第3話 小説の書き方

 私の小説の書き方は、こうした話が読みたい、と妄想をして、書き始めます。


 書いている途中で、次のセリフやシチュエーションが勝手に出てくるタイプです。

 もちろん、ぼんやり、うっすらと道筋はあるのですが、中山七里先生のように、始めから終わりまでの文章がきっちり出ている天才タイプではないので(中山七転八倒より)、苦労しながら、何回も読み返して、接続詞やら何やらを変更しながら、書いている次第です。

 あの、天才的な遠藤周作先生も創作には苦労されたかと思いますが、私なんかは、更に苦労して書いているのが実情です。

 とはいえ、小説をこれだけ(ケータイ小説のようであっても)書けるのは、やはり、目には見えない力と、インスピレーションのおかげだと思っています。

 私のもう一つの作品、非公開にして続けている作品は、異世界でデパートや鮮魚センターの角上○類などのお取り寄せが出来る作品で、私はデパートの惣菜や、高級なお菓子、バッグなどとともに、角上○類のお寿司の取り寄せが出来たら最高だね、と書き始めたのですが、なんだか最初のイメージとずれてしまい、女主人公が逆ハーレムになるという、最終的に角上○類あまり活躍出来ていない? という話になってしまいました。

 書いているうちに修正をと頑張ったのですが、残念、私は勝手にキャラが動いて、こんなセリフを言う……みたいな感じで(小説の書き方でキャラが動くことについては論争があるようですが)とにかく、コントロールしながら書こうとしても、全然駄目で、完全に男女がイチャイチャする方向に進み、18禁は書かないけど、朝チュンぐらいは書かないと話が進まないかなー……という展開になり検索除外(非公開)にして、あとは、書いている私がバッシングを受けることのないように、と現在気を使って逃げています。(読んでる方には前書きで、一応これ以降こうなるよ、と匂わせておいたので苦手な方は離れたかブラバすると思うのでご心配無く)

 小説を書く為に、始めからあらすじを書いて、プロットを書いてとなると、今一つ書けなかった為、始めは流れに任せて、途中から、最後までの道筋を考えるのが最近の主流で、そもそも、小説自体が私は書いたことがほとんど無く、昔、一時期創作サークルに加入していた時も、基本的にイラスト参加者で、そのサークル自体も人数が少なく(八人ぐらいの小規模なもの)、サークルの主催者がほとんど善意で自分の時間を削って毎月コピー誌を作ってくれたので、それを毎月楽しみにしていたぐらいなので、小説を書くことは、完全ほぼ初心者です。

 なろうで手探りながら、色々試し……毎日更新だとキツイな、週末ぐらいは休まないと、とか、一日の文字数は千五百ぐらいがちょうどいいとか、ようやく自分のリズムやペース配分がわかってきたので今は安堵していますが、それらがわからないときは、かなりのプレッシャーを感じ、始めは一日三回更新も出来ることもあったのですが、そのうちにキツクなり、二作品を書いていたときは、両方を週一更新にしていました。


 今は、平日更新・週末休日を目標に、不定期更新で頑張っていますが、余裕が出来たら、エッセイなんかをガス抜きで書いたりしたいな、と思っていたので、ちょうどいい具合に時間が出来たので、こうしてチマチマと現在、エッセイを書き散らかしています。

 小説とエッセイは、やはり違うので緊張するのが困るところですが、カクヨムさんでは、千五百字前後で書き終わりたい私には、スマホ入力で書いている途中に文字数が常に表示されていないので、その点がやや使いづらく、仕方ないのかなぁ、と残念に思いながら、世間の片隅でこそこそと自分も楽しめるように頑張っています。


 書いている時は、無音の状態で書き、書き終わってしばらくしたら読み返して、文章を修正してから、また、文章を寝かせて、再度黙読し、書き直す。

 そして、ようやく小説が出来上がる。こんな感じで私の小説の書き方は進んでゆきます。

 

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