コーヒー専門店エスユー 5

自分は最近鬱で出られない

何をしても無駄というか、やった気にならないんだ

何でか

死のうかな

そう思った時

窓から何かが落っこちてきた

何だろう

コーヒー専門店のようだ

名刺のようだ

オーナーさんか

カタカナでエスユーと名前が書いてある

これが本名か?

このまま生きていてもどうしようもないし

行ってみるか

外へ出て

チャリで向かう

割と直ぐに着いた

コーヒー専門店エスユー

ドアを開けて中に入ってみる

チリンといういい音がした

すると店員がこちらにやってきた


店員「いらっしゃいませ。お先へどうぞ」


店員に案内をされる

席に着く

するとメニューが置かれている

それを見てみる

全て美味しそうだ

この、一番下の

おまかせ というのは

何だろう

私は店員を呼ぶ

すると来てくれた

このおまかせとは何かを聞く

すると「私めが勝手に作らせていただきます」と言われた

私はそうすることにした。ここの店は香りも良いので良さそうだ

すると店員は奥へと消えて行った

何が出されるのだろう

私は期待に胸を膨らませた

バニラのようないい香りがしてきた

すると店員がコーヒーを持ってやって来た

美味そうだ

その香りを嗅いだ瞬間

意識を手放した

眠くなったのだ


目が覚めるとそこは平原だった

ずっと 平原で何もない

天気は快晴

不思議だ

すると前から何かがやって来た

猫だ

猫の大群

自分はその光景に癒された

猫はいいな

すると世界が急に変わった

視点がぐにゃっとなった

すると今度はまた元の店に戻った

目の前に店員がいた


店員「おかえりなさい。癒されて、良かったね。その顔に癒しがあるよ。」


そう言われてみれば顔がホッとしている

このことを言っていたのか

私は店でお菓子をいただき

店を出た

さて。これからスーパーへ面接にでも行くかな


店員(叶えましたよ あなたの願い 活が欲しい)

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