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2023年10月22日 02:44
ここまで拝読させていただいての感想。 異世界ものには種類があることを今の自分は知ってはいるけれど、転生ものを基準とした時に、転移ものは『どんな能力があるか』わからないことが多いのが特徴の一つだと思っています。 とは言え、設定は作者に委ねられているので『転生・転移』がセットになっている場合は能力を授かるという場面を経ている場合が多くある。 その中でこの作品は、異世界に行ったが自分に特別な能力が備わっいるのか分からないタイプの物語に分類される。その上で覚醒型(気づきなどによる)なのかなと思いました。それが伏線で繋がっていて、なるほどと思うところが多いなあと思いました。 コメディとシリアスのバランスが絶妙で、まさに笑いあり涙ありという感じがいたしました。コメディ部分では匂わせが多く、わかる人には分かるというのがいいですね。すれ違いと勘違いで笑えるところも多いし。 あとびっくりしたのは、髪型の用語です。 知らないものばかりだったので調べましたが、明治大正や昭和初期頃流行った髪型など、博識だなと思いました。 検索していたら洋食が日本に渡ってきた頃の話なども出てきて、髪型以外のことに関しても勉強になりました。(副産物を得た!) 作品を拝読する際は知らない用語は調べますが(知っていても自分の認識が正しいかどうか一応調べる)、この作品では知らないことが多く出てくるのでとても勉強になります。 『ヘビメタは×』というところを見てヘヴィメタルについても検索したら、派生などについても書いてあったので、それについてもとても勉強になりました。 これらを調べていて思ったのは、苦手と分からないから敬遠は全く別物であるということ。 苦手は知っているから苦手。 分からなくて敬遠しているのは単に理解できないという先入観からなのだなと思いました。だから苦手と違い分かれば面白いと感じる可能性はある。 大人になると忘れてしまうけれど、知らないことを知ることって凄く刺激的だし、充実した時間が過ごせるのだなと気づきました。 この作品を読んで、そんなことを感じました。 何が言いたかったのかというと、この作品は自分にとって『知識、刺激』を与えてくれるということ。それがとても楽しいと感じているということです。 そして他にも、行動の理由がわかる物語の構成だなと思いました。 何故、父が反対するのか? 何故澪さんが再びチャレンジしようと思うのかなど、それぞれの行動には理由があって納得させられる。 彼らにとって本当に大変なのはこれからだと思いますが、続き楽しみに読ませていただきますね。
作者からの返信
crazy’s7様、ご感想ありがとうございます。>何故この能力なのか?メカニズムはまだ明かされていませんが、伏線はすでに張られていますので、もしかするとお気づきかもしれません。>コメディとシリアスのバランスお褒めいただきありがとうございます。読者としての自分もそういった作品が大好きなので、本作の作風にも素直に反映させています。すれ違い/勘違いコントも楽しんでいただけて何よりです。>各種用語私も他の方の作品を読んでいて気になったこと・知らなかったことは調べていくタイプなので、crazy’s7様の姿勢に共感いたしました。まさか自作でそれをされる立場になるとは思っていなかったので嬉しいです。>ヘヴィメタル主人公の強み・特徴と残念ポイントを兼ねた要素なので、前面に押し出してみました。ちょっと押し出しすぎたかな、と思ったのですが、勉強になったとまで言われるとは恐縮です💦>父娘(母娘)関係全編を貫く軸として、献慈・澪の関係とともに重要視しています。彼らだけに限らず、キャラクターの心理や行動原理は本文に表されていない部分まで突き詰めていますので、ご注目いただけて嬉しく思います。毎回とても丁寧なご感想をお寄せくださり、喜びでいっぱいです。どうかお身体の方お大事に。ごゆっくりお付き合いいただければ幸いです。
2023年9月1日 13:20
根付、ひまわりだったんですね。明るく元気な澪姉のイメージにピッタリです! 献慈くんが段々と自覚的になっていくところが良いですね。
鐘古こよみ様、ありがとうございます。ひまわり、ちゃんと伝わってよかったです。この時点で、献慈にとっては澪姉が太陽のような存在だと、無意識に感じているのかもしれませんね。
2023年5月1日 13:38
献慈君と澪姉の距離感めっちゃ好きっすね~。きゅんきゅんします!
ひなみ様、嬉しいコメントありがとうございます!ふたりの関係を丁寧に描きたかったので、冒険ものにしては展開が遅めなのですが、ゆっくりお付き合いいただければ幸いです。
ここまで拝読させていただいての感想。
異世界ものには種類があることを今の自分は知ってはいるけれど、転生ものを基準とした時に、転移ものは『どんな能力があるか』わからないことが多いのが特徴の一つだと思っています。
とは言え、設定は作者に委ねられているので『転生・転移』がセットになっている場合は能力を授かるという場面を経ている場合が多くある。
その中でこの作品は、異世界に行ったが自分に特別な能力が備わっいるのか分からないタイプの物語に分類される。その上で覚醒型(気づきなどによる)なのかなと思いました。それが伏線で繋がっていて、なるほどと思うところが多いなあと思いました。
コメディとシリアスのバランスが絶妙で、まさに笑いあり涙ありという感じがいたしました。コメディ部分では匂わせが多く、わかる人には分かるというのがいいですね。すれ違いと勘違いで笑えるところも多いし。
あとびっくりしたのは、髪型の用語です。
知らないものばかりだったので調べましたが、明治大正や昭和初期頃流行った髪型など、博識だなと思いました。
検索していたら洋食が日本に渡ってきた頃の話なども出てきて、髪型以外のことに関しても勉強になりました。(副産物を得た!)
作品を拝読する際は知らない用語は調べますが(知っていても自分の認識が正しいかどうか一応調べる)、この作品では知らないことが多く出てくるのでとても勉強になります。
『ヘビメタは×』というところを見てヘヴィメタルについても検索したら、派生などについても書いてあったので、それについてもとても勉強になりました。
これらを調べていて思ったのは、苦手と分からないから敬遠は全く別物であるということ。
苦手は知っているから苦手。
分からなくて敬遠しているのは単に理解できないという先入観からなのだなと思いました。だから苦手と違い分かれば面白いと感じる可能性はある。
大人になると忘れてしまうけれど、知らないことを知ることって凄く刺激的だし、充実した時間が過ごせるのだなと気づきました。
この作品を読んで、そんなことを感じました。
何が言いたかったのかというと、この作品は自分にとって『知識、刺激』を与えてくれるということ。それがとても楽しいと感じているということです。
そして他にも、行動の理由がわかる物語の構成だなと思いました。
何故、父が反対するのか? 何故澪さんが再びチャレンジしようと思うのかなど、それぞれの行動には理由があって納得させられる。
彼らにとって本当に大変なのはこれからだと思いますが、続き楽しみに読ませていただきますね。
作者からの返信
crazy’s7様、ご感想ありがとうございます。
>何故この能力なのか?
メカニズムはまだ明かされていませんが、伏線はすでに張られていますので、もしかするとお気づきかもしれません。
>コメディとシリアスのバランス
お褒めいただきありがとうございます。読者としての自分もそういった作品が大好きなので、本作の作風にも素直に反映させています。すれ違い/勘違いコントも楽しんでいただけて何よりです。
>各種用語
私も他の方の作品を読んでいて気になったこと・知らなかったことは調べていくタイプなので、crazy’s7様の姿勢に共感いたしました。まさか自作でそれをされる立場になるとは思っていなかったので嬉しいです。
>ヘヴィメタル
主人公の強み・特徴と残念ポイントを兼ねた要素なので、前面に押し出してみました。ちょっと押し出しすぎたかな、と思ったのですが、勉強になったとまで言われるとは恐縮です💦
>父娘(母娘)関係
全編を貫く軸として、献慈・澪の関係とともに重要視しています。彼らだけに限らず、キャラクターの心理や行動原理は本文に表されていない部分まで突き詰めていますので、ご注目いただけて嬉しく思います。
毎回とても丁寧なご感想をお寄せくださり、喜びでいっぱいです。どうかお身体の方お大事に。ごゆっくりお付き合いいただければ幸いです。