1-4 メドウグリーンの墓守は、そうか公園の跡地に立つ(9/14更新)
【タイトル感想 9/29更新】
跡地に立つまでの物語なのか立ってからの物語なのか期待させますね。
ただ「そうか公園」っていう公園なのかな?っていうところがひとつひっかかりました。
多分違うと思うんですけど(末尾と上手く合わないので……)「そうか」っていう感嘆詞とも取れるかな、と思ったので。
メドウグリーンっていう耳馴染みの薄い色合いが少し神秘の色を足し、墓守という陰鬱さと合わさって暗がりでほのかに輝く宝石のような魅力があります。
そして跡地、ですよね。跡地なのか……。
跡地になった由来とかを詳らかにする物語なのかもしれないなあ。
静かに語られるお伽噺のような戯曲のような物語の予感。
いろいろ想像が羽ばたくタイトルですね。
【あらすじ感想 9/14更新】
そうか公園が実在する公園だとは知らず……HP見ました。
埼玉にある公園なんですね。
感嘆符ではなかった、知ってたよ。知ってた。ちょっと気になっただけなの……。
ジャンルとしては現代ファンタジーラブコメ要素あり、というところかしら。
タイトルに思わせたような静かな感じではなさそう。
でもこれ、そうか公園が実在って知ってたら、ある程度回避できたかもしれない。
でもなぜそうか公園。そうか公園であることに意味はあるのか。
気になりポイントですね……。タイトルになるくらいだから、意味があると嬉しい。
メドウグリーンとそうか公園が入れ替わり、気づけば樹絵里ちゃんはそのメドウグリーンいた。
そしてダークエルフに似たその《メドウグリーン》の《墓守》を名乗るカジャに出逢う……。
この出逢いが二つの世界の関わりにどう影響するのか……。
トピアリーを整えないと悪霊が復活する、ということは、それ自体が墓ということなのかな。
墓守であるカジャはそれと日夜刈って(戦って?)いて、その生活を止めたいと思った。
その罰が人間界追放とはだいぶやべえことしてくれるな妖精王……とばっちりやぞ。
その大騒ぎになった人間界の連中ともやりあわないといけないとなると本当にカジャ可哀想。
頑張って。
樹絵里ちゃんが何とかできる立場だといいけど、そういうわけではないのかな。
あらすじからは最終的な目的が見えないので、どこにカタルシスを求めて読めばいいのか今は分からないのだけれど、それは本文から何となくつかめればいいな~。
【本文感想 9/29更新】
ポップでライトな感じでかわいい~。
私の知ってるレーベル的には青い鳥文庫とか向いてそう。
ちょっと主人公が高校生じゃ年齢層高いかな? そんなことないよね。
カジャ君、結構とっつきやすそうで、かなりいい。
結構喋るな。
めちゃくちゃイケメンなのに残念要素もある感じ??
ちょいちょい発言が面白いんだよな。
明るい樹絵里ちゃんに引っ張られながら人間界を生き抜いてほしい。
多分樹絵里ちゃんの明るさとかでなんかいい具合に警察も何とかならんかな……(わや)。
しかし最後を見るに樹絵里ちゃんにはなんらかの不思議な力が宿ってるのかな?
入れるはずのない草原に入れたたった一人の女の子……意味深ですね。
悪霊とか墓守とかいうフレーズの不穏さに反して、文体や冒頭のこの雰囲気を見るにおそらくさほどダークな感じではないので安心して読めそう。
僕は樹絵里ちゃんが魔法少女的な存在であることに賭けます。
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