2年生編第6話(第31話)「勝利の変化球」
こうして1週間後のスポーツ大会に向けて体育の時間を使い練習をすることに。
練磨「でも珍しいな。勉が野球をするなんてな。」
勉「まあ、やりたい競技がなかったからな。」
寝待「うちのクラスにはエースの磯蒲がいるから優勝間違いないよな。」
練磨「いや、俺は別のポジションにいくよ。」
勉「え、なんで?」
練磨「だって、キャッチャーがいないから。」
勉「キャッチャーってピッチャーの球を捕る人のことを言うんだろ。」
そこに野球部員の生徒が・・・・・・
男子生徒A「簡単に言うな真面野!」
男子生徒B「今の先輩ですら捕るのが怖いって言われているんだよ!」
勉「それは計算外だな・・・・・・練磨の球を捕りたくないって・・・・・・」
勉は閃いた。
勉「僕が、キャッチャーやってもいいか?」
練磨「は!?」
男子生徒C「バカかお前、磯蒲の剛速球なんてそう簡単に捕れる訳ないだろう!」
勉「でも勝つためにはやらなくてはいけないだろう。」
男子生徒A「たかがスポーツ大会に何気合を入れて・・・・・・」
勉「このスポーツ大会には1人の人生がかかっているんだ!!」
男子生徒B「そんな大げさな・・・・・・」
勉「練磨、とにかく1球投げてくれ、本気でな。」
練磨「うっす、いいんだな?」
勉「だれか右利き用のキャッチャーミットを貸してくれないか?」
男子生徒A「俺のでよければ。」
勉「ありがとう。」
勉はミットをはめて、キャッチャーマスクを被り構えた。
練磨は振りかぶって投げた。剛速球はミットの縁にあたって後ろに逸れた。
男子生徒C「やっぱり無理だろう。」
勉「もう1球お願い。」
男子生徒B「まだやるのか!?」
練磨は振りかぶって2球目を投げた。剛速球はまたもミットの縁にあたって今度は横に逸れた。
勉「・・・・・・うん、だいたい分かった。もう捕れると思う。」
男子生徒A「は!?たった2球で何が分かったって?」
勉は静かにミットを構えた。
練磨「うっす、いくぞ。」
練磨は振りかぶって投げた。剛速球はきれいにミットの中に入っていった。
男子生徒たち「!!」
勉「よし、捕れたぞ。」
男子生徒A「いやいや、どうやって捕ったんだよ!」
勉「フォームだよ。練磨の足を見て右に向いたら右方向に、左に向いたら左方向に来るということが分かったから。」
練磨「そうだったのか、俺も全然気づかなかった・・・・・・」
勉「よし、続けよう。1球捕れただけでは試合にならないだろう。」
練磨「うっす。」
勉と練磨はそれから体育の授業終わるまで練習していた。
練磨「よし、今日はここまでだな。」
勉「いや~でも本当に怖いな・・・・・・顔に当たったらどうしよう。」
練磨「マスクかぶっているから顔を怪我する心配はないから。」
それから放課後。
勉「今日は部活もないみたいだし一緒に帰らないか。」
練磨「うっす、いいぞ。」
勉「寝待、どうだお前も。」
寝待「あ~俺は今日パスするわ。」
勉「そうか、じゃあな。」
寝待は急いで教室を出た。
勉「あいつ、今日、部活もバイトも無いとか言っていたけど何の用だろう?」
練磨「さあな。というか、いつの間にか名前呼びに?」
勉「あ、僕にも信頼できる仲間ができたってことだよ。」
練磨「・・・・・・・・・・・・?」
2人が帰ろうとしたとき、グラウンドでバドミントンをしている女性2人を見つけた。
勉「あれ、あそこにいるの・・・・・・華と三八さんじゃ。」
華が三八にシャトルを返そうとラケットを振るも空振ってシャトルが頭に当たった。
華「あ~またミスした・・・・・・」
三八「大丈夫、次は落ち着いていこう。」
練磨と勉はきりのいいところで華たちに話しかけた。
練磨「うっす、こんなところで何してるんだ?」
三八「あ、練磨。勉くんも。」
勉「2人は練習?でも制服って・・・・・・」
華「着替える時間がもったいなかったからね。」
勉「あれ、団ちゃんがいないけど?」
三八「団ちゃんなら用事があるって先帰ったよ。まあ彼女の競技はバレーボールだからね。」
練磨「それにしてもバドミントンか、俺も小学生の時友達とやってたな。」
華「じゃあ2人でお手本見せてよ。」
練磨「うっす、勉もいいか?」
勉「まあ、別にいいけど。」
こうして練磨と勉でバドミントンをすることに。
練磨「いくぞ。」
練磨が打った。勉がシャトルを返す。
三八「勉くんうまいね。」
練磨「よし、ならスマッシュ打ってこい。」
練磨が少し高く打って、シャトルを高く上げた。
練磨「あっ。(しまった、ちょっと高く上げすぎたか)」
しかし、次の瞬間。勉がシャトルめがけて大ジャンプからの強烈なジャンピングスマッシュが決まり、シャトルが練磨の足元に突き刺さった。
練磨「・・・・・・・・・・・・。」
華「・・・・・・・・・・・・。」
三八「・・・・・・・・・・・・。」
3人はあまりの神業に開いた口が塞がらない状態になっていた。
勉「あ・・・・・・やりすぎた。大丈夫か?」
華「いまの・・・・・・ジャンピングスマッシュだよね。私初めて見た。」
三八「うん、まるで現役の選手みたい。」
練磨「お前、スゲ~な!」
勉「えっと、母さんの影響で小学校の時バドミントンをやっていたんだ。」
華「え、あのおっとりした感じの御母さんが!?」
勉「母さんは高校の時バドミントンで全国大会に行ったことがあるんだよ。」
華「でもこの学校バドミントン部無かったよね。」
勉「何年か前に廃部になったみたいだね。」
練磨「ちょっと待て、勉のお母さんって何者なんだ?」
華「勉のお母さん、真面野兼備さんは双子沢の初代OGなの。」
練磨「え!?」
三八「なら、お願いがあるんだけど。勉くんのお母さんに頼んでコーチをお願いしてもいいかな?」
練磨「そうだな、俺も勉の母さんに会ってみたいし。」
勉「え~!」
翌日の土曜日、午前中野球部の練習でいない練磨を除く華と三八は9時に勉の家に着いた。
華がチャイムを押した。
勉「{インターホン}ちょっと待ってね、今開けるから。」
ドアが勝手に開いた。
三八「え、勝手に開いた!?」
華「私も最初びっくりしたよ。」
勉「こっちだ。」
勉に連れられ2人は芝生の生い茂った広場についた。
華「家の敷地内にこんなところがあるなんて・・・・・・」
兼備「華ちゃんいらっしゃい!と、隣の子が。」
三八はお辞儀した。
三八「初めまして「桃垣三八」といいます。勉さんとは同じ生徒会会計課として大変お世話になっております。」
兼備「いいのよ、そんな堅苦しいあいさつは。よろしくね、三八ちゃん。」
三八「はい。」
兼備「勉、あなたも手伝いなさいよ。」
勉「はい・・・・・・」
兼備「どうしたの?」
勉「その格好でやるの・・・・・・」
兼備の服装はラインがピンクの黒ジャージだった。
兼備「どう?若いころに着ていたけどまだまだいけるでしょう。」
勉「40超えたおばさんが何しているんだ・・・・・・」
兼備は勉を睨みつける。
勉「すっ、すいません・・・・・・」
兼備「さて、じゃあ華ちゃん三八ちゃん。まずは準備運動からいこうか。」
華・三八「はい!」
準備運動が終わった後。
兼備「じゃあ一度試合してみよっか。勉はお母さんと一緒にね。」
勉「分かった。」
華「うわ~御母さんと勉のペアか、強そうだな・・・・・・」
三八「でもこれは練習だから胸を借りるつもりで行こう!」
こうして真面野親子対華三「はなみ」コンビで試合をすることに。
はじめ、勉がサーブを2人の間に打った。
華「三八ちゃんお願い!」
(同時に言う)
三八「華ちゃんまかせた。」
シャトルは2人の間に落ちて風で転がった。
華・三八「あ・・・・・・。」
兼備「今のは華ちゃんかな。サーブの反対側の人が取るルールだから。」
華「ご、ごめんなさい!」
兼備「あと勉も紛らわしいところにサーブを打たないの!」
勉「ごめんなさい・・・・・・」
サーブをまた勉が打つことに。
華「よし今度こそ!」
華はラケットを振るも空振りで終わった。
華「あれ、おかしいな。振ったのに当たらない・・・・・・?」
兼備「分かった、華ちゃん。あなたラケット振るとき無意識に目を閉じているの。」
華「そうなのですか?」
兼備「どのスポーツもそうだけどちゃんと見ないと球は当たらないのよ。」
華「はい、気をつけます。」
兼備「じゃあ次は私がサーブを打つわね。三八ちゃん行くわよ!」
三八「はい、お願いします。」
兼備がサーブを打った。三八がシャトルを相手コートに返した。
三八「よし!」
兼備「うまいわ三八ちゃん!」
兼備が華に向かってシャトルを返した。
兼備「華ちゃん!シャトルをよく見てね!」
華「(シャトルを見る、シャトルを・・・・・・)」
華はシャトルをじっと見て、打つとシャトルは相手コートに返った。
華「やった、できた!」
兼備「やればできるじゃない!」
勉がシャトルを三八に返した。
三八はシャトルをスマッシュした。しかし、そのシャトルを兼備が反射して返して相手のネット手前に転がって落ちた。
三八「今のコースを返した!?」
兼備「一応こう見えて全国ベスト16までいったのよ。これぐらいの球は取れないとね。」
三八「強い・・・・・・」
兼備「あと、三八ちゃん左利きだよね。」
三八「はい、そうですが。」
兼備「左打ちはバトミントンにおいて有利な能力だから技術を磨けば点を取れるわよ。」
三八「はい!」
兼備「でもまずは2人とも技術がまだまだだからそこから練習すること。分かった?」
華・三八「はい!」
それから13時になるまで約4時間の間、華と三八は兼備の教えに従い、めきめきと上達していった。
華「ハアハアハア・・・・・・もう、ダメ・・・・・・」
三八「ハアハア・・・・・・キツイ・・・・・・」
勉「2人とも汗だくになっている・・・・・・(エロい・・・・・・)」
兼備「よし、じゃあ今日の練習はここまで!」
勉「大丈夫、2人とも?」
華「んあっ・・・・・・大丈夫だよ・・・・・・」
三八「んっ・・・・・・でもこれ以上やったら倒れそう・・・・・・」
勉「でもまだいいさ、僕の時はこれより数倍きつかったから。」
華「え~・・・・・・{芝生に倒れこむ}」
チャイムが鳴った。
兼備「あら、お客様かしら?」
兼備がドアを開けると。
練磨「あ、初めまして勉くんと同じクラスの「磯蒲練磨」です。」
兼備「いらっしゃい。勉なら中にいるわよ。入って入って。」
練磨「うっす。失礼します。」
練磨は兼備に案内され勉たちがいる芝生広場に着いた。
兼備「勉、磯蒲くんが来たわよ。」
勉「おお、練磨お疲れ。」
練磨「うっす・・・・・・って三八たちどうしたんだ!?」
勉「母の指導が思ったよりきつかったから今休ませている。」
練磨「どんな特訓していたんだ・・・・・・」
兼備「みんな、ご飯できたわよ。」
勉「おにぎり、あの短時間でよくこんな量を・・・・・・」
兼備「これが主婦の力ってやつよ。ほら、磯蒲くんも召し上がって。」
練磨「うっす、いただきます。」
勉「女性陣は大丈夫か?」
兼備「2人はご飯を食べ終わったらお風呂に入っちゃいなさい。」
華「ありがとうございます。」
三八「すいません。そこまでしてもらって。」
兼備「勉、覗くんじゃないわよ。」
勉「誰が覗くか!!」
ご飯を食べ終わった華と三八は真面野宅でお風呂に入ることに
華「気持ちいい~」
三八「うん、疲れが飛ぶわね。」
華は三八の背中の傷を見つける
華「え!?三八ちゃんその傷。」
三八「あ、この傷?昔お父さんにつけられたの。」
華「え!?」
三八「私、お父さんに暴力を振るわれてそれ以来男性が怖くなって・・・・・・祖父母の家に引き取られたときも学校にもあまり行けなかったの。でもこの学校に来たことによって私の男性恐怖症も治ったの。」
華「そうか、よかったね。でもお父さんか・・・・・・私のお父さんは小学校に上がる前に亡くなったのよね・・・・・・」
三八「え・・・・・・ごめん。昔のこと思い出させて。」
華「いいよ、別に気にしていないから。私たちはバドミントンで勝つためにここにいるんだから。」
三八「そうだね・・・・・・!」
華と三八はのんびりと入浴タイムを楽しんだ。
そのころ勉と練磨は。
勉「つぎ、決め球投げてくれないか。」
練磨「うっす。」
練磨の決め球の高速スライダーを投げた。しかし球のキレ味がよく、後ろにそらしてしまった。
勉「すごい曲がる・・・・・・これ本当にとれるのか・・・・・・」
練磨「今の先輩でも捕れるのに1ヵ月ほどかかったからな。」
華たちがお風呂から上がり、広場に来た。
華「2人とも調子はどう?」
練磨「うっす、勉は真っ直ぐはもうだいぶん取れるようなったけど。」
三八「けど?」
勉「練磨の決め球のスライダーが取れないんだよ。投げることに予測不能な曲がり方をするから解析できないんだよ。」
練磨「やっぱりストレート1本でいったほうがいいんじゃねぇか?」
勉「それもいいけど、どのチームにも野球経験者はいるはずだ。このスライダーを軸にしたほうが勝ちやすい。」
三八「すごい勝ちにこだわるわね。」
華「やっぱり、あの勝負は無謀だったんじゃ・・・・・・」
練磨「勝負!?」
華「実は中学時代の知り合いにバレて、野球で決着をつけることになって。」
勉「そいつ、華をいじめるグループの一味なんだよ。」
練磨「は?女性をいじめるとか男のクズだな。」
三八「華ちゃんもそんなつらい過去が・・・・・・」
勉「そいつに勝つには練磨たちの力が必要なんだ。」
練磨は体を伸ばすストレッチをし始めた。
練磨「うっす、やっぱりスライダーを投げる。そんな下衆野郎に負けるわけにはいかないからな!」
華「急蒲くん・・・・・・ありがとう。」
勉「よし、ならスライダーを中心に投げてくれ。」
練磨「うっす!」
こうしてスライダーを取る練習を始めた。
勉は横に鋭く曲がるスライダーに悪戦苦闘しながら取ろうと必死だった。
2時間後
勉「大分取れるようになった。」
練磨「本当に、お前天才か?たった数時間で変化球を取れるようになるなんて・・・・・・」
勉「今日はこれで終わりにしよう。投げすぎは肘に負担をかけるから。」
練磨「うっす、お疲れさん。」
その様子を見ていた午前中仕事だった勉の父、優斗が広場に現れた。
勉「父さん?」
優斗「お疲れさん。華さんも三八さんもこんにちは。」
三八「お久しぶりです。」
華「御父さん、ご無沙汰しております。」
優斗「華さん。もうちょっと嚙み砕いて喋ってもいいよ。」
練磨「初めまして、急蒲練磨っす。」
優斗「よろしく。これからも勉のことよろしくね。」
勉「父さんがここに来るなんて珍しいね。」
優斗「次のスポーツ大会に向けて練習しているって母さんが言っていたから様子を見に来たんだよ。 野球か、昔やったことあるけど球が変な方向に飛んで行くんだような。」
勉「父さんの運動音痴は折り紙つきだから。」
華「え!?御父さん運動音痴なんですか?」
優斗「ハハハ・・・・・・」
優斗「そうだ、急蒲くん。この後もしよかったらマッサージをしてもいいかい?まだまだ勉強中だけど効果が出るか確かめたくてね。」
練磨「うっす、別にいいですよ。」
練習後、汗を流すため練磨がお風呂に入っている間、リビングでは兼備がマッサージを受けていた。
兼備「あん、い・・・・・・いたっ、もう、気持ちイイ・・・・・・ハウッ・・・・・・」
優斗「変な声出すな!誤解されるだろうが!」
華「(このツッコミ、勉に似ているな・・・・・・)」
三八「勉強中ってマッサージのことだったんですね。」
優斗「そう、病院に来る人ってご年配の方が多いからね。だからこういったマッサージとかすると喜ぶかと思ってね。」
三八「(なるほど、その優しさは勉くんに遺伝しているわね。)」
勉「(何だろう、華と三八さんに視線を感じる。)」
三八「あの、私もお願いしてもいいですか?最近肩コリがひどくて。」
優斗「いいのかい?」
兼備「え~私の番終わり?これからが本番なのに・・・・・・」
優斗「余計なこと言うんじゃない!」
兼備のおふざけを返した優斗は三八の肩マッサージをすることに
優斗「失礼するね、お、結構こっているな。」
三八「き・・・・・・気持ちイイ・・・・・・」
華・勉「(カワイイ・・・・・・)」
お風呂場から変えの服に着替えた練磨がリビングに入ってきた。
練磨「お風呂ありがとうございました。」
勉「練磨、どうだった?」
練磨「さっぱりしたし疲れも取れたよ。」
優斗「よし、桃垣さんはこれでおしまい。」
三八「ありがとうございます。あれ、心なしか肩が軽い。」
優斗「後は急蒲くんかな。マットの上にうつ伏せになって寝てくれ。」
練磨のマッサージは本格的なのか、2人とは違いヨガマットを用意した。練磨が言われるがままマットの上でうつ伏せになって寝た。
優斗「さて、じゃあ始めるとするか。」
優斗は指をポキポキ鳴らし、右腕を中心にマッサージを始めた。
練磨「タッハ~こんな気持ちイイのは、初めてだ~」
練磨の顔はトロ~んとしておりまるで天国にでもいるような表情だった。
華「ねえ、そのマッサージそんなに効くの?」
三八「うん、最近胸がでかくなったせいか肩が凝っていてね。でもスッと軽くなった感じになった。」
その言葉を聞いた途端、華はピクリと反応した。
華「御父さん。急蒲くんのマッサージが終わったら私も肩のマッサージをお願いします。」
優斗「うん、構わないけど。」
優斗は練磨のマッサージを終えた後、華の肩のマッサージを行うことに。
優斗「失礼します。」
華「はい、お願いします。」
優斗「{肩をもみながら}・・・・・・全然凝ってないね。」
華「え、そんなことないですよ~あ~よく効くな~」
勉「(嘘つけ~!胸が重いから肩凝るって三八さんに言われたから対抗している
だけだろうが!)」
第31話(完)
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