第5話
横殴りの雨に、何度も傘をとられそうになる。
パンプスの中はびしょびしょだ。替えの靴下を持ってきてよかった。
「こんな日に呼び立ててしまってすまない。駅まで迎えに行けるとよかったんだが」
大きな門を背にして黒宮が立っている。駅からとぼとぼとやって来た私を出迎える格好だ。陽が沈んでいるのでぼんやりとしたシルエットしか見えないが、彼の背後にある建物がそれなりの豪邸であることはすぐに分かった。
不思議な場所だ。駅の付近は住宅も多かったのに、次第に空き家や工場が目立ち始め、やがてそれらも少なくなっていった。明かりのないトンネルをくぐるのに肝を冷やし、付近には人気を全く感じない。それもあってか、黒宮の姿を認めたときには少なからずほっとした。
――黒宮邸で「個人的な相談」に応じること。
私は警戒している。おそらく、次に水脈へ送り込まれるのは私になるはずだ。国が何を焦っているのか知らないが、このタイミングで呼び出しとなればそれ以外考えられない。
黒宮が門を開けて敷地内へと入っていく。私もそれに続き、後ろ手に門をしめると、手のひらがじっとりと濡れた。
灰色の飛び石があり、その周りには芝が生えている。足を滑らせないよう注意深く、私は石を踏んで進んだ。正面には、飛び石と不釣り合いな古びた洋館が見える。黒宮は本当にここで暮らしているのだろうか、と疑念がよぎる。内部はおそらくリフォームされているのだろうが、これほど古いお屋敷など、めったにお目に掛かれるものではない。
「入ってくれたまえ。すぐにタオルを取って来よう。傘は左手の傘立てへ」
背の高い木製の扉が耳障りな音を立てた。取っ手のすぐ横を黒い何かが走り抜け、私はびくっとする。蜘蛛か、とかげか、そんな類だろう。
想像どおり、玄関は広かった。明かりが灯っていることに安堵するが、黄色がかった電球色でやはり現実離れした不気味さを感じさせる。黒宮のイメージにはぴったりなのだが。
黒宮はさっさと靴を脱いで左手の方へと入って行ってしまった。明かりを点けないので、私には暗闇の向こうへ溶け込んでいったように見えた。一人取り残され、かといって勝手に上がり込むわけにもいかず、私は傘をしばって傘立てに立てかけたりハンカチでハンドバッグを拭ったりし始めた。
ずるり、と音がした。
反射的に顔を上げる。黒宮が何か重いものでも動かしたのだろうか。それにしては、音がしめっている。私の脳裏に、大蛇が地面を這うイメージがちらついた。
ずるり、かたん。
二度目の音だ。どうやら気のせいではないらしい。この状況に、私の中で悲鳴が上がる。どこをどう見ても、ホラー映画でありがちな状況だ。一方で、私の一部はこの状況を冷静に分析していた。おそらく雨風の音――あるいはそれに伴う家鳴り――を勘違いしたのだろう。それに、万が一何かが襲い掛かってきたとしても、今の私は濡れている。
濡れた髪をかき上げ、聴力を研ぎ澄ませる。いつもの何倍も鋭敏になったそれは、音の発生源がこの家の二階部分にあることを突き止めた。黒宮が歩いて行ったのは一階の奥。だから、おそらく家鳴りだろう。この家に、他の何かがいなければ。
「待たせてすまないね」
突然の声に身を震わせる。闇の中から黒宮がぬるりと現れた。手には触り心地のよさそうなタオルを握っている。
礼を言ってそれを受け取り、身体を拭いた。力は弱まるだろうが、ここで拭かないのは不自然だ。失礼してパンプスと靴下も脱ぎ去り、乾いた靴下に履き替える。
「軽食を用意してある。奥へ来てくれ。今明かりを点けよう」
黒宮が壁をまさぐる音がして、いくつかの電球が灯った。
屋敷の広さに息をのむ。
私が立っていた玄関の正面は吹き抜けになっていて、右手奥にはらせん状の階段がある。そこから二階に上がるらしい――先ほどの音はその二階部分から聞こえたようだ。先ほど黒宮が入っていった左手の部屋は食堂になっている。「晩餐会」という言葉がしっくりくるような広間だ。優に十人は座ることのできる長テーブルに、仰々しい椅子たち。そこに二人分の食事が向かい合わせにぽつんと置かれている。
促され、私はテーブルについた。目の前の皿には、ハッシュドポテトやローストビーフが軽く盛られている。電球色のせいで、それはどこか生々しい色に見えた。
これは何かの冗談なのだろうか。私は黒宮の精神がひどく心配になった。これだけ広く、暗い屋敷におそらく一人で住み、これだけ広い食堂で私に軽食を用意する。それは私の理解を超えていた。
「まずは、この前の実験の件だ。佐久間たちには、かわいそうなことをした」
私は「ええ」とうなずく。それ以上は何も言わない方がよさそうだ。
案の定、黒宮はすぐに話題を切り替えた。彼にとって――あるいは国にとって、佐久間たちは「捨て駒」に近い。感傷など覚えるはずがなかった。
「我々は次の一手を模索している。具体的に言えば、さらなる実地調査だ。そして、水脈を爆破する」
「爆破ですか?」
「ああ。上はそう望んでいる」
「話が見えません。今回、実地調査に向かった三人が全員命を落としました。水脈に無数のカゲが潜んでいるのを、司令も御覧になったはずです。危険が大きすぎる」
「だからこその爆破だよ」
「極端です。実地調査が危険なのであれば、まずはカメラやロボットを使った調査から始めるべきです。内部構造や危険が特定できてから、人間による実地調査をする。爆破等々はその上で決断するものでしょう」
「水脈の中にあれだけのカゲがいるんだ。きっとあそこがカゲたちの本拠地――発生源と考えられる。国としては、分かり切ったことの調査に時間も金もかけられない。だから爆破してしまえと」
話が通じない。現場を分かっていないのだ。私たちがつかんでいるのは、洞窟の中に『ミズカラ』たちが巣くっていること、洞窟内部の水流が異次元にある水脈につながっていること、そしてその水脈に無数の『ミズカラ』たちと予期せぬ危険が潜んでいることだけだ。
水脈にたくさんの『ミズカラ』がいるから、そこが彼らの発生源だ、というのは早計にすぎる暴論だ。ある植物が多く生息している場所を見て「この植物の発生源はここだ」と決めつけることはできない。地質、気候、あらゆる環境を調査せねば、確証は得られないのだ。たまたま風に乗って、種がその地まで流されてきただけかもしれない。
「カゲたちの発生源が別の場所にあって、彼らが水流に乗って水脈にたどり着いているだけだとしたら? 確証もないのに水脈を爆破するのはリスキーです。それによって何が起こるかも分からない」
「確証がない、というのには私も同意するがね。ただ確証ばかり求めていては、何も先へ進まないのだよ。それに、水脈を爆破したからと言って何が起こるというんだ。水脈が損壊――あるいは消失する。それだけのことだ」
佐久間の身に起きたことを予見できたというのか? 顔から無数の指が生えて死ぬということを? 私たちの想像を超えた何かが起きる、というのが洞窟の恐ろしいところなのに。
「司令は、洞窟で闘ったことはありますか?」
思わず口に出していた。答えなどとうに分かり切っているのに。
彼はゆっくりと立ち上がり、「ないよ」と答えた。もう私の話を聞く気はないようだった。
「本題だよ、大場くん。君は水脈に赴き、そこを爆破するんだ。了承してもらえるね」
「できません」
「それが君の最終的な答えかね?」
「ええ」
黒宮は髪をかき上げ、ポケットから鍵の束を取り出した。
「ここで君がうなずいていれば、我々としても見逃すはずだったのだが」
頭の中でアラームが鳴り響く。黒宮は何の話をしている?
「昨日も、お仲間と楽しく集っていたようじゃないか」
松井たちの顔がよぎる。洞窟に『呼ばれ』た若者たちを救ってきた同志たち。
「くたばれ。『ハゲタカ』」
黒宮は吐き捨てると、足早に玄関へと向かった。私は立ち上がり、彼の背中を追うが間に合わない。食堂の分厚い扉が閉まる。私が取っ手を引く前に、重い錠前の音がした。
閉じ込められたのだ。
やはりここは黒宮の自宅などではない。おそらく国の買い取った施設。私のような邪魔者を排除するための。
ずるり。
上から音がする。
食堂の上部には、手すりが並んでいる。二階部分のバルコニーが面しているのだ。
奇妙に歪んだ腕が、暗がりの向こうに見えた気がした。
這っている。
玄関へ通じる扉は、開きそうにもない。残るは、食堂の奥にある引き戸だ。しかし、それを開けると事態は悪化することが想像できる。
私に残された選択肢は三つだ。一、ここにとどまり、打開策を練る。二、引き戸の奥に進み、脱出を試みる。三、玄関へ通じる扉を破り、脱出する。
三は不可能だ。ここには水がない。私の服も髪も、すでに渇き始めている。扉を破るだけの力は発揮できそうになかった。
残された方法は一か二。しかし、階上を這う何かは、すでに私の姿を捉えている。
ペタペタペタペタペタペタペタペタペタペタペタペタペタペタペタペタペタペタペタ
音がした。私の背中に電流が走り、引き戸へ向かって走り出す。
四つ這いの何かが、明らかに私を目指してバルコニーを駆けずっているのだ。
引き戸を開け、中に飛び込む。戸を閉めると同時に、がしゃんと音がした。何かが長テーブルの上に着地したのだ。
猶予はない。暗闇の中を見回すと、ここがお手洗いだと気付く。
しめた、と思う。ここなら確実に水がある。それに窓も。
まずは水を探す。古ぼけた鏡に錆びた蛇口。学校のトイレのようだ。それをひねりながら、首を回す。
窓はあるが小さい。私の腰が通るかどうか怪しい。水で全身を濡らし、食堂の何かを蹴散らして正面から突破するのが正解だろうか。
正面の鏡に目を戻す。
私の頭上、灰色の腕が映っている。骨が浮き出るほど細く、異様に長い。
換気扇から伸ばされているのだ。
とっさにしゃがみこむ。一瞬前に私の頭があった空間に、腕が振り下ろされる。空を切った腕は鏡を粉々にした。破片で皮膚が切れ、黒々とした血が散る。
パイプの中を移動しているのだろう、ボコボコという鈍い音が聞こえる。身をよじらせて、こちら側へと換気扇を潜り抜けようとしているのだ。
水をかぶる時間はない。そもそも、蛇口の前には爪の長い腕が伸ばされているのだ。
這いつくばって移動し、再び引き戸を開ける。
ガコン、と換気扇の蓋が外れる音がする。私は振り返らない。
お手洗いから食堂へと這い出る。後ろでどさりと音がする。換気扇から出てきたのだ。
食堂には何もいない。少なからずほっとする。
私の後ろにいる個体と、食堂にいた個体が同一のものか確証がもてなかったのだ。別の個体だった場合、前と後ろの二体を相手にすることになる。
しかしどうやら杞憂に過ぎなかったようだ。その何かは一体のみ。食堂へ降り立った後、壁内のパイプを通ってトイレまで追ってきたのだ。
食堂の扉を視界がとらえる。水を使えなかった以上、あれを開けることは難しい。
二階から、何かが垂れ下がっている。木製の手すりが砕け、手前に倒れているのだ。おそらく何かが階上から飛び込んできたときに壊れたのだろう。
椅子を使えばぶら下がることができるかもしれない。二階に上がれば、おそらく玄関にあるらせん階段と通じている。そうすれば逃げ出すことができる。
背後の何かが気がかりだったが、迷っている暇はなかった。椅子を一脚つかみ、砕けた手すりの下へと引っ張る。黒板を爪でひっかくような耳障りな音がした。
椅子の上へ飛び上がって垂れ下がった手すりをつかんだ。それは頼りなくも、私の体重を支えてくれた。
私の足首を、生ぬるい何かがつかんだ。最初私はビニール手袋を連想した。ガサガサして、だけどどこかしらぬるりとしている。
何かが私の足首をつかんでいるのだ。あの長い灰色の腕で。ぬるいとしているのは、それが鏡を割ったときの血だ。
――落ちる。
やみくもに足を振り回す。下を見る余裕などない。
昆虫のような声が聞こえた。私には聞き覚えがあった。
ずるりとすべる感覚があり、左足の靴下とともにそれは落下していった。私はありったけの力で全身を二階へと引き上げる。
左の足首には黒い液体がべっとりとついていた。それは血というよりも、粘りのある昆虫の体液を連想させた。生臭いにおいがする。
下を覗き込むと、その何かが這ってどこかへ行くところだった。速さと暗さでほとんど視認できなかったが、それは人型で、しかし脚部はコオロギのように変形しているようだった。
立ち上がり、二階を見回す。
バルコニーの内側は暗い。食堂の明かりで何とか視界がきく。汚れたベッド。その上に、手錠が転がっている。先ほどのあいつは、普段ここで縛られているのかもしれない。
テレビがある。だがその画面は砂嵐だ。壁は本棚になっていて、幼児向けの絵本が大量に詰め込まれている。床に転がっている絵本も多い。誰かが読み聞かせをしたばかり、というように。
汚物の臭いに耐えられそうにない。私は足早に通り過ぎる。
螺旋階段の入口が見える。
その先へ踏み出そうとしたとき、ギイ、と食堂の扉が開く音を聞いた。
食堂の扉が開いている。
私が逃げられるように? 違う。あいつが私のことを心置きなく追えるようにだ。
おそらくトイレでの攻防のさなか、黒宮が再び開けておいたのだろう。
ペタペタペタペタペタペタペタペタペタペタペタペタペタペタペタペタペタペタペタ
らせん階段を上がって来る音。四つ這い。コオロギのような後ろ脚。
私は一階へと迷わず跳んだ。
足首に嫌な衝撃が広がる。しかし構っている暇はない。玄関のタイルが恨めしい。
そいつは方向転換に戸惑っているようだ。今しかない。
私は玄関の鍵を開ける。
足がどくどくと脈打っている。扉があく。転がり出る。扉を閉める。扉に何かがぶつかる音がする。
私の側頭部を何かが打ち据えた。
眼前に火花が散る。
何とか意識をとどめ、上方を見やる。シャベルをもった黒宮。狂気のこもった笑みを浮かべている。
「さすが、というべきかね」
私は何も言えない。頬を、温かい液体がどろりと流れていく。
玄関の扉に、何かがガンガンと体当たりしている。
「あの子から逃げ切るとは。あの子の名前は美鈴という。我々がここで飼育している」
飼育。私の中で何かが燃え立つ。やはりあの子はここで監禁されていたのだ。ただ邪魔になった人間を排除するためだけに。
学習しなおせるのに。
「さあ、おさらばだ」
黒宮がシャベルを振りかぶる。
残念、彼は知らない。私が今、ずぶ濡れになっていることを。
シャベルを受け止める。手の端が少しだけ切れたけれど、たいしたことではない。
黒宮が目を見開く。
「あんたら、本当に最低よね」
シャベルの先を捻じ曲げる。
「おま、お前、まさか――」
私は彼の話を聞かない。一発だけ、みぞおちを打ち据える。
彼の体は吹き飛んで、玄関の扉へと激突する。
ぱらぱらと壁面がはがれる。彼の内臓はもう終わりだろう。
歪んだ扉から、灰色の腕が突き出る。それは彼の髪や肩を触り、輪郭を確かめているようだ。
「ああ――美鈴」
黒宮は言う。恍惚とした表情を浮かべている。
「美鈴、お兄ちゃんね、頑張ったよ。美鈴のためにね、頑張ったよ」
床に積まれた幼児用の絵本を思い出す。
彼が国に取り入ったのも、この屋敷で暮らしているのも、すべては彼女のためだったのかもしれない。
「でももう無理だ。ごめんな、美鈴」
灰色の腕が彼の首を捻じ曲げた。黒宮は嬉しそうな表情を浮かべていた。
このまま「美鈴」が外に出れば、被害は避けられないだろう。駅付近の住宅街が頭の中をちらつく。私は雨の中で立ち上がる。足はずきずきと痛んでいるが、気にしていられない。
「美鈴」の腕は、しばらく黒宮の身体をぺちぺちと触っていた。彼が動かないことを確かめると、扉をぐいぐいと押し始める。外へ出るつもりなのだ。
覚悟を決めるしかない。私はここで「美鈴」を止める。
しかし、「美鈴」は扉を押す動きをぴたりと止めた。再び、黒宮の髪から肩にかけてつつき始める。
押し開けられないほどに扉が歪んでいるのかもしれない。あるいは、黒宮の身体が邪魔をして思うように開けられないのかもしれない。扉を開けることよりも、扉の前に崩れた黒宮の身体に興味が移ったのかもしれない。
そしてまた別の可能性として、黒宮が死んだことに――殺めてしまったことに気づいて、戸惑っているのかもしれない。
私がこのまま立ち去っても「美鈴」は追ってこないだろう。そう直感する。
いずれにしても、遠からず国の人間がここまでやってくるはずだ。私を始末した事後処理のために。
足を引きずりながら歩き出す。雨は勢いを増している。一度だけ振り返ると、黒宮の動かない身体が濡れそぼっていた。「美鈴」の腕は扉の内側へと消え、もう見えなくなっていた。
黒宮。
彼が何のために動いていたのか、もはや知る術はない。ただ、国のためにすべてを遂行していたわけではなさそうだ。彼には彼なりに、守りたいものがあったに違いない。
私もそうだった。守りたい人がいて、仲間がいた。そのために合理的かつ効率的な手段を取ったに過ぎない。たとえそれが「ハゲタカ」と侮蔑されるような行為であっても。
レジスタンスたち――松井たちはうまくやるだろう。少なくとも、あの洞窟のある地域一帯は彼らによって守り続けられるはずだ。ひいては、凶行に走る青少年が減り、前田のおばちゃんが危機に瀕する可能性も0に近くなる。
私は国の組織に戻らない。私が「ハゲタカ」であることもすでに国の知るところだろう。どのみち、黒宮の殺害犯として認識されるに違いない。それが公にはならなくとも。
黒宮の死によって国の動きは少なからず停滞するはずだ。その間に、私もレジスタンスの一員として態勢を整えることができる。
足が痛む。
しばらくは休養が必要だろう。この状態で闘い続けることは難しそうだ。
とりとめのない思考にとらわれながら、私は、この考えがいかに浅はかなものであるか、まだ知る由もなかった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。