第7話

優奈ちゃんとボクは、沖縄の高校の工芸科に進学した。

沖縄の伝統工芸を中心に、いろんな芸術を学ぼうって優奈ちゃんとも話した。


写真の授業で、ママのヌードっていう課題出た。どう撮るか試される。

家に帰って、ママに

「工芸科の写真の宿題で、ママのヌード撮っていい?」

って聞いてみた。

ボクの構想では、ソファに裸で寝っ転がってもらって、それを背中から撮ろうかなあ~って思っていた。

「え~!いいわよ~!撮って撮って~!」

って、めっちゃ喜んでる。

「シャワー浴びてくるわね」

って言って、お風呂場に入っていった。

フンフンフンって嬉しそうな鼻唄まで聴こえてきた。

シャワーを浴びて、バスローブを着てきたママは

「久しぶりの撮影ね~!想い出すわ~」

って言ってた。

「何年ぶりかしら~」

って嬉しそうだから

「前も撮ってたの~?」

って聞いたら

「かなり撮ってたわね~!動画も撮ってたわよ~」

「えーっ、動画も~?」

「そうよ~!今日の撮影は動画ではないのよね?どうやって撮るの~?」

「ソファに寝っ転がったとこを」

「わかったわ~」

って言うと、バスローブをはらりと脱いで、ソファに横になった。

「背中からでいいんだけど...」

って言ったら

「いろいろポーズとるから、いっぱい撮っときなさいね」

って言って、ソファの上で、めっちゃ挑発的な表情をしながら、えっちなポーズをとりはじめた。ボクはいろんなポーズのママをいっぱい撮ること出来た。

「ありがとう。かなり撮れたから、学校に持っていくね」

「撮ってもらうのは前から好きだったから、久々に興奮しちゃったわ...」

そう言うと、ママの部屋から、雑誌やDVDを持ってきて

「これママの。あげるから参考にして」

って言ってボクにくれた。


授業では、みんなそれぞれ、思い思いのヌードを撮ってきていた。

優奈ちゃんも、めっちゃ可愛らしい感じで撮ってた。

ママはもともとプロのモデルだったみたいだから

「被写体の良さをひきだしている」

って言って先生も評価してくれて、みんなからも好評だった。


家に帰ってから、ママの出てる雑誌やDVDを観てみた。

ママを観ながら、ボクも裸になって、ママと同じような格好をいっしょにやってみた。

だんだんえっちな気持ちになってきた。

親子だから、やっぱり、なんとなく似ているのかなあ~って思った。

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