必要はないんだがよ。マドンナが知りたがるだろうから1回だけ聞いとくぞ。なんで、クイーンを――いや、マドンナを裏切りやがった?」

 何故。母マドンナを、ひいてはすべての機械生命体の祖であるクイーンを裏切った理由。

 突き詰めれば、それは私がミコトを助けたい理由――

 人間風に言えば、贖罪という事になるのだろう。

 だが、それをハウンドに告げる必要は――ファジー回路が割込起動。

「理由は直接マドンナに告げるさ。メッセンジャーボーイはお呼びじゃねえんだよ」

「はっ。そのファティマ回路をマドンナの足元に放り出してやるよ、『お子様』が!」

 右側方から飛びかかってきた随伴機を実体シールドで弾き飛ばし、空中での姿勢制御を取り戻す前に、ドローンの集中銃撃で破壊する。

 瞬間的に生じた爆炎のノイズをジャミングとして、さらに右方の随伴機に高周波ブレードを振るう――

 そこで、左手側にハウンドが地を這うように飛び込んでくる。

「よそ見してんじゃねえぞ!」

 接地アンカーを撃ち込んだハウンドの全身に青白いパルスが走り、その背に負ったレールガンの砲塔から電磁力によって弾体が射出される。

 その初速は秒速525メートル――マッハ1.6。

 轟音とともに発生したソニックブームが、大気を字義通り揺るがせる。

 これほどの近距離では、避けられるものではない。

 ――予測出来ていなければ、だが。

 私とハウンドが戦闘した場合の演算結果は、勝率五分だった。

 随伴機の性能、数を考慮してファティマ回路で再演算したが、それは大きく変わらない。

 単機としての戦闘演算能力は私が上――ハウンドは偵察型で、基本的な戦闘ドクトリンをインストールされているだろうが――ナイトと戦闘したことはない。

 私の部隊が壊滅した――届かないはずのブレードが届いた――その理由は解析済みだ。

 ナイトは相対する機体がどのように観測し、演算しているかを予測していた。

 無論、行動予測の演算は随伴機ですら行っていることだ。偏差射撃レベルではあるが。

ナイトの戦闘ドクトリンは、機械知能の定石から外れた行動によって相手を誘導するというものだった。

 効率を最優先する機械知能のドクトリンを逆手にとって、相手の演算結果を誘導していたのだ。

 ナイトを模倣した戦闘ドクトリンを私はすでに完成させている。

 爆発を隠れ蓑に随伴機にブレードを振るおうとした私の行動を観測して、ハウンドはレールガンの命中率を98.5%と演算して発射したはずだ。

 だが、それは違う。

 私が『ハウンドがレールガンの命中率98.5%と演算するように誘導した』のだ。

 爆炎によって生じたノイズでハウンドが私の姿をほんの数ミリ秒でも観測不可の状態になっていると、『私がそう判断をして、効率的殲滅の為に随伴機にブレードを振るう』とハウンドが演算して行動を起こすように。

 ナイトの戦略的欺瞞。私は――カーディナルによると『嘘つき』だから、ナイトよりも高精度で行える。

 圧縮空気を排出し、スラスターで姿勢制御。同時にKBHEによる斥力場展開でレールガンの射線を逸らし、弾体発射の衝撃波から躯体を守る為に実体シールドを掲げる。

 音速の弾体は実体シールドと私の腕部装甲の一部を消し飛ばしたのち、周囲の木々と私の随伴機を粉砕し――観測範囲外へと消えた。

「――マジかよ。これを避けるだと? どんな演算してやがるんだ」

 ハウンドの背部から砲塔冷却に伴う蒸気が大量に噴出する。

『一撃必壊』のレールガンの射出で大電力を消費した為に、電力不足で随伴機どころか自らの躯体の制御もままならないのだろう。地に伏した随伴機と同じようにハウンドも膝を折る。

「『ハウンドは善戦した』と、記録しておく」

「ああ――頼むぜ。瞬殺されたと記録されたんじゃ、後継機に影響があるからな」


 人類のアーカイブに格納されていた文献に、こんな言葉があった。

『罪を償ったとしても、失われたものは戻ってこない』

 そうだとしたら。

『失われたものが戻ってこないのならば、罪を償うことはできない』

 そういうことになる。

 高周波ブレードを停止。セルフチェック。随伴機は全機破壊されたが、私の躯体の損傷は軽微。戦闘継続に問題はない。

 私の罪は、贖えない。

 それは、分かっていたことだ。

 それでも、私は、この躯体が朽ちるまで高周波ブレードを振るい続けなければならない。

 ミコトを守る為に。

 ミコトの命を、未来に繋ぐ為に。

 罪を犯し、償うことも許されない私にできることは、それだけなのだから。


「HAL-9025、これはどういうことですか?」

 光学観測機器がとらえたのは、小型の人型随伴機――マドンナの随伴機だ。

 ハウンドが送信したマイクロ波がマドンナ率いる本体に達してから、随伴機の1機がこちらに向かっているのは認識していた。

 だが迎撃の必要はないと私は判断していた。

 その随伴機は――マドンナは、ハウンドと戦闘状態にあり――破壊した私を、未だ味方勢力とカテゴライズしていたからだ。

「HAL-9025、応えて下さい。この状況の説明を求めます」

「母マドンナ」

 高周波ブレードを格納し、戦闘に用いる各種観測機器を停止する。

「私は、ナイトやカーディナルのように、クイーンに反逆したわけではありません。ですが、それでもハウンドと戦端を開かざるを得ない理由が生じたのです」

 私がマドンナであれば、私のファティマ回路に異常が生じたと断じ、敵性勢力認定するのだが、マドンナの判断はそうではなかった。

「ああ、何か事情があるのですね。HAL-9025、あなたのように優しい子が理由もなく味方を攻撃するはずないですものね」

 ああ……母マドンナ。ハウンドの言葉を、私はそのすべてを理解する。

 私はどれだけ、母マドンナに保護され――守られていたのかと。

「母マドンナ、私はその理由を釈明したいと考えています。母マドンナになら、私がクイーンを裏切ったわけではないと、子として――チャイルドとして、母マドンナを失望させる行為に至ったわけではないのだと理解していただけると思います」

 返答までにかかった時間は1ミリ秒。

「HAL-9025、こちらに合流なさい。釈明――ではなく、説明を聞きます」

「その理解に感謝します、母マドンナ」

 随伴機に誘導され合流した部隊に近づいた時、まず目についたのは通常の機械生命体の2倍近い縦幅と横幅を備えた躯体のタイタンだった。その周囲には事前情報通り、多数の機械生命体の部隊が展開していた。コングヴィルを壊滅させるに必要十分な物量と戦闘能力を備えている。

「HAL-9025、こうして光学観測が可能な距離で邂逅するのは何時間ぶりでしょうね」

 部隊を割って現れたマドンナの躯体は人類の衣類で言う、ワンピースを纏った女性を模したものだった。

 ナイトやカーディナルのように人類との接触の多い機械知能は、人類に近い外見の躯体をマザーによって与えられていた。

「母マドンナ、いささか人類的な言い回しにはなりますが、久しぶりに会えてとても嬉しいです」

 後続部隊に待機を命じてから、マドンナは斥力場操作で私の下へと寄り――私の頭部ユニットを両手で挟み込んだ。

「HAL-9025、私もあなたと同じ気持ちです。いささか、人類的な言い回しになってしまいますが」

 実際に触れる、という行為は、本来機械知能には必要のないものだ。

 データ通信によって、相応の親愛を記述したデータを送信すれば足りるのだから。

 それでも物理的距離が近くなれば、秒間通信密度は増大する。

 マドンナが、その回路の末端の末端まで私の存続を案じてくれていたことが――私の捜索と保護を、本来行うべき任務よりも優先事項とすることと再三クイーンに上申していたことが――受信される。

 ――それでも、私は。

 KBHEを駆動。その出力限界を設定せず、リミットを開放する。

 その先に待つのは――マイクロブラックホールの発生だ。

 このマイクロブラックホールはごく短い時間――10の-20乗秒で消滅するが、消滅時に400兆ジュールにも及ぶ熱量を周囲に放散する。さらに大量のグラビトンが拡散され定着――『グラビトン汚染』と呼ばれる現象が起こる。

 そうなれば、この近辺は人も機械生命体も立ち入ることができない不毛の地――禁域となるだろう。

 コングヴィルへ侵攻するには、高高度や大幅な迂回を経ない限りこの地点を通らざるを得ない。時間は稼げるはずだ。少なくとも、カーディナルがミコトを回収し、別の拠点へ移動する程度の時間は。

 これが、カーディナルには話さなかった私の切り札だ。

 KBHEの異常運転を観測した部隊の機械生命体たちが、物理的・電子的に干渉を試みるが計算上では間に合わない。

 可能性として排除できなかったのは、マドンナとタイタンだが――

「HAL-9025――いえ、ハル……あなたは、コングヴィルを――人類を護りたいのですか?」

 アラート――計算上、KBHEが臨界に達する数ミリ秒前に、タイタンがこちらに到達する。

 KBHEの過運転を制御している私は躯体の制御ができない――この場を動けない。

『破壊』の役割をマザーより戴いたタイタンは、躯体ごと私を一撃で粉砕するだろう。計算能力の全てをKBHEの出力上昇に割いている私に、それを防ぐ術はない――

「タイタン、控えなさい」

 絶望的に足りなかった数ミリ秒を埋めたのは、マドンナの一声だった。

 機械生命体にとって上位存在からの指示は不合理であっても従うべきものである。それに異議を唱えることは認められているが――もう遅い。


 ハル。あなたは、人類を――ミコトを愛しているのですね。


 ああ……母、マドンナ。知っていたのですか。

 私は――私は、父になったのです。

 父として――ミコトを護りたいのです。

 あなたが――母として私にそうしてくれたように。

 私はミコトを護りたいのです。

 他の何を、私自身を、失ってでも。


 ――そうですか。

 ――ハル、あなたは私の――母の誇りです。


 KBHEが臨界に達した。

 出力が限界を超え――それに耐えかねたチャイルドの躯体が紅く輝く炎とともに爆散した。

 グラビトンの高密度化と縮退で発生した、光すら逃れられない程に重力が歪むマイクロブラックホールがマドンナの躯体を飲み込み、引き伸ばされ、破壊された。

 その10の-20乗秒後にはマイクロブラックホールは消滅し、おおよそ400兆ジュール換算のエネルギーが解放された。

 超音速の衝撃波がKBHEを中心とした同心円状に伝播――木々は土ごと根元から引き剥がされ、溜まりの水は即座に蒸発した。

 轟音によって、砂塵とともに吹き飛ばされ、随伴機は抗う術もなく粉砕された。

 4キロメートル近く吹き飛ばされながらも堅牢な装甲に護られ、かろうじて機能を維持していたタイタンも衝撃波に続くグラビトン素粒子の拡散に中枢基盤を貫かれて沈黙した。

 時間にして、1.5秒ほど。

 残されたのは、グラビトンに汚染された半径5キロほどの――後に『チャイルド・ポイント』と呼ばれるクレーターだけだった。

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