コーヒー専門店エスユー 7

お腹空いた

お腹空いた

なあなあ、誰か、食べ物を恵んでくれよ

ここら3時間はずっと仕事で食べれない

あぁー疲れたよ

そう思いながらも仕事を進める

んあー5時か

頑張ってやるぞ

そう思いながらも仕事を進める

すると腹の虫がまた鳴った

こらこら

お父さん飯くれー

いないけどここ

何とか働きまくって、仕事を完了した

かなり熱を入れて仕事したので早めに終わった

流石熱意。やるべき時になるといい効果を発揮するんだね

お疲れ様でーす

そう言って俺は仕事場を出た

有能な働きぶりをしたぜ。腹減りすぎてやりまくった。そういうのも、悪くない。

さーて頑張ったし、外食でもするかなー

そう思って持っていた広告の中を見た

その中に気になったものがあった

コーヒー専門店エスユーというものだ

しかしレストランのように食事も提供されるようだ

綺麗な感じの広告で、なんとなく気になった

ここにしよう

そう思って俺はここへ向かう

少し遠いがいいだろう

バスと地下鉄を利用して着いた

ここだ

ここがコーヒー専門エスユー

外装も綺麗な感じだ

店員さんも綺麗な人だといいなあ

中に入る

「いらっしゃいませ」

店員が反応をした

ほうほう。

その店員は全身が何故か防備服で姿が全く見えない

何というインパクト


俺「はーい。いらっしゃいました。腹減ってるんで、直ぐに食べ物を食べたいです。」

店員「はい。勿論いいですよ。お席へどうぞ。」


そうして俺は席へ案内される

メニュー開く

コーヒーのメニューしかない

まあいいか。取り敢えずはコーヒーでも飲むか。

すると店員が別の何かを持ってきた

それはメニューだった。食事の。

こちらも見よう

おっ。全部うまそうだ。

腹減ってるので特にそう見える

よし。これにするか。


俺「おーい。店員さーん。」

店員「はい。かしこまりました。」


店員がこちらにやってきた

俺はラーメンとパスタとチーズコーヒーを頼んだ

「かしこまりました」と店員

そして店の奥へと行く

そして待つ

何て綺麗な店だろう

何となく、誰かに見られているような気もするが

気のせいだろう

何となく周りを見渡してみる

客人が少々いるだけだ

他に変わった人はいない

気のせいか

そういえば俺は身長が伸び悩んでいた男の子だ

今は成人しているが、欲しいんだが

そういえばあの店員、巨柄だったな

何を食ったらそういう風になるんだろう?

うーん。気になるな。まるで人外みたいな背丈してたんだよな

ちょっとついでに聞いてみるか


俺「おーい。店員さーん。」


店員は奥で作っているようだ

そういえばここ、店員が一人だけだなんて

チープなやり方だな........

専門店だからそんなにいないのかなあスタッフは

しばらく待つと店員がコーヒーと料理を運んでやってきた


店員「お待たせ致しました。こちら、豚骨ラーメン、貝クリームパスタとなります。そしてこちら、チーズコーヒーとなります。どうぞごゆっくり。」

俺「おお!めっちゃ美味そうやーん。あ、ちょっとまってください。お兄さん、身長おいくつですか?大きいですよね?」

店員「私はこのとうり、人外となっております。」

俺「うん。いくつなのですか?」

店員「人外です。」


それ以上を言わない店員には諦めた。料理を食べることにした

美味い。炭水化物攻撃だ。美味い。

美味しかった。

全部食べ終えた

そして店を出ることにした

すると店員さんがやってきた


店員「お客様。その前に少しいいでしょうか?」


えっ?

何だろう

すると店員は俺を店の何処かへと連れて行く

そこは事務室のようだった

あれ?店員一人の割には席がいくつかある

店員は机からメジャーのようなものを取ってきた


店員「少しじっとしていてくれ」


店員は俺を縦に引っ張る

少し痛い

そして終わった

そしてメジャーの音がした


店員「これで、君はそれなりになった。おめでとう。今は体の調子は倦怠感が出ているが、そのうち治る。では、会計だ。」


? ?

俺は何になったのだろうか

そういえば何やら視点に違和感を感じる

引っ張られて縦に伸びたか?

どうもそのようなのだが

俺はお会計を済ませた

そして店を出る

うん。どうも俺は視点が上がったようだ

人々がそれなりに見える

何で急に?

あの店員まさか

、、、、、、

俺は感謝の気持ちを噛み締めつつ、家へ帰った


終わり

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