第19話 長野市宿泊事情

 長野市に来てもどこに泊まればいいのか? とか、地元民の意見を聞きたいという方もいらっしゃるでしょう。そんな方々にお答えします。あまり、地元では、宿泊していないので、まずは、三軒ご紹介します。


 私が長野市で宿泊したのは、東横インと犀北館と善光寺の宿坊で、善光寺の宿坊はちょっとした集まりで、主催者の方が事前に案内を頼み、皆でお朝事あさじに行き、お数珠頂戴をしてもらった思い出があります。その時は夏で(夏と冬とでは時間が違う)、早朝早くから起きて善光寺に行き、帰ってきてから、ゆっくりと朝食を楽しんだような気がします。

 お朝事最後のお数珠頂戴では、大僧正に頭に数珠を載せてもらい、とても嬉しかったです。人によっては載せてもらえなかった(多分、頭の上を通過されたんですね)方もいましたが、だいたいの方が頭に数珠を載せてもらえたようです。


 犀北館は、老舗のホテルで、上皇陛下が天皇時代によく泊まられたホテルです。南館と本館があり、南の方が古くてシングルなどの個人客が泊まり、本館はツインなどが多く(私もサービスで一人客なのに、たまたまツインのいい部屋に泊めていただいたこともあります)、ちょっと内装が良かった気がします(無料の駐車場有り)。

 確か報道で、天皇陛下の朝食が洋食を選択されたとかで、私も食べてみたくて、このホテルに泊まったのが最初ですが、昔の話になるので、今はどうかわかりませんが、洋食は卵料理の種類が選択出来て、付け合わせの加工肉の選択も出来(ハム、ソーセージなど)、パンの種類が選択出来た感じだったと思います(私はクロワッサン選択をして、おかわりもしていたような気がします)。ジャムは何種類か出てきてぜいたくに付けて食べました。


 コーヒーは犀北館ブレンドと言って、飲みやすいオーソドックスな味のおいしいコーヒーがおかわり出来て、和食の方も希望すれば、食後にそのコーヒーが飲めたような気がします。


 ちなみに和食は、松花堂弁当のような物で、特筆すべき事もなく、おかずが冷めていて、洋食にすれば良かったと後悔した思いがあります。


 犀北館の情報はそれぐらいにして、次は東横インにしますが、ここの朝食には、そばがあることと(本格的な物では無い)、駅からちょっと離れていること、リーズナブルなことが特徴で、他の東横インと変わりはありませんが、駐車場だけは他の東横インよりも埋まりやすく、早めに確保しないと、近辺の高い駐車場に停めなければならないので、注意が必要です。私も一度ギリギリで、駐車場を確保したことがあり、長野市の東横インの利用者は、駅利用よりも車利用の移動のほうがポピュラーみたいです。


 とまぁ、こんな感じになりますが、長野市にはオリンピックが開催されたこともあり、宿泊施設はたくさんあります。

 ただし、ゴールデンウィークやお盆休みなどには予約を取ることが難しく、大変なのはどこでも共通ですが、長野市でも同じなので気を付けてください。


 今日は小説を書く気がしないので、エッセイをコツコツ書く。最近、小説を書くのがしんどい、皆なんであんなに書けるのかが、わからない。小説を書くどころか、読むことすら辛くなってきた。

 だけど、面白い小説は読みたいし、エッセイでもいいから、何かないかな? と、書店をうろついたりしている。

 自分好みの本が読みたいなぁ、と待っている。

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