あい
おばけ猫さんに会ってみたい
ふわふわの猫さんで、かわいいんだろうなあ
あいもでかねこ欲しいなあ
そう思っていたらだった
目の前にでかねこが現れた
もふもふのふわふわ。丸くて耳がピンとしている。
これが、猫の巨大ばんかな。
かわいいけど、どこから来たのだろう?
何気にお外に見てみたら、大きな猫が他にもいた
もしかしてあい、異世界に迷い込んだのかな。
ピーターパンが、ネバーランドに連れていってくれたのかなあ。
あいを選んでくれたのかな。
いい子にしていたから、あいをネバーランドに連れていってくれたのかな?
猫「ぶなあ〜〜。あいちゃん、み〜と一緒に遊びに行こうにゃあ〜〜。」
あい「うん。いくいくー。」
しかも猫さんも喋るなんて
不思議だなあ〜。
私は猫さんの背中に乗って、遊びに行く
猫さんはお空を飛んだので、あいは空から下の世界を見下ろす。
綺麗。
しばらく飛んでいたら、町を離れた
遠くに何かが見えてきた
それまで何もなかったのだけど
あれは、何だろう?
お城のようだ
段々前のが目に見えるようになってきた
お城だ
段々お城が近づいてきて
あいの目の前になった
猫「はい。あいちゃん。ここで降りてにゃ〜。」
あい「ここは、どこ?」
猫「ここはお城だよ。これから王子様に会ってにゃ〜。」
あい「王子様?!」
嬉しい。
王子様だなんて。
あいは王子様と遊べるの?
猫「さあ、ドアを開くよ。入ってね。」
すると玄関の大きな扉が開いた
入る
わっ!おっきなホール。おっきな家ね。やっぱりお城ね。
猫「ちょっと待っててね。王子様を呼んでくるからね。」
あ!王子様。
待ってよ。あい、まだオシャレもしていないのに。
すると前からとんでもなくかっこいい男の人が。
きゃー!やっぱりかっこいいよ
パパより背がおっきい。
猫「あいちゃん。王子様と遊んでにゃ。ぼくはちょっとお仕事があるから、それが終わったらまた遊ぼうにゃあ。」
あい「うん。またね。」
猫さんはお仕事に行っちゃった
王子様と二人きりになる
王子様「あいちゃん。よくここまで来たね。お疲れ様。今まで、楽しかった?」
あい「うん!あい、楽しかったの。お病気で辛かったけど、あい、何でかお病気も治っていて、ここまで来れたの。」
王子様「うん。よく頑張ったね。これからは、しばらくお父さんお母さんと会えなくなっちゃうんだ。だけどね、僕たちと猫さんもいるから寂しくないよ。」
あい「そうなんだね。あい、パパママも会えなくていいの。いっつも痛いことするし。」
すると王子様は目が少し怖くなったけど、あいに対してやっているのではなかったみたい。
王子様「.......そうなんだね。よく頑張ったね。じゃあ、これから僕のお部屋で遊ぼうか。.......おい猫!」
すると遠くから猫さんが帰ってきた
猫「にゃ〜〜。センタロウ様。いや王子様。ぼくはネコという名前であって、猫じゃないのにゃ〜〜」
王子様「どちらでも同じだぞ。お前こそ、俺を王子様と言うのをやめろ。俺は王なんだぞ一応。この子を俺の部屋へ案内しろ。」
猫「ぶな〜〜。かしこまりましたにゃ〜。あいちゃん。こっちへおいでにゃあ。」
ねこさんと王子様の面白い会話を見ながらあいは王子様の部屋へいってきま〜す。
王子様「........やはり、あの子は親から虐待もされていたのか 病気ではなく、親からの暴力による骨や内臓の損傷だったようだ 可哀想に その為に死んでしまったのだ 安心するんだ これからは楽しいことばかりだよ よく頑張って生き抜いたね これからは、ここの楽園で過ごすといい。」
その地獄の王でもある王子様は、優しさの思いであった。
終わり
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