第25話 Aging Paradox不思議なれども有り難し。延寿長寿の指針なるべし

 エイジング・パラドックスとは「加齢に伴い負の状況が増すのに、高齢者の幸福感は下がらない」と言われる現象だ。


「なぜ低下しないのか?」に、権藤恭之氏(大阪大大学院准教授)は次の可能性を指摘…。

①「幸福感の高い人が長生きしやすい」

②「超高齢期以降にも幸福感を維持するための仕組みが存在する」というものだ。


 その仕組みは「老年的超越」と呼ばれ「現実に存在する物質世界から、精神世界への認識の加齢変化」と定義するらしい。


 そんな難しい話より…。


 玄関先の〈知足のつくばい〉を見る。

 真ん中の「口」を囲むように「吾唯足知」という4文字が刻まれており「われ、ただ足るを知る」と読む。


「ないものねだり」ではなく「あるものさがし」をしたい。

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