行ってみる
あの店員、何だかおかしいよな?
いつも防衛服で姿が見えない
変だよなあ
とうなっているんだよ
ちょっと確かめに行ってみるか
俺はカメラを片手にあの店へ行く
着いた ここだ
うーん。率直にいってもどうにもならなさそう
今この時間帯は休憩時間である12時だが
さてはて
あっ!
店員が出てきた
やっぱり大柄な人だなーー
うん?
何処かへ行ったぞ
あれは、裏道、かな?
どうやら店員は店の裏へ回ったようだ
俺もついて行く
すると店員は辺りを見回しているようだ
やば!見つからないように気をつける
、、、、、、
そろそろかな?
俺は店員を見てみる
すると店員は、服を脱いでいるようだ
おお!カメラカメラ!
何やらあの人は、ごきごきしているようだ
てか、人だったんだな
デカすぎるから人外かと思ってた。ロボとか。
すると顔の防服も脱いだ
おお!
あ、、、、、
イケメンだ、、、、、、
見惚れた
自分でも見惚れる
あれが、店員だったのか
俺はカメラを懐にしまった
撮れたはずだ
店員はそこで飲み物を飲んで休憩をしている
遂に撮れたぞ
店員の姿が
これを早速家に持って帰ろう
俺は踵を返した
すると後ろから肩を掴まれた
「待ってもらおう」
その声はいつも聞いている店員の声より透っていた低めだ
振り返ると、体に服、顔は露呈されている店員だった
顔はしっかり見えるのでその美形さがよく分かる
こうして間近で見るとその破壊力に気絶しそうだ
俺もこんな顔だったらよかったのになあー、、、、
店員は手に持っていたカメラを取った
取られた
店員「これで、俺を撮影していたのか?」
俺「はーい すみませんでした」
店員「いいだろう。これで二回目か。」
俺「二回目?」
店員「何でもない。君は、今日はこの為に来たのか?」
俺「あ、はい。すみません」
店員「いいだろう。」
あれ?
怒られるかと思っていたけどそうでもなかった
店員はコーヒーを飲んでいけと言う
俺はよく行く客なのでそうすることにした
店員は背が高くて背を落として喋ってくれた
優しい人でもありそうだが
店の中に入る
店員「俺のオリジナルで行くぞ。代金は二倍払え。」
俺「はーい」
言われるがままだ
店員はコーヒーを作り
俺の元に持ってきた
美味そうだ
いただきます
あぁ、美味い
やっぱり店員の兄さんの作る飲み物はいいな
店員「お前、これから帰るのか?」
俺「あ、そうですよ。結局、お兄さんの顔を撮ったカメラも取られてしまったし。まあ、俺は兄さんの顔を見たしこの記憶で、、、、ってあれ?あれ?お兄さんの顔って、どんなだったっけ」
店員「俺の顔は覚えられないぜ。お前はこの店に来るのは五回目くらいか。今までそうやって企ててきたのか」
俺「そうですよ。いや、最初のその服に驚いたんで、そうすることにしたんです。」
店員「なるほど。じゃあ、この後で帰れ」
俺「帰りまーす。」
店員「.............」
俺は飲み物を飲んで、帰る
兄さんのかっこいい顔を思い出せないな
不思議だ
家に着き、入る
すると家の中が真っ暗だ
今は昼間なのにおかしな暗さだ
まるでここだけが異空間のようだ
リビングへ行ってみる
真っ暗だ いや何かおかしい
音がする カサカサと
その音の方を見てみる
すると蛭のようなものが蠢いていた
その先は
俺の両親の遺体のようだった
俺は悲鳴を上げた
すると蛭たちは俺にやってきて
俺を食った
コーヒー専門店エスユー
店員「あの狂い者やろうが。俺の姿を見ようとするからそういうことになるんだ。」
店員は映像を見ていた
店員「あの少年の両親まで潰してしまったな。部屋の中を暗くして。悪いが仕方のないことだ。あの蛭達は俺の赤血球なんだがな、見境をつけられないようだ。少年だけにしろと言ったのだがな。ご両親さんへのご冥福を祈る。俺の顔を見たあの少年は、苦しむといい。あの世で。」
終わり
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