そのようなものだ

今寝ている

天井を自然と見上げる訳だ

横向けで寝るのが自分的には好きなんだが

今夜は何だか疲れた

仰向けでもいい

外から音が聞こえる

キコキコと


ノコギリか?

そう思い、飛び起きた。音としては静かだが、何やら不穏な気もしたのだ

私はその音を確かめるべく、窓から外を眺めて見る


何もなかった。

というより、何も無いのだ。

ここはどこだ

そこは景色が全て真っ白な異空間だった


景色をしばらく眺めていると、異空間から音がした

キコキコと

これだ。これこそが

異空間から刃物のような物が見えていた

それが音の正体のようだ

刃物が空間を切り刻んでいる


すると刻まれた空間がでろりと下に垂れ

そこには真っ黒な空間が広がっていた

何だこれは


自分は異世界に迷い込んだのだと確信をした

部屋に戻ると、前に自分が住んでいた引越し前の部屋に戻ってきていた


? ? ?

呆然としていると、部屋が突然真っ暗になり、下に謎の口のようなものが出現して

全てを飲み込んだ


すると自分の意識は徐々にはっきりしてきた

身体の感覚が戻ってきた

すると目の前にカウンセラーの先生達がいた


先生「如何でしたか?貴方が多くの殺人を行った事に対するショックによる気絶からの回復方法でした。おかえりなさい。では、これからの人生、罪を償って生きていってくださいね。」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る