第7話

心療内科に行った日、私は昼過ぎに帰って、部屋のベッドに横になっていた。

夜、義父母がそろって、私はトイレに行くついでに、病院での内容を説明した。

すると、義母は、しゅんこさんはここの嫁になれないってことね、知らない土地に行ったら、そこの土地に慣れるもんだ、まさか、妊娠してないわよね、とか色々言ってきた。

あのー、私具合悪いんですけど。

この人達は、私の事どうでもいいんだ。自分達の基準、自分達の立場、ま、自分達1番なんだ。

まさか、妊娠してないわよね、ちょっとハートブレーク。妊娠されちゃ困る?私、嫌われてるね。

まだ、嫁に来てそんな時間もたってないよー、慣れるまで、時間くれよー、2年3年かかるだろうがよー、って言いたかったな。

言えなかったけど。

あらためて、同居って、大変だ、何て事、自分してしまったんだろうと覚悟のなさにもあきれた。

一緒にいればいるほど、義父母と旦那が、宗教の人に見えて仕方がなかった。洗脳されないようにしよう。そう思うほど、何から何まで、違和感しかなかった。

病院で先生に言われたのは、あなたにこういう症状が出るのは、当たり前です。全部いっぺんに変わったんだから、環境が変わると、鬱になる人たくさんいます。同居は、そのなかでも、レベルの高い要因ですと。

旦那に家出たいと相談したが、金ないだろだった。

2人でいれればいいって思ってたあの頃の私、ちゃんと好きだったんだよ。でも、そんな旦那の事も信じられなくなっていった。

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