第34話 松代町(茶色系温泉)
松代といえば、真田一族の展示物のある真田宝物館や、広々とした歴史小説に出てきそうな文武学校、松代城跡の桜があり、昔なら池田満寿夫美術館もあったので、観光地としてもそこそこの体裁を保っていたが、建物の老朽化の為に、残念ながら池田満寿夫美術館は既に閉館している。
池田満寿夫は、「エーゲ海に捧ぐ」という小説を書いた作家でもあり、画家としては、ダイナミックな作風で個性的な作品も多く、現代美術としても有名であったが、東山魁夷などといった正統派な作品を描いた画家に比べると、ファンが少ないのか、美術館に行っても、まるで貸し切りのようで、他に作品を見ているお客さんがいなかったので閉館も仕方がないのかな、と美術館の再開を諦めている。ちなみに、真田の菩提寺である長国寺に行ったことがあるが、あまり良くない感じの対応を昔に受けたので(上から目線?)、ここはあまりおすすめはしない。他の武家屋敷などの対応については、別に普通。
松代は温泉の町。
有名なのが、源泉掛け流しの一番温泉が茶色い古い建物の
二つ目のご紹介は、場所取りをしている方が多いので、地元民でなければなかなか入浴する度胸がなく難しいのが、国民宿舎の松代荘で、ここならなんとか無理をすれば一陽館とは違い初心者でも入ることが出来ます。お子さん連れのお母さんや、井戸端会議目的と思われる近所の方々が入浴しているので、ざわついていますが、ある意味アットホームです。温泉は、やはり一陽館に比べると成分が薄い感じですが、五分ぐらいしか入っていなくても身体が熱くなるので、長時間の入浴については初心者には難しく、温泉効果はかなりありそうです(水分補給をしないとのぼせる方もいるので注意)。
日帰り入浴千円で、温泉もかなり薄い感じになりますが(茶色に見えない?)、空いているというのが、松代ロイヤルホテルです。
私も宿泊で何度か利用しましたが、それなりに安く泊まることの出来るホテルなので、お楽しみで何度か宿泊していましたが、だんだんバイキングなどの食事内容が酷くなってきたので、今は行きません。この温泉には、市販品の色々なシャンプーなどがちょこっと用意され、お好きな物をご使用くださいとなっていましたが、特に珍しいシャンプーもなく、がっかりしました。また、ここの泉質だと、普通の温泉とそう変わらないと思うので、わざわざ入る意味もないように感じ、個人的には、泉質が良い松代荘のほうを利用したほうがいい気がします。
松代は長芋が特産品。
昔、氾濫した千曲川の為に砂地が川の近辺に多くあり、そこが長芋栽培に適していると、長芋が特産品となった経緯があるらしく、地元の飲食店でも長芋をメインにした食事処や、ここにある栗菓子で有名な竹風堂松代店でも長芋の定食が食べられる。しかしながら、長芋の値段を考えると、長芋を購入して自宅で調理した方が安上がりなので、ここは、長芋をお得に購入出来る場所の紹介をしようと思う。
JAグリーン長野 松代農業総合センター 農産物直売所、名前が長いがここが断トツで良い。松代ロイヤルホテルの側にもJAのスーパーがあり、地場産業の野菜なども扱っているが、長芋に関してはそれほど安くはなく、そこから少し離れたJAの所有している大きな倉庫の隣で地味に活動しているこの農業総合センターが長芋を一番お値打ちに購入出来る穴場だ。
もちろん折れていたり、形のいびつな二流品や三流品が主に取り扱われているが(あまり悪くない物については贈答用に買われる方もいる)、味には変わりが無く、どちらかというと、松代の長芋は、水分多めでツルツルしている食べやすいとろろが作れるので、こうした形が崩れていても関係が無い長芋を求めている人々には良いと思う。味にこだわりがあれば、長野県では山形村など他に長芋が有名な所もあるので、そちらの方が粘りも強く甘みもあると言われているので(私も食べたが粘りは確かに松代よりも強い、甘さはよくわからない)、無理には松代産を勧めないが、個人的な意見としては、日常的に食べるという用途では、松代産の方が値段も安く、一応長芋の味もするので良い買い物が出来ると思っている(私はこのとろろをヤマキのめんつゆで食べるのが好き)。
小説を書かないとだんだん書く気が失せるが、自分好みの小説はなかなか出ない。チート、スローライフ、聖女などが好きだが、せめて短編でもと思ってもなかなか書けない。
呪われているのか? とも思うが、とにかく書けない。どうしたら良いのかわからないが、善光寺に行ってお参りをしたが、効果が今一つ。いつか爆発的に書くモチベーションが上がって、書けるようになればいいなぁ。
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