ご飯が美味しくなる
ご飯がすすむくんという海苔混ぜがある
お米につけて食べるとおいしいんだなこれが
さっきスーパーで新しく買ってきたよ
前のはもう無いから
ええ
何でそんな目で俺を見るの
今、周りの人々から何か見られている。変な目で
どうして?
というか、そもそもここ俺の部屋なのに何で。
すると、視線を感じた
後ろから
見てみると、目だった
巨大な目
なんて綺麗な目の色だろう
しかし感じるものはあまり良く無い予感
何となく、後ろから冷や汗がつたう
すると目はその顔をあらわにした
イケメンだ
何か変だ
目は、いやイケメンは何かを喋る
イケメン「それでは、これから授業を始めるよ。この海苔のおかず「ごはんがすすむくん」は....」
その時、悟った
俺はそもそもご飯がすすむくんだ
今まで生きてきたのはその中の世界だ
このイケメンの人が、人なんだ
俺はごはんがすすむくんだ
御飯河 猇(ゴハンガ ススム)
そういう名前なんだ俺は
そして俺は今から
食われる
このイケメンさんに
じゅるりという音がイケメンさんの口から聞こえてくる
イケメン「という訳で、これは栄養の満点なおかずなんだ。では、いたたきます。」
すると周りからも「いただきます」と聞こえてきた
周りを見ると人だかりだ
このイケメンが先生なのか
よりにもよって、ごはんがすすむくんの授業をやるなんて
選びどころが微妙ー
そして俺はご飯の上に乗せられた
そしてイケメンの口の中に入る
さようなら、俺の一生
というのが、俺の考えている遊びだ
こうしてご飯を食べてみるのも面白いものだ
このおかずに名前をつけて、ストーリーを与えて
ラスボスである自分が食べる
俺の胃の中で終る
周りの生徒たちは俺の作り子達
力をかけて作った
御飯河猇(ゴハンガ ススム)という名前はあまりにもユーモアになりすぎか
世界の王になったような気分だ
ゴハンガススム「今俺お兄さんの脳の中にいるよ。お兄さんの脳みそって複雑過ぎて迷うわ」
俺「悪いな。ゆっくり探検をしていておくれ。」
おっと
思念系になってしまったか?
ゴハンガススム「あれ、ホルモンか。それで兄さんは背が大きいのか」
そうだよ。そのようなところを見ていて面白いか?
終わり
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