NO.2 闇の世界(世界観)

――かつて、この世界は闇に覆われていました。


闇に覆われているため、


植物も育たず、


闇に汚染されている水しかとれなかったのです。


じゃあ、


なぜ人々は生きていられたのか。


それは、


闇の影響を受けない場所があったからです。


そして、その場所に人々は移住し、


『街』を創りあげました。


その『街』には、


闇の影響を一切受けていない『光の民』と呼ばれる


純粋な光の力を持つ者が7割を占めていたのです。


――まず、


闇の干渉を受けない場所とは何か。


それは……『ウィリエルの城』という謎の建造物。


その城内に『街』を築くことにしました。


植物は、城内に永遠に注がれる光で育ちました。


『外』の汚染された水は


城内へ持ち込むだけで浄化することができました。


そうやって人々は生活していました。


――純粋な『光の民』がいるなら、


他の人間も、もちろんいました。


闇で溢れている『ウィリエルの城』の城外、


通称『外』では


闇に汚染された人々『闇持ち』と、


闇の残滓である『魔物』という


敵がいました。


『魔物』は光の力を持つ人を


攻撃してしまいます。


もしかしたら、


たくさんの『光の民』が住んでいる


『ウィリエルの城』にも


『魔物』が危害を加えてしまうかもしれない!


――それを防ぐために、


君たちの大好きな『英雄』さんと


その仲間の人たちが戦っていたんだ。

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