第42話 コーヒーブレイク(コンビニ)
ローソンのコーヒーが猿田彦監修でリニューアルしたというので、さっそく飲みに行った。
ネットでは甘味とコクが無くなったと、コーヒーに詳しい方が情報を発信していたが、普通のホットコーヒーを飲んだが、かなりの改悪と思わざるをえない味わいだった。限られた予算の中でベストを尽くして選んだのだろうと思うが、苦味が強く感じられ、コーヒーらしいと言えばその通りだが、私好みだった昔のローソンのコクのある味からは遠ざかり、苦みを感じるセブンイレブンの味に近づいた気がした(そして、ローソンのコーヒーはどちらかというと薄めらしい、私はアメリカンも好きだから関係無いが)。ちょこちょこコンビニのコーヒーの味は変わっていることは知っていたが、やはり円安が響いたのだろうか、ローソンはバックに三菱商事がいるが、豆の調達が駄目だったのかと素人ながらにがっかりしたが、昔から生乳を使っていたローソンのカフェラテが好きだったが、これでは今後のカフェラテも期待出来ないだろうと、がっかりしたところである。
セブンイレブンでというより、コンビニではじめてホットコーヒーが売られたときは、たしかめちゃくちゃ苦くて、長距離トラックのドライバー向けに、目が覚めやすいように苦くしているのかと思ったが、それから何年もしてセブンイレブンで、アラビカ豆百パーセントのコーヒーになると味のバランスが良い安定したものとなり、数年前にコクのあるイタリアンローストのグァテマラがあった時には私もかなりハマり(安いのに、普通においしい)、毎日とは言わないが、かなりセブンイレブンに足を運んで私の大好きなコーヒーとの組み合わせであるマルゲリータ味のブリトーと一緒に楽しんだり、フィナンシェやその他の物と一緒に楽しんだ。もちろん、グァテマラのコーヒーだけを購入して飲む日もあったが、グァテマラのコーヒーがセブンイレブンから無くなると私の熱も覚め、セブンイレブンに足を運ぶ頻度も普通になり、ブルーマウンテンブレンドの時には、値段が安い割にはおいしかったので、たまに飲むぐらいで(今年も十一月からブルマンブレンドは販売されます。セブンイレブンではコーヒーのサブスクもあるけど長野は範囲外、グァテマラの時にはぜひお願いしたい)、今年のアイスコーヒーのモカは、酸味はそこそこあるが、全体的に雑味が無くすっきりとした味わいだったので、結構良い豆を使っているなと、しばしば気が向けば飲むこともあった(今年はあまりに暑く外出を控えたので、だいたい無糖のコーヒーポーションと牛乳でカフェラテを家で楽しんでいたが)。ファミリーマートは、昔、無料のキャラメルシロップがある時には多少通ったが、元々のコーヒー豆自体がよくないのか、はたまた予算の関係なのかあまりおいしいコーヒーではなく、バリスタ監修のリニューアルした時もとくに感動はせず(あまりおいしいとは感じなかった。たしかファミマも豆はセブンイレブンと同じくUCCから仕入れていたような気がしたが……)、ファミマのエチオピア産の最高級と言われるモカも飲んだが(ホットもアイスも)、うーんという感じで(私がおかしいのだろうか? セブンイレブンのほうがかなりおいしい)、ファミリーマートはセブンイレブンに比べると、おにぎりの米も固くて質もいまいちだし(最近のふっくらおにぎりになったらかなり良くなったが、私はセブンイレブンのほうがまだ好きだなぁ、ファミマの生コッペパンはおいしいのに残念)、バックにいるのが伊藤忠商事だから、あまりお客さんの立場を考えるよりも商事会社らしくコスト管理のほうが大切だから、他のコンビニよりもコーヒー豆にかける原価も少ないのかなと感じている(これは、私のファミリーマートのコーヒーから受けた個人的な感想だが、昨今は昔と違い欧米だけでなく中国などでもコーヒー文化が根付き、コーヒーを取り巻く環境が
思えば、小学生の頃、同級生がダイドーブレンドの缶コーヒーをおいしいと飲んでいたが、私はその時、炭酸飲料のほうがおいしいと信じていたが、その私が歳を取ってからこれ程コーヒーを飲むことになるとは思わなかった。ちなみに強いカフェインは十五歳や十八歳ぐらいまで取らないほうがいいらしい、エナジードリンクで子供がカフェイン中毒になったという話もあるぐらいだ。私はコーヒーも同じで、多少依存性もあるのかもしれないと最近は思う。
思い出せば、はじめてコーヒーをおいしいものだと感じたのは、善光寺から北東に位置する住宅街の中にあったケーキ屋でのことである。その店は、たしか塩チーズケーキとコーヒーがおいしいとの情報が入り、私もはじめての狭い道を通り、なんとか店にたどり着いた。塩チーズケーキはすぐに配膳されたが、コーヒーがこないので待っていると、ガリガリという音がして、店主が豆を自らの手でミル挽きをしていたらしく(多分、摩擦熱を起こさないようにゆっくりとおこなっていたのであろう)、かなり待ったが、こだわった豆だったのだろう、酸味はあるが雑味の無いかなりおいしいコーヒーが出てきた。粉から淹れられるコーヒーは喫茶店でいくらでもあるが、店主自から手でミル挽きをするのは初めてで驚いたが、その時はケーキとコーヒーを心から楽しみ帰ったが、場所が場所なだけに(狭い道の住宅街なので)行きづらいので、足を向けることなくいつしかその店は無くなったが、場所が良ければ人気が出ただろうな、と今は思う。
長野市では善光寺のそばに新規でコーヒーを飲ませるカフェがいくつか出来たが、昔からあるコーヒー店らしい喫茶店と言えば、やはり長野では自家焙煎珈琲館モカである。一度オーナーが高齢の為に閉店したのだったか、しかし、この喫茶店のファンが有志を集めもう一度喫茶店を開店して今に至っているなどという情報の店だったような気がする。なにしろ昔ながらの昭和な感じのコーヒー専門の喫茶店である。郊外で駐車場完備なら私も時々行けるのだが、なにしろ長野駅から徒歩十五分ぐらいの場所にあり、私が求めるようなついで寄りとなるめぼしい店も無い裏通りのような所にあるので、喫茶店目当てでなければ到底行かない場所に存在しているので、実はあまり行ったことがない。
私は酸味の少ないコクのあるコーヒーが好きなので、そこでマンデリンだったかを飲んだが普通においしかった。待ち時間が長いのと金額がそこそこするのがネックだが、ハマる人は好きだろうな、という店であり、多分、ガチのコーヒー好きしか行かない店の雰囲気である。個人の意見としては焙煎の大きな機械もある、消費も多く珈琲の回転の早い小諸の丸山珈琲のほうが香りも良いように思えたし、丸山珈琲はフレンチプレスで淹れるので、二杯飲むことが出来るのでお得な為、個人的には丸山珈琲のほうが好きだが、ノスタルジックな落ち着いた雰囲気を楽しむのなら、この店は長野の中でも指折りではある。ちなみに、全国展開しているコメダ珈琲は、カジュアルに楽しめるが、どうも珈琲の香りが少なくあまりおいしくない気がして、コーヒーに関してはいまいち好きになれなかったが、どうやら店ごとにドリップせずにセントラルキッチン的な感じにまとめてドリップした物を運搬させて使用し、安定した味を届けているとネットでは書かれていた(わざわざ店では淹れていないらしい)。缶コーヒーやペットボトルコーヒーも工場でちゃんとしたメーカーの豆の粉を工場でドリップした物を多分加熱処理や何らかの方法で処理した物を
芸能人が飲むような一杯三千円もするようなコーヒーは長野には無いが、田舎でこれだけのコーヒーブレイクが出来るので、
異世界もので、コーヒーやカフェオレの小説もあったが、もうちょっとあってもいいと思う。出来れば、感情移入しやすい平凡な女主人公がいいかな、希望としては、ワクワクするようなほのぼのした楽に読むことが出来る恋愛も絡んだ作品が欲しい。何故なら、私が鬱展開の小説がかなり駄目になったから。辛く厳しい環境にある主人公の作品が駄目に理由には、例の芸能界最悪の性犯罪の報道があり(芸能界には興味が無いが、被害者への補償金は被害者が望むとおりに充分に支払って欲しい)、精神的に被害者の方の話がディープすぎて(七歳に十三歳?!)……小説であっても、ネガティブな内容がかなり無理に……自分で書けば一応はネガティブでも読める作品にはなるけど、書きたいのだが、何故かその気になれないジレンマがある。書くつもりではあるのだが……なんとなくだが、現実がネガティブすぎると、気分転換出来るハッピーな小説ばかりが読みたくなる今日この頃。
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