　ここは、野尻湖、一茶記念館や、高原野菜で有名で、夏にはもろこし街道が出現します。

　そんな信濃町には道の駅があり、地元生産者が出荷する直売所「いっさっさ」があります。

　ここでは、お盆から、一～二週間前(天候次第ですが)になると甘くてジューシーなもろこし、私の大好きなサニーショコラが販売されはじめます。

　サニーショコラはふるさと納税にも返礼品として選ばれるほどで、同じフルーツコーン系の中でも皮が薄く、甘さが際立っています。

　そして本来開店は午前九時からなのですが、夏のもろこしの時期だけ、行列になるので少し早めに開くこともあります。

　北側の壁際に置かれたもろこしの入れ物には、野菜としてのもろこしがまとめて置かれていて、その中にはピーターコーン系のどきどきコーンなどがあり、中央寄りの棚の隣に置かれた入れ物には、甘いフルーツ系のもろこしがまとめられ、昔からあるゴールドラッシュや、はっきりした甘さの恵みゴールド、そして私の好きなとっても甘いサニーショコラなどがあります(サニーショコラの時期は短い)。

　ちなみに、サニーショコラは、お盆を過ぎると皮が破れることがあるらしく(ネット調べ)、お盆過ぎには、外側の皮が剥かれた物が棚に陳列されます。

　このサニーショコラの出回る時期にはとっても甘くて皮の薄いツヤツヤしたミニトマトもあったような(うろ覚え)気がしますし、他の大きめな完熟トマトもトマトの旨味成分のグルタミン酸が多いのか、平地でのトマトとはひと味違うのでおすすめです。

　また、ここのじゃがいもは他の地域の物より固いかもしれませんが、私の好きな品種のキタアカリのじゃがいもなども売られていることがあり、お値打ちなズッキーニや遅い時期には湯上がり娘の枝豆なんかが売られていたような気がします。

　近くには牧場もあるので、観光のお土産を売っている方の建物で販売されている飲むヨーグルトがおいしく、食堂のソフトクリームもなかなかにおいしいのでおすすめです(特に牛乳の濃い冬はミルク感がアップします)。

　信濃町にはひすい蕎麦で有名な蕎麦屋もありますが、ひすい蕎麦は食べてもそんなに印象が残らなかったのでここには書きませんが、ふじさとという蕎麦屋には蕎麦の自販機があり、ここには、二百五十円のかき揚げ蕎麦(蕎麦は乾麺を茹でただけのよう)があり、古い自販機ですが、懐かしく昔を思い出します。

　一夏の思い出づくりに、涼しい戸隠もいいですが、信濃町も高原野菜としていい物が売っているので、楽しい場所です。

　年末近くになって風邪をひき、なかなか風邪は治らないタイプなので、一進一退のところをなんとかごまかしつつ生存していますが、あれほどあった小説を書かなければという焦燥感がごっそりとなくなり、ぐったりした、体調不良な自分の身体だけが残ります。

　今回の風邪はのどの痛みと頭痛がセットでした、小説を書くモチベーションがあがらない上に、カクヨムコンの作品も今一つな感じでストップし(二千字どまり)、にっちもさっちもいかない状況となりつつ、クリスマスや年末年始に向けての準備や、慌ただしさにほとほと疲れました。

　今回の正月は寝正月で、基本的に福袋もネット購入です。

　最近の福袋は中身がはじめから分かっているので安心なのですが、たまにはドキドキも味わいたいので、中身の分からないタイプも購入してみました。

　ツルヤスーパーで売られている、中身の分かる丸山珈琲とツルヤスーパーコラボの千四百円ぐらいのドリップバックの福袋(今年初めて見たような……うーん、前も売っていたかな？)、ネットのオンラインでの丸山珈琲で中身の紹介されている五千四百円のドリップバックの福袋の二種類を購入してみました。

　ちなみに、中身の分からないタイプはお酒です。今回、ネットで日本酒を狙ってみました。どうなるのかな？　実はお酒の福袋は初めてです。一月の終わりに発送だそうで、今年初めての運試し、忘れなかったら近況ノートで報告します(忘れてたら、ごめんなさい)。

　ついでに、長野の日本酒には、それほど詳しくはありませんが(イギリスの品評会で賞をとった日本酒も飲んでいませんしね……)、冬季に出回る要冷蔵の真澄の純米吟醸のあらばしりは値段も手頃で華やかな味わいと柔らかな飲み口で個人的におすすめです(ちなみに、さっぱりしすぎて夏の真澄は私の好みではありませんでした)。ツルヤスーパーでも720mlが売られているので、女性へのお土産として購入されるのもいいのかもしれません(女性に人気があるそうです)、ロゴなども金色でおしゃれです。