第10話

愛ちゃんは、優奈ちゃんとしおりちゃんの作品のファンで、ボクの紹介で、3人は会った。その瞬間に意気投合して、3人で活動していくことになり、愛ちゃんは、ボクの家を出た。


沖縄でバスガイドさんをしていた空香ちゃんは、仕事の都合で、大阪でバスガイドさんをやっていた。

空香ちゃんと会って、話をしたら、空香ちゃんといっしょに暮らすことになった。

空香ちゃんは霊感の強い女の子。

ボクの家の近くの、おばあちゃまとおじいちゃまの家で、いっしょに暮したいって言いだした。

2人で、2Fの部屋で暮しはじめた。

おばあちゃまもおじいちゃまも、めっちゃ喜んでいる。来ること知ってたみたいに。


夜、2人で寝てたら、霊の存在を感じた。

女の子の声、聴こえてきた。

「ようこそ!うちの部屋に!待ってたよ!うちは、かえです」

「かよちゃん、よろしくねっ」

「かえだよーっ!香る絵と書いて香絵だよーっ」

「あっ、香絵ちゃん!よろしく」

「2人のこと待ってたんだよ。伊勢さんに言われて...伊勢さんは、うちの師匠やから」

「伊勢さん?」

「百人一首とかの伊勢さんよっ!うちは伊勢さんの弟子なの!」

「それは、また、どうして?」

「伊勢さんに2人のこと、よろしくって頼まれてるの。詳しくは言えないけど...」

「どうすれば良いんですか?」

「2人でえっちしてくれれば良いのっ。うちは、それを見守る役目なのっ」

「え~?」

「え~、じゃないわよ。じゃ仲良く、えっちしてね!じゃあね。バイバイ」


香絵ちゃんは静かになったから、空香ちゃんとボクは、えっちしはじめた。

いつもみたいに女の子どうしのえっちだ。

でも、なんとなく、いつもと違う感じだ。

誰かに見守られてる感じ。

あっ、香絵ちゃんに見守られてるんだった。

いつもは女の子どうしの可愛いえっちで終わるけど、今は、ボクのちっちゃいのも空香ちゃんの中にちゃんと入ってくれていた。

うっぷ!

空香ちゃんの中でピューッて発射した感じした。


翌朝、1Fに降りて行ったら

「うまくいったみたいやね~」

って、おばあちゃまとおじいちゃまも喜んでくれていた。

空香ちゃんは

「ありがとうございます」

って、丁寧にお礼を言っていた。



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