最後までスラスラと読みやすい文体と構成でした。何度も頭の中で整理して進んで行く事で引きこむミステリーホラ―、読んだ事のない練られた内容に脱帽です。
凄く凝った構成になっていて何度か読み直しました。
面白い仕掛けですねぇ。
編集済
面白くて一気に読んでしまいました。
次どうなるの?どういうこと?と次話をポチると視点が入れ替わるという、なんともニクい手法。完全に翻弄されてしまいました。
素敵な時間をありがとうございました。
編集済
うん、何度読んでも誰がどうしたかわかりませんでした。第一話から既に謎がちりばめられていて、最後まで誰がいつ死んだのか、というか死んだ後も死んだのか、よくわからないのです。
エピローグのベッドで横たわる女性も死んでいるのか生きているのか。
謎、謎、謎でした。
気になって仕方がありませんが、明かされないのも味わいなのでしょう。
ともかく、面白かったのは間違いないです。
ここでタイトルに繋がるのですね!
生者を殺すと愛憎がひっくり返る、というのは分かる気がします。
こんにちは(*'▽'*)
一通り読み、もう一度読み直してはじめて登場人物達に起こっている事が理解できる流れに息を呑みました。
視点が次々と変わっていくのも、読み手の混乱を誘っているように見えて、あとではっとさせられるのが小気味良いです。
生者と死人のルールが悲しみの連鎖を生んでいる中で、七海は空を無事救えたのか…。
生きているのか死んでいるのか、文面からはどちらともとれて、不思議な余韻ですね。
面白いお話をありがとうございましたm(_ _)m
生者と死人。
その間に生じているルール。
それらを組み込ませながら進んでいくお話に惑いつつ、読ませて頂きました。
死してなお、友人を思う七海ちゃんが健気ですね。
そんな彼女からの願いを受けた空ちゃんは生者なのか死人なのか。
不可思議な世界を漂う時間を頂きました。
面白かったで、ありがとうございました。
誰が死んでいて、誰が生きているのかわからなくて、もう一度読み返してみたら主要な登場人物がみんな死んでました(笑)
第1話、第2話の展開、特に最後の一文の引きが強くて、グイッと引き込まれました。
謎解きという意味でのミステリーとして読むと重要な情報の後出しがアンフェアに感じたので、個人的にはホラーと割り切った方が楽しめました。
ジャンルはホラーなんじゃないかと思いながら序盤を読み、その後、死人の設定と語り手を代えていくという手法で組み立てた、ああやっぱりミステリーになるのかと、なかなかおもしろい構成だと興味深く読ませていただきました。
死人が生者を殺せるという設定に、登場人物たちの裏の顔。
犯人は誰なのか、誰が誰を狙ったのかなど、どんどん引き込まれました。
そして最後にまた、謎を持ってくる。
凄いと思いました。
南雲ぜんいち様
拙作をお読みくださり、評価までありがとうございました。
本作の各話の引きが良いですね。ゾクッとさせられながら続きが気になるオチで最後まで読んでしまいました。
死人が生者を殺すと自分の縁者を殺したくなってしまうというのは、呪いというかどんどん数珠つなぎで終わらない恐怖みたいのがありますね。
面白かったです。
編集済
こんばんは。はじめまして。
死んだ人が生きている人を殺すと、大事な人に忘れられて、自分が殺す側になる。
とっても理不尽で悲しい設定です。
どうなるのか気になって、読み進めてしまいました。
お母さんと友達のおかげで空さんは生きているけれど、それが幸せなのか、良かったのかはわからないなぁ…と、思います。
(それと、冒頭の父親を懲らしめてくれる強い霊が出て来て欲しかったー)
幽霊のような死人が同類である死人を殺せる
という斬新な設定に驚きました。
そして、それぞれの視点をうまく生かして
謎をどんどん深めていく手法はさすがです。
語り口のうまさのおかげで
引き込まれるように、読めました。
凄く哀しい物語ですね。
これからも、頑張って書いて下さい。